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公開番号2025097638
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213940
出願日2023-12-19
発明の名称車両用表示システム
出願人AGC株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類B60K 35/23 20240101AFI20250624BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の運転者が、少ない視線移動でより多くの情報を認識できる車両用表示システムを提供すること。
【解決手段】本車両用表示システムは、光源と、隠蔽層を備えた車両用窓ガラスと、を有し、前記車両用窓ガラスには、平面視で前記隠蔽層と重なり、かつ前記光源から光を照射可能な位置に第1表示領域及び第2表示領域が画定され、前記第1表示領域は、アイボックスの中心から運転視線中心を視たときの立体角が50度の範囲に含まれ、前記第2表示領域は、前記アイボックスの中心から前記運転視線中心を視たときの立体角が100度の範囲に含まれる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
光源と、隠蔽層を備えた車両用窓ガラスと、を有し、
前記車両用窓ガラスには、
平面視で前記隠蔽層と重なり、かつ前記光源から光を照射可能な位置に第1表示領域及び第2表示領域が画定され、
前記第1表示領域は、アイボックスの中心から運転視線中心を視たときの立体角が50度の範囲に含まれ、
前記第2表示領域は、前記アイボックスの中心から前記運転視線中心を視たときの立体角が100度の範囲に含まれる、車両用表示システム。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記第1表示領域には、運転者の認識に時間がかかってもよい情報を含む光が照射され、
前記第2表示領域には、運転者の認識に時間がかかってはいけない情報を含む光が照射される、請求項1に記載の車両用表示システム。
【請求項3】
前記第1表示領域及び前記第2表示領域は、前記車両用窓ガラスの下辺領域に画定されている、請求項1又は2に記載の車両用表示システム。
【請求項4】
前記第2表示領域は、前記車両用窓ガラスの側辺領域に画定されている、請求項1又は2に記載の車両用表示システム。
【請求項5】
前記光源は、P偏光又はS偏光の光を出射する、請求項1又は2に記載の車両用表示システム。
【請求項6】
前記光源を複数個有する、請求項1又は2に記載の車両用表示システム。
【請求項7】
前記隠蔽層は、着色セラミック層、着色中間膜、又は着色フィルムである、請求項1又は2に記載の車両用表示システム。
【請求項8】
前記第1表示領域及び/又は前記第2表示領域には、前記光源から照射される光を反射する光学反射層が設けられている、請求項1又は2に記載の車両用表示システム。
【請求項9】
前記第1表示領域の水平方向の幅は、10mm以上500mm以下である、請求項1又は2に記載の車両用表示システム。
【請求項10】
前記第2表示領域の水平方向の幅は、10mm以上650mm以下である、請求項1又は2に記載の車両用表示システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用表示システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
車両に搭載されるヘッドアップディスプレイ(以下、HUDとも言う。)において、HUD像の視認性向上が求められており、この要求を達成するための様々な技術が検討されている。一例として、車両用窓ガラスの下辺領域に設けられる隠蔽層に映像を投影する技術が挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2023/138830号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スピードメーター等の情報は、隠蔽層上において、できるだけ車両の運転者の運転視線中心に近い位置に投影することが望ましいが、隠蔽層は縦方向の幅が狭く横長であるため、多くの情報を投影するには、隠蔽層上において横方向へ情報を展開する必要がある。
【0005】
しかし、横方向へ情報を展開すると、一部の情報は運転視線中心から離れてしまうため、運転者が情報を認識するためには、前方から視線を外さなければならず、安全上の課題がある。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、車両の運転者が、少ない視線移動でより多くの情報を認識できる車両用表示システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
開示の一実施態様にかかる車両用表示システムは、光源と、隠蔽層を備えた車両用窓ガラスと、を有し、前記車両用窓ガラスには、平面視で前記隠蔽層と重なり、かつ前記光源から光を照射可能な位置に第1表示領域及び第2表示領域が画定され、前記第1表示領域は、アイボックスの中心から運転視線中心を視たときの立体角が50度の範囲に含まれ、前記第2表示領域は、前記アイボックスの中心から前記運転視線中心を視たときの立体角が100度の範囲に含まれる。
【発明の効果】
【0008】
開示の一実施態様によれば、車両の運転者が、少ない視線移動でより多くの情報を認識できる車両用表示システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態にかかる車両用表示システムを例示する模式図である。
車両用表示システム1に用いる車両用窓ガラスを例示する図である。
第1表示領域及び第2表示領域の位置について説明する図(その1)である。
第1表示領域及び第2表示領域の位置について説明する図(その2)である。
車両用表示システム1に用いる車両用窓ガラスの変形例1を示す断面図である。
車両用表示システム1に用いる車両用窓ガラスの変形例2を示す断面図である。
車両用表示システム1に用いる車両用窓ガラスの変形例3を示す図である。
車両用表示システム1に用いる車両用窓ガラスの変形例4を示す図である。
車両用表示システム1に用いる車両用窓ガラスの変形例5を示す図である。
車両用表示システムの変形例を示す模式図である。
車両用表示システムの変形例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。また、各図面において、本発明の内容を理解しやすいように、大きさや形状を一部誇張している場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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