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公開番号2025103598
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221090
出願日2023-12-27
発明の名称太陽電池モジュール、及び太陽電池モジュールの製造方法
出願人AGC株式会社
代理人個人
主分類H10F 19/00 20250101AFI20250702BHJP()
要約【課題】太陽電池モジュールに設けられた配線によって意匠性が損なわれることを抑制可能な太陽電池モジュールを提供すること。
【解決手段】本発明の一態様にかかる太陽電池モジュール1は、第1透光部材11と、第1透光部材11と対向するように配置された第2透光部材12と、第1透光部材11と第2透光部材12との間に配置された中間接着膜13と、第1透光部材11と第2透光部材12との間に配置された複数の太陽光発電セル15と、複数の太陽光発電セル15を電気的に接続している導電性接着剤からなる配線パターン21と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1透光部材と、
前記第1透光部材と対向するように配置された第2透光部材と、
前記第1透光部材と前記第2透光部材との間に配置された中間接着膜と、
前記第1透光部材と前記第2透光部材との間に配置された複数の太陽光発電セルと、
前記複数の太陽光発電セルを電気的に接続している導電性接着剤からなる配線パターンと、を備える、
太陽電池モジュール。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記配線パターンは、前記複数の太陽光発電セルを前記第1透光部材に接着している、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
【請求項3】
前記太陽光発電セルの各々は、前記第1透光部材側に正極及び負極を備えるバックコンタクト型の太陽光発電セルであり、
前記配線パターンは、前記太陽光発電セルの前記正極及び前記負極と対応する位置に設けられている、
請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
【請求項4】
前記導電性接着剤は透明な導電性接着剤である、請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
【請求項5】
前記配線パターンと接続され、前記複数の太陽光発電セルで発電された電力を取り出すバスバー配線を更に備える、請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
【請求項6】
前記バスバー配線は、前記複数の太陽光発電セルが配置されている位置の周囲に配置されており、
前記太陽電池モジュールの外縁には、前記太陽電池モジュールを支持する支持部材が設けられており、
前記太陽電池モジュールを平面視した際、前記バスバー配線と前記支持部材とが互いに重なるように配置されている、
請求項5に記載の太陽電池モジュール。
【請求項7】
前記第1透光部材及び前記第2透光部材がガラス板で構成されている、請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
【請求項8】
第1透光部材の上、または前記第1透光部材の上に形成された中間接着膜の上に、導電性接着剤を用いて配線パターンを形成する工程と、
前記導電性接着剤の上に複数の太陽光発電セルを配置し、前記複数の太陽光発電セルと前記配線パターンとを電気的に接続する工程と、
前記第1透光部材と第2透光部材との間に配置された中間接着膜を用いて前記第1透光部材と前記第2透光部材を接着する工程と、を備える、
太陽電池モジュールの製造方法。
【請求項9】
前記配線パターンを形成する工程は、前記導電性接着剤を用いて前記第1透光部材の上に配線パターンを形成する工程であり、
前記複数の太陽光発電セルは前記導電性接着剤を用いて前記第1透光部材の上に接着される、
請求項8に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
【請求項10】
前記太陽光発電セルの各々は、前記第1透光部材側に正極及び負極を備えるバックコンタクト型の太陽光発電セルであり、
前記導電性接着剤を用いて配線パターンを形成する際、前記導電性接着剤の配線パターンが、前記太陽光発電セルの前記正極及び前記負極と対応する位置となるように前記配線パターンを形成する、
請求項8または9に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽電池モジュール、及び太陽電池モジュールの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、自然エネルギーを利用するために、太陽光発電セルが設けられた太陽電池モジュールの利用が進められている。特に、合わせガラスの内部に太陽光発電セルが設けられた太陽電池モジュールが広く利用されている。
【0003】
特許文献1には、太陽電池に着色を付与して意匠性を高め、周囲との調和を図ることが可能な太陽電池に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-53298号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
背景技術で説明したように、近年、合わせガラスの内部に太陽光発電セルが設けられた太陽電池モジュールが広く利用されている。合わせガラスの内部に設けられた太陽光発電セルは、配線(インターコネクタ)を用いて互いに電気的に接続されている。
【0006】
しかしながら、このような配線は一般的に金属材料を用いて構成されている。このため、太陽電池モジュールを建築物の窓ガラスなどに用いた場合は、太陽光が配線で反射して建築物の意匠性が損なわれるという問題がある。
【0007】
上記課題に鑑み本発明の目的は、太陽電池モジュールに設けられた配線によって意匠性が損なわれることを抑制可能な太陽電池モジュールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様にかかる太陽電池モジュール、及び太陽電池モジュールの製造方法は下記の通りである。
【0009】
[1]
第1透光部材と、
前記第1透光部材と対向するように配置された第2透光部材と、
前記第1透光部材と前記第2透光部材との間に配置された中間接着膜と、
前記第1透光部材と前記第2透光部材との間に配置された複数の太陽光発電セルと、
前記複数の太陽光発電セルを電気的に接続している導電性接着剤からなる配線パターンと、を備える、
太陽電池モジュール。
【0010】
[2]
前記配線パターンは、前記複数の太陽光発電セルを前記第1透光部材に接着している、[1]に記載の太陽電池モジュール。
(【0011】以降は省略されています)

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