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公開番号
2025095995
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023212426
出願日
2023-12-15
発明の名称
組成物
出願人
AGC株式会社
,
国立大学法人 東京大学
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
C09K
5/04 20060101AFI20250619BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】絶縁媒体、又は、冷媒として有用な新規な組成物を提供する。
【解決手段】ヘキサフルオロアゾメタンと、ヒドロフルオロカーボン、ヒドロフルオロオレフィン、ヒドロクロロフルオロオレフィン、クロロフルオロオレフィン、パーフルオロオレフィン、窒素、酸素、及び二酸化炭素からなる群より選択される少なくとも1種の物質と、を含む組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ヘキサフルオロアゾメタンと、
ヒドロフルオロカーボン、ヒドロフルオロオレフィン、ヒドロクロロフルオロオレフィン、クロロフルオロオレフィン、パーフルオロオレフィン、窒素、酸素、及び二酸化炭素からなる群より選択される少なくとも1種の物質と、
を含む組成物。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記物質は、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンを含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記物質は、さらにジフルオロメタン、フルオロエタン、1,1-ジフルオロエタン、1,1,1,2-テトラフルオロエタン、1,1,2,2-テトラフルオロエタン、1,1,1,2-テトラフルオロプロパン、1,1,1,2,3-ペンタフルオロプロパン、3,3,3-トリフルオロプロペン、1,1,1,3,3-ペンタフルオロプロペン、1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン、(E)-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン、(Z)-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン、酸素、及び二酸化炭素から選ばれる少なくとも1種を含む、請求項2に記載の組成物。
【請求項4】
前記物質は、ジフルオロメタンを含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
前記物質は、さらにフルオロエタン、1,1-ジフルオロエタン、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペン、1,1,1,2-テトラフルオロエタン、1,1,2,2-テトラフルオロエタン、1,1,1,2-テトラフルオロプロパン、1,1,1,2,3-ペンタフルオロプロパン、3,3,3-トリフルオロプロペン、1,1,1,3,3-ペンタフルオロプロペン、1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン、(E)-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン、(Z)-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン、酸素、及び二酸化炭素から選ばれる少なくとも1種を含む、請求項4に記載の組成物。
【請求項6】
前記物質は、1,1-ジフルオロエタンを含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項7】
前記物質は、さらにジフルオロメタン、フルオロエタン、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペン、1,1,1,2-テトラフルオロエタン、1,1,2,2-テトラフルオロエタン、1,1,1,2-テトラフルオロプロパン、1,1,1,2,3-ペンタフルオロプロパン、3,3,3-トリフルオロプロペン、1,1,1,3,3-ペンタフルオロプロペン、1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン、(E)-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン、(Z)-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン、酸素、及び二酸化炭素から選ばれる少なくとも1種を含む、請求項6に記載の組成物。
【請求項8】
前記ヘキサフルオロアゾメタンの含有量は、前記組成物の全量に対して、10~95質量%である、請求項1~7のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項9】
絶縁媒体として用いられる、請求項1~7のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項10】
冷媒として用いられる、請求項1~7のいずれか1項に記載の組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、組成物に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
六フッ化硫黄は、優れた絶縁性能を有することから、ガス絶縁開閉装置、ガス遮断器等の絶縁媒体として広く用いられてきた。しかし、六フッ化硫黄は、地球温暖化係数が高いことから、代替が望まれている。
例えば、特許文献1には、ヘキサフルオロアゾメタンが絶縁性能を有することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第4175048号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示はこのような事情に鑑みてなされたものであり、本発明の一実施形態が解決しようとする課題は、絶縁媒体、又は、冷媒として有用な新規な組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は以下の態様を含む。
<1>
ヘキサフルオロアゾメタンと、
ヒドロフルオロカーボン、ヒドロフルオロオレフィン、ヒドロクロロフルオロオレフィン、クロロフルオロオレフィン、パーフルオロオレフィン、窒素、酸素、及び二酸化炭素からなる群より選択される少なくとも1種の物質と、
を含む組成物。
<2>
物質は、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンを含む、<1>に記載の組成物。
<3>
物質は、さらにジフルオロメタン、フルオロエタン、1,1-ジフルオロエタン、1,1,1,2-テトラフルオロエタン、1,1,2,2-テトラフルオロエタン、1,1,1,2-テトラフルオロプロパン、1,1,1,2,3-ペンタフルオロプロパン、3,3,3-トリフルオロプロペン、1,1,1,3,3-ペンタフルオロプロペン、1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン、(E)-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン、(Z)-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン、酸素、及び二酸化炭素から選ばれる少なくとも1種を含む、<2>に記載の組成物。
<4>
物質は、ジフルオロメタンを含む、<1>に記載の組成物。
<5>
物質は、さらにフルオロエタン、1,1-ジフルオロエタン、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペン、1,1,1,2-テトラフルオロエタン、1,1,2,2-テトラフルオロエタン、1,1,1,2-テトラフルオロプロパン、1,1,1,2,3-ペンタフルオロプロパン、3,3,3-トリフルオロプロペン、1,1,1,3,3-ペンタフルオロプロペン、1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン、(E)-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン、(Z)-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン、酸素、及び二酸化炭素から選ばれる少なくとも1種を含む、<4>に記載の組成物。
<6>
物質は、1,1-ジフルオロエタンを含む、<1>に記載の組成物。
<7>
物質は、さらにジフルオロメタン、フルオロエタン、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペン、1,1,1,2-テトラフルオロエタン、1,1,2,2-テトラフルオロエタン、1,1,1,2-テトラフルオロプロパン、1,1,1,2,3-ペンタフルオロプロパン、3,3,3-トリフルオロプロペン、1,1,1,3,3-ペンタフルオロプロペン、1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン、(E)-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン、(Z)-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン、酸素、及び二酸化炭素から選ばれる少なくとも1種を含む、<6>に記載の組成物。
<8>
ヘキサフルオロアゾメタンの含有量は、組成物の全量に対して、10~95質量%である、<1>~<7>のいずれか1つに記載の組成物。
<9>
絶縁媒体として用いられる、<1>~<8>のいずれか1つに記載の組成物。
<10>
冷媒として用いられる、<1>~<8>のいずれか1つに記載の組成物。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、絶縁媒体、又は、冷媒として有用な新規な組成物が提供される。
【発明を実施するための形態】
【0007】
[組成物]
本開示の組成物は、ヘキサフルオロアゾメタンと、ヒドロフルオロカーボン(HFC)、ヒドロフルオロオレフィン(HFO)、ヒドロクロロフルオロオレフィン(HCFO)、クロロフルオロオレフィン(CFO)、パーフルオロオレフィン(PFO)、窒素、酸素、及び二酸化炭素からなる群より選択される少なくとも1種の物質と、を含む。
【0008】
以下、HFC、HFO、HCFO、CFO、PFO、窒素、酸素、及び二酸化炭素からなる群より選択される少なくとも1種の物質を「特定物質」ともいう。
【0009】
<ヘキサフルオロアゾメタン>
本開示の組成物は、ヘキサフルオロアゾメタンを含む。
ヘキサフルオロアゾメタンは、例えば、有機溶媒中、臭化シアンとテトラブチルアンモニウムトリブロミドとを混合した後、フッ化銀と反応させることによって得られる。
溶媒としては、例えば、アセトニトリル、クロロホルム、及びジクロロメタンが挙げられる。
【0010】
本開示の組成物に含まれるヘキサフルオロアゾメタンは、Z体であってもよく、E体であってもよく、Z体とE体の混合物であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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