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公開番号
2025034794
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141416
出願日
2023-08-31
発明の名称
ステージカー
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
主分類
B60P
3/00 20060101AFI20250306BHJP(車両一般)
要約
【課題】ステージでの演出効果を高めるとともに、ステージ全体のイメージを向上させることができるステージカーを提供すること。
【解決手段】車両の左側面パネル(又は右側面パネル)を開放して荷台収容空間をステージとして使用するステージカー。荷台収容空間内に支持フレーム構造70が設けられ、この支持フレーム構造70は、前左支柱72、前右支柱74、後左支柱76及び後右支柱78を備え、前左支柱72及び後左支柱76(又は前右支柱74及び後右支柱78)間に第1接続部材82が接続され、第1接続部材82から片側に前接続部材86に向けて第1レール部材96が設けられ、また第1接続部材82から他側に後接続部材88に向けて第2レール部材98が設けられ、第1レール部材96に第1カーテン92が開閉自在に取り付けられ、第2レール部材98に第2カーテン94が開閉自在に取り付けられる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の荷台の前面、後面、左側面、右側面及び天面を覆う前面パネル、後面パネル、左側面パネル、右側面パネル及び天面パネルを備え、前記前面パネル、前記後面パネル、前記左側面パネル、前記右側面パネル及び前記天面パネルによって荷台収容空間を規定し、少なくとも前記左側面パネル又は前記右側面パネルを開放して前記荷台収容空間をステージとして使用するステージカーであって、
前記荷台収容空間内に支持フレーム構造が設けられ、前記支持フレーム構造は、前記荷台収容空間の四角部に配置された前左支柱、前右支柱、後左支柱及び後右支柱を備え、前記前左支柱及び前記後左支柱の上端部間又は前記前右支柱及び前記後右支柱の上端部間に第1接続部材が接続され、前記前左支柱及び前記前右支柱の上端部間に前接続部材が接続され、前記後左支柱及び前記後右支柱の上端部間に後接続部材が接続されており、
前記第1接続部材から片側に前記前接続部材に向けて第1レール部材が設けられ、前記第1接続部材から他側に前記後接続部材に向けて第2レール部材が設けられ、前記第1レール部材に第1カーテンが開閉自在に取り付けられ、前記第2レール部材に第2カーテンが開閉自在に取り付けられていることを特徴とするステージカー。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記第1及び第2レール部材は、前記第1接続部材にその長手方向に直交する垂直方向に並列的に取り付けられ、前記第1及び第2レール部材の対向する開口側端部は、前記垂直方向に所定範囲にわたって相互に重なっており、前記第1及び第2カーテン部材が閉状態のときには、前記第1及び第2カーテン部材の開口側端部が前記垂直方向に重なることを特徴とする請求項1に記載のステージカー。
【請求項3】
前記第1及び第2カーテン部材を開閉方向に移動させるための開閉駆動機構が更に設けられ、前記開閉駆動機構は、前記第1接続部材に取り付けられたベース支持部材と、前記第1及び第2カーテンを同時に開閉する開閉機構とを備え、前記開閉機構は、前記ベース支持部材に間隔をおいて配設された一対の回転部材と、前記一対の回転部材間に巻き掛けられた無端状部材と、前記無端状部材を往復移動させるための駆動源とを含み、前記第1カーテンの一部は、前記無端状部材の片側走行部又は他側走行部の移動に関連して開閉され、前記第2カーテンの一部は、前記無端状部材の他側走行部又は片側走行部の移動に関連して開閉されることを特徴とする請求項2に記載のステージカー。
【請求項4】
前記第1カーテンの開方向の所定範囲にわたって複数の第1移動部材が配設され、前記複数の第1移動部材が第1移動連結部材を介して連結された状態で前記第1レールに支持され、前記複数の第1移動部材のうち最先端側の第1移動部材が前記第1カーテンの上端部に取り付けられ、それらの最後端側の第1移動部材が前記開閉駆動機構の前記無端状部材の前記片側走行部又は他側走行部に連結されており、また前記第2カーテンの開方向の所定範囲にわたって複数の第2移動部材が配設され、前記複数の第2移動部材が第2移動連結部材を介して連結された状態で前記第2レールに支持され、前記複数の第2移動部材のうち最先端側の第2移動部材が前記第2カーテンの上端部に取り付けられ、それらの最後端側の第2移動部材が前記開閉駆動機構の前記無端状部材の前記他側走行部又は片側走行部に連結されていることを特徴とする請求項3に記載のステージカー。
【請求項5】
前記複数の第1移動部材はそれぞれ、前記第1レール部材の第1支持部に沿って移動される第1移動本体と、前記第1レール部材の前記第1支持部を上下方向から挟持する第1上ローラ手段及び第1下ローラ手段を有し、前記最先端側の第1移動部材の前記第1移動本体が第1カーテン取付部材を介して前記第1カーテンの上端部に取り付けられ、前記最後端側の第1移動部材の前記第1移動本体が第1駆動連結部材を介して前記開閉駆動機構の前記無端状部材の前記片側走行部又は他側走行部に連結され、また前記最先端側の第2移動部材の前記第2移動本体が第2カーテン取付部材を介して前記第2カーテンの上端部に取り付けられ、前記最後端側の第2移動部材の前記第2移動本体が第2駆動連結部材を介して前記開閉駆動機構の前記無端状部材の前記他側走行部又は片側走行部に連結されていることを特徴とする請求項4に記載のステージカー。
【請求項6】
前記第1及び第2カーテン部材を開閉方向に移動させるための開閉駆動機構が更に設けられ、前記開閉駆動機構は、前記第1カーテンを開閉する第1開閉機構と、前記第2カーテンを開閉する第2開閉機構とを含み、前記第1開閉機構は、前記第1接続部材の片側に間隔をおいて配設された一対の第1回転部材と、前記一対の第1回転部材間に巻き掛けられた第1無端状部材と、前記第1無端状部材を往復移動させるための第1駆動源とを含み、前記第1カーテンの一部が前記第1無端状部材に関連して連結されており、また前記第2開閉機構は、前記第1接続部材の他側において間隔をおいて配設された一対の第2回転部材と、前記一対の第2回転部材間に巻き掛けられた第2無端状部材と、前記第2無端状部材を往復移動させるための第2駆動源とを含み、前記第2カーテンの一部が前記第2無端状部材に関連して連結されていることを特徴とする請求項3に記載のステージカー。
【請求項7】
前記前右支柱及び前記後右支柱の上端部間又は前記前左支柱及び前記後左支柱の上端部間に第2接続部材及び/又は取付接続部材が接続され、前記第2接続部材及び/又は取付接続部材に取付けレールが取り付けられ、前記取付けレールに前記ステージを照明するための照明装置が位置調整自在に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のステージカー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、公園、広場などに移動して屋外ステージなどとして利用することができるステージカーに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
トラックなどの車両をステージカーとして改造したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このようなステージカーでは、車両の荷台の前面、後面、左側面、右側面及び天面にそれぞれ前面パネル、後面パネル、左側面パネル、右側面パネル及び天面パネルが設けられ、前面パネル、後面パネル、左側面パネル、右側面パネル及び天面パネルによって荷台収容空間が規定される。また、少なくとも左側面パネル(又は右側面パネル)が開放されるように構成され、この左側面パネル(又は右側面パネル)を開放することによって、車両の荷台収容空間がステージとして使用可能となる。
【0003】
このようなステージカーとしては、所謂ウイング型トラックを用いて改造されることが多い。このウイング型トラックでは、荷台の左側の左側面パネル及び左上面パネルが左ウイング部を構成し、また荷台の右側の右側面パネル及び右上面パネルが右ウイング部を構成し、左ウイング部及び右ウイング部が荷台に開閉に構成されており、例えば左ウイング部(又は右ウイング部)を解放することによって、左側面(又は右側面)が解放されたステージとして改造することが容易となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6736194号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このようなステージカーでは、車両の荷台にステージが設けられ、このステージ上で歌ったり、演奏したりすることができ、それなりの移動ステージとして利用することができるが、ステージが常に開かれた状態にあり、それ故に、ステージ上での演出効果が充分に得られないという問題があった。
【0006】
例えば、ステージでの歌唱者(所謂、歌手)、演奏者などが交代するときに、その交代の様子が観客側から見えるようになり、次の歌唱者、演奏者などがステージ上に突然現れるという演出効果を出すことができなかった。また、歌唱者、演奏者などが交代するときに、そのステージの背景、照明などを切り換えることがあり、このようなときにおいてもステージの背景、照明の切り換えの様子が観客側が見えてしまい、ステージ全体のイメージ低下に繋がっていた。
【0007】
本発明の目的は、ステージでの演出効果を高めるとともに、ステージ全体のイメージを向上させることができるステージカーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のステージカーは、車両の荷台の前面、後面、左側面、右側面及び天面を覆う前面パネル、後面パネル、左側面パネル、右側面パネル及び天面パネルを備え、前記前面パネル、前記後面パネル、前記左側面パネル、前記右側面パネル及び前記天面パネルによって荷台収容空間を規定し、少なくとも前記左側面パネル又は前記右側面パネルを開放して前記荷台収容空間をステージとして使用するステージカーであって、
前記荷台収容空間内に支持フレーム構造が設けられ、前記支持フレーム構造は、前記荷台収容空間の四角部に配置された前左支柱、前右支柱、後左支柱及び後右支柱を備え、前記前左支柱及び前記後左支柱の上端部間又は前記前右支柱及び前記後右支柱の上端部間に第1接続部材が接続され、前記前左支柱及び前記前右支柱の上端部間に前接続部材が接続され、前記後左支柱及び前記後右支柱の上端部間に後接続部材が接続されており、
前記第1接続部材から片側に前接続部材に向けて第1レール部材が設けられ、前記第1接続部材から他側に前記後接続部材に向けて第2レール部材が設けられ、前記第1レール部材に第1カーテンが開閉自在に取り付けられ、前記第2レール部材に第2カーテンが開閉自在に取り付けられていることを特徴とする。
【0009】
このようなステージカーにおいては、第1及び第2レール部材を第1接続部材にその長手方向に直交する垂直方向に並列的に取り付け、第1及び第2レール部材の対向する開口側端部をこの垂直方向に所定範囲にわたって相互に重なるように構成するのが好ましい。このように構成することにより、第1及び第2カーテン部材の閉状態において、それらの開口側端部をこの垂直方向に重ねることができ、これによって、観客側から第1及び第2カーテン間の隙間を通して見えるのを防止することができる。
【0010】
また、第1及び第2カーテン部材を開閉方向に移動させるための開閉駆動機構を設け、この開閉駆動機構の開閉機構を一対の回転部材及びこれら回転部材間に巻き掛けられた無端状部材から構成し、第1カーテンの一部を無端状部材の片側走行部(又は他側走行部)に関連して連結し、第2カーテンの一部を無端状部材の他側走行部(又は片側走行部)に関連して連結するのが好ましい。このように構成することによって、1つの開閉機構により第1及び第2カーテンを同時に開閉制御することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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