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公開番号
2025072232
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182837
出願日
2023-10-24
発明の名称
電動車
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
B60L
53/14 20190101AFI20250430BHJP(車両一般)
要約
【課題】第1リレーから第4リレーの切替回数を低減することができる技術を提供する。
【解決手段】電動車は、電気的負荷と、1以上のバッテリユニットと、充放電ポートと、正極電源ライン及び負極電源ラインと、正極電源ライン上に設けられた第1リレーと、負極電源ライン上に設けられた第2リレーと、正極充電ラインと、負極充電ラインと、正極充電ライン上に設けられた第3リレーと、負極充電ライン上に設けられた第4リレーと、制御装置と、を備えている。制御装置は、充電、又は、放電が実行される場合に、第1リレーから第4リレーを閉成し、充電又は放電を中断するときに、第1リレーから第4リレーのうち、少なくとも一つのリレーを閉成したまま、少なくとも一つのリレーを開放する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電動車であって、
電気的負荷と、
1以上のバッテリユニットと、
外部の系統連携装置が着脱可能に接続される充放電ポートと、
前記1以上のバッテリユニットと前記電気的負荷との間を電気的に接続する正極電源ライン及び負極電源ラインと、
前記正極電源ライン上に設けられた第1リレーと、
前記負極電源ライン上に設けられた第2リレーと、
前記正極電源ラインの前記第1リレーと前記電気的負荷との間の区間から分岐して、前記充放電ポートに接続された正極充電ラインと、
前記負極電源ラインの前記第2リレーと前記電気的負荷との間の区間から分岐して、前記充放電ポートに接続された負極充電ラインと、
前記正極充電ライン上に設けられた第3リレーと、
前記負極充電ライン上に設けられた第4リレーと、
前記第1リレーから前記第4リレーの動作を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記系統連携装置から前記1以上のバッテリユニットへの充電電力の供給を受け付ける充電、又は、前記1以上のバッテリユニットから前記系統連携装置へ放電電力を供給する放電が実行される場合に、前記第1リレーから前記第4リレーを閉成し、
前記充電又は前記放電を中断するときに、前記第1リレーから前記第4リレーのうち、少なくとも一つのリレーを閉成したまま、少なくとも一つのリレーを開放する、
電動車。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、前記充電又は前記放電を中断するときに、前記第1リレーから前記第4リレーのうち、三つのリレーを閉成したまま、一つのリレーを開放する、請求項1に記載の電動車。
【請求項3】
前記制御装置は、前記充電又は前記放電を中断する度に、前記第1リレーから前記第4リレーの中で閉成するリレーを変更する、請求項2に記載の電動車。
【請求項4】
前記正極電源ライン及び前記負極電源ラインに対して前記1以上のバッテリユニットを電気的に接続する接続回路をさらに備え、
前記1以上のバッテリユニットは、複数のバッテリユニットを含み、
前記接続回路は、前記正極電源ライン及び前記負極電源ラインに対して、前記複数のバッテリユニットが直接に接続される直列回路と、前記複数のバッテリユニットが並列に接続される並列回路とを選択的に形成可能であり、
前記制御装置は、前記充電又は前記放電を中断するときに、前記第1リレー及び前記第3リレーのうちの一方を閉成したまま他方を開放するとともに、前記第2リレー及び前記第4リレーのうちの一方を閉成したまま他方を開放する、請求項1に記載の電動車。
【請求項5】
前記制御装置は、前記充電又は前記放電を中断する度に、前記第1リレーと前記第3リレーとの間で閉成するリレーを変更する、及び/又は、前記第2リレーと前記第4リレーとの間で閉成するリレーを変更する、請求項4に記載の電動車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示の技術は、電動車に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、バッテリユニットと、外部の系統連携装置が着脱可能に接続される充放電ポートと、バッテリユニットと電気的負荷との間を電気的に接続する正極電源ライン及び負極電源ラインと、正極電源ライン上に設けられた第1リレーと、負極電源ライン上に設けられた第2リレーと、正極電源ラインの第1リレーと電気的負荷との間の区間から分岐して、充放電ポートに接続された正極充電ラインと、負極電源ラインの第2リレーと電気的負荷との間の区間から分岐して、充放電ポートに接続された負極充電ラインと、正極充電ライン上に設けられた第3リレーと、負極充電ライン上に設けられた第4リレーと、第1リレーから第4リレーの動作を制御する制御装置と、を備える電動車が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-128829号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の電動車において、充電又は放電が中断されることがある。充電又は放電が中断している状態においては、バッテリユニットと系統連携装置との間の電気的な接続が遮断されていることが望ましい。このような状況を実現するために、第1リレーから第4リレーの全てを開放する構成が考えられる。しかしながら、充電又は放電が中断される度に第1リレーから第4リレーの全てが開放されると、各リレーの切替回数が多くなってしまう。
【0005】
本明細書では、第1リレーから第4リレーの切替回数を低減することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書が開示する第1の態様では、電動車は、電気的負荷と、1以上のバッテリユニットと、外部の系統連携装置が着脱可能に接続される充放電ポートと、前記1以上のバッテリユニットと前記電気的負荷との間を電気的に接続する正極電源ライン及び負極電源ラインと、前記正極電源ライン上に設けられた第1リレーと、前記負極電源ライン上に設けられた第2リレーと、前記正極電源ラインの前記第1リレーと前記電気的負荷との間の区間から分岐して、前記充放電ポートに接続された正極充電ラインと、前記負極電源ラインの前記第2リレーと前記電気的負荷との間の区間から分岐して、前記充放電ポートに接続された負極充電ラインと、前記正極充電ライン上に設けられた第3リレーと、前記負極充電ライン上に設けられた第4リレーと、前記第1リレーから前記第4リレーの動作を制御する制御装置と、を備えている。前記制御装置は、前記系統連携装置から前記1以上のバッテリユニットへの充電電力の供給を受け付ける充電、又は、前記1以上のバッテリユニットから前記系統連携装置へ放電電力を供給する放電が実行される場合に、前記第1リレーから前記第4リレーを閉成し、前記充電又は前記放電を中断するときに、前記第1リレーから前記第4リレーのうち、少なくとも一つのリレーを閉成したまま、少なくとも一つのリレーを開放する。
【0007】
上記の構成によると、制御装置は、充電又は放電を中断するときに、第1リレーから第4リレーのうち、少なくとも一つのリレーを閉成したまま、少なくとも一つのリレーを開放する。このため、充電又は放電を中断するときに、全てのリレーを開放する構成と比較して、第1リレーから第4リレーの切替回数を低減することができる。
【0008】
第2の態様では、上記第1の態様において、前記制御装置は、前記充電又は前記放電を中断するときに、前記第1リレーから前記第4リレーのうち、三つのリレーを閉成したまま、一つのリレーを開放してもよい。
【0009】
上記の構成によると、充電又は放電を中断するときに、第1リレーから第4リレーのうち、二つ又は三つのリレーを開放する構成と比較して、第1リレーから第4リレーの切替回数を低減することができる。
【0010】
第3の態様では、上記第2の態様において、前記制御装置は、前記充電又は前記放電を中断する度に、前記第1リレーから前記第4リレーの中で閉成するリレーを変更してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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