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公開番号
2025070236
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180399
出願日
2023-10-19
発明の名称
配車装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
G08G
1/123 20060101AFI20250424BHJP(信号)
要約
【課題】配車車両として電動車両が利用される機会の減少を抑制することができる配車装置を提供する。
【解決手段】CPU110は、ユーザが使用するユーザ端末800から受け付けた配車予約に基づき、ユーザが選択することでインセンティブが付与される付与配車候補を含む複数の配車候補を決定する。付与配車候補は、乗車場所に配車される車両Bと、車両Bからの乗り継ぎにより降車場所まで走行する車両Cとが配車される候補である。車両Bおよび車両Cは、いずれも充電設備から充電可能な電動車両である。車両Bの航続可能距離および車両Cの航続可能距離は、いずれも乗車場所から降車場所までの走行距離よりも短く、かつ、車両Bの航続可能距離と車両Cの航続可能距離との和は、走行距離よりも長い。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
乗車場所から降車場所までの料金を支払うことによりユーザを輸送する車両を配車する配車装置であって、
前記ユーザが使用するユーザ端末から受け付けた配車予約に基づき、前記ユーザが選択することでインセンティブが付与される付与配車候補を含む複数の配車候補を決定する演算部と、
前記ユーザ端末に対して、前記演算部が決定した前記インセンティブおよび前記複数の配車候補を送信する通信部とを備え、
前記付与配車候補は、前記乗車場所に配車される第1の車両と、前記第1の車両からの乗り継ぎにより前記降車場所まで走行する第2の車両とが配車される候補であり、
前記第1の車両および前記第2の車両は、いずれも充電設備から充電可能な電動車両であり、
前記第1の車両の航続可能距離および前記第2の車両の航続可能距離は、いずれも前記乗車場所から前記降車場所までの走行距離よりも短く、かつ、前記第1の車両の航続可能距離と前記第2の車両の航続可能距離との和は、前記走行距離よりも長い、配車装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、配車装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2019-168922号公報(特許文献1)には、電動車両をタクシー車両として用いた場合における配車システムが開示されている。この配車システムでは、バッテリ残量から求まる航続可能距離にタクシー利用者の所要距離を対応させ、かつ、待機時間を考慮して、配車を行っている。これにより、電動車両の全体的な輸送効率の向上が図れるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-168922号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように、特許文献1に記載の配車システムにおいては、タクシーとして利用される車両の航続可能距離とユーザ(タクシー利用者)の所要距離とがマッチする車両を配車することを前提としている。しかしながら、ユーザの所要距離が長い場合には、比較的航続可能距離が長いエンジンを搭載した車両が配車される可能性が高くなり、電動車両の利用機会が損なわれうる。
【0005】
本開示の目的は、配車車両として電動車両が利用される機会の減少を抑制することができる配車装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の配車装置は、乗車場所から降車場所までの料金を支払うことによりユーザを輸送する車両を配車する装置である。配車装置は、演算部と、通信部とを備える。演算部は、ユーザが使用するユーザ端末から受け付けた配車予約に基づき、ユーザが選択することでインセンティブが付与される付与配車候補を含む複数の配車候補を決定する。通信部は、ユーザ端末に対して、演算部が決定したインセンティブおよび複数の配車候補を送信する。付与配車候補は、乗車場所に配車される第1の車両と、第1の車両からの乗り継ぎにより降車場所まで走行する第2の車両とが配車される候補である。第1の車両および第2の車両は、いずれも充電設備から充電可能な電動車両である。第1の車両の航続可能距離および第2の車両の航続可能距離は、いずれも乗車場所から降車場所までの走行距離よりも短く、かつ、第1の車両の航続可能距離と第2の車両の航続可能距離との和は、走行距離よりも長い。このような構成によれば、インセンティブを求めるユーザが2台の電動車両の乗り継ぎが生じる配車候補を選択することで、配車車両として電動車両が利用される機会の減少を抑制することができる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、配車車両として電動車両が利用される機会の減少を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
配車システムの全体構成を概略的に示す図である。
ユーザ端末における表示例を表す図である。
配車システムが実行する処理の処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図中、同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
【0010】
図1は、配車システム1の全体構成を概略的に示す図である。配車システム1は、複数のタクシー車両10と、配車装置100と、タクシー車両10による輸送を所望するユーザが所持するユーザ端末800とを含む。タクシー車両10、配車装置100およびユーザ端末800は、通信ネットワークを経由して通信可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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