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公開番号2025063750
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2023173194
出願日2023-10-04
発明の名称警報コントローラ
出願人東亜電子工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G08B 25/00 20060101AFI20250409BHJP(信号)
要約【課題】所望のタイミングで警戒を開始することができる警報コントローラを提供する。
【解決手段】警報コントローラは、異常を検出する検出器から取得した検出結果に基づいて、警報器を制御する制御基板と、前記制御基板に接続され、前記警報器の制御の開始又は停止を選択する選択スイッチと、前記選択スイッチが前記警報器の制御の開始を選択した場合、予め定めた第1所定時間が経過した後、前記警報器の制御を開始する第1制御方法、又は前記選択スイッチが前記警報器の制御の開始を選択した場合、前記警報器の制御を開始する第2制御方法のいずれかを指定する指定スイッチとを備える。前記制御基板は、前記指定スイッチが前記第1制御方法を指定している場合、前記第1制御方法によって前記警報器の制御を開始し、前記指定スイッチが前記第2制御方法を指定している場合、前記第2制御方法によって前記警報器の制御を開始する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
異常を検出する検出器から取得した検出結果に基づいて、警報器を制御する制御基板と、
前記制御基板に接続され、前記警報器の制御の開始又は停止を選択する選択スイッチと、
前記選択スイッチが前記警報器の制御の開始を選択した場合、予め定めた第１所定時間が経過した後、前記警報器の制御を開始する第１制御方法、又は前記選択スイッチが前記警報器の制御の開始を選択した場合、前記警報器の制御を開始する第２制御方法のいずれかを指定する指定スイッチと
を備え、
前記制御基板は、
前記指定スイッチが前記第１制御方法を指定している場合、前記第１制御方法によって前記警報器の制御を開始し、
前記指定スイッチが前記第２制御方法を指定している場合、前記第２制御方法によって前記警報器の制御を開始する
警報コントローラ。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記選択スイッチは、前記検出器の検出範囲内に配置される第１選択スイッチと、前記検出器の検出範囲外に配置される第２選択スイッチを含み、
前記第１制御方法は、前記第１選択スイッチが前記警報器の制御の開始を選択した場合、前記第１所定時間が経過した後、前記警報器の制御を開始する方法であり、
前記第２制御方法は、前記第２選択スイッチが前記警報器の制御の開始を選択した場合、前記警報器の制御を開始する方法である
請求項１に記載の警報コントローラ。
【請求項３】
前記制御基板は、
前記指定スイッチが前記第１制御方法を指定し、前記第１所定時間が経過して前記警報器の制御を開始した後に前記検出器から異常を示す検出結果を取得した場合、前記異常を示す検出結果を取得してから、予め定めた第２所定時間が経過したか否か判定する第１判定処理と、
前記第１判定処理にて前記第２所定時間が経過したと判定した場合に、前記異常を示す検出結果を取得しているか否か判定する第２判定処理と、
前記第２判定処理にて前記異常を示す検出結果を取得していると判定した場合、前記警報器を駆動させる処理と
を実行する
請求項１又は２に記載の警報コントローラ。
【請求項４】
商用電源から入力される交流電圧を直流電圧に変換する電圧変換器と、
前記電圧変換器に接続され、前記直流電圧を出力する第１出力端子と、
前記商用電源にリレー基板を介して接続される第２出力端子と
を備え、
前記第１出力端子から前記検出器に前記直流電圧が供給され、
前記検出器が異常を検出した場合、前記制御基板は前記リレー基板に制御出力信号を出力し、前記第２出力端子から前記警報器に前記商用電源の交流電圧が供給される
請求項１又は２に記載の警報コントローラ。
【請求項５】
前記警報器の駆動を繰り返すか否かを選択する第３選択スイッチを備え、
前記制御基板は、前記第３選択スイッチにて前記警報器の駆動を繰り返すことを選択している場合、予め定めた駆動時間の間、前記警報器を駆動させ、前記駆動時間の経過後、前記警報器を停止時間の間、停止させる処理を繰り返す
請求項１又は２に記載の警報コントローラ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本技術は、警報器の駆動を制御する警報コントローラに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
直列に接続され、閉ループを構成する複数の常閉センサと、警戒を開始するための警戒スイッチとを備える防犯システムが提案されている（特許文献１参照）。警戒スイッチがオンになった場合、所定の遅延時間経過後に、警戒が開始される。そのため、遅延時間内にユーザはセンサの検知範囲外に退避できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００４－１７８１０３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ユーザによっては、直ちに警戒を開始することを望む場合がある。
【０００５】
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、所望のタイミングで警戒を開始することができる警報コントローラを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一実施形態に係る警報コントローラは、異常を検出する検出器から取得した検出結果に基づいて、警報器を制御する制御基板と、前記制御基板に接続され、前記警報器の制御の開始又は停止を選択する選択スイッチと、前記選択スイッチが前記警報器の制御の開始を選択した場合、予め定めた第１所定時間が経過した後、前記警報器の制御を開始する第１制御方法、又は前記選択スイッチが前記警報器の制御の開始を選択した場合、前記警報器の制御を開始する第２制御方法のいずれかを指定する指定スイッチとを備え、前記制御基板は、前記指定スイッチが前記第１制御方法を指定している場合、前記第１制御方法によって前記警報器の制御を開始し、前記指定スイッチが前記第２制御方法を指定している場合、前記第２制御方法によって前記警報器の制御を開始する。
【０００７】
本開示の一実施形態においては、ユーザが警報器の制御の開始を選択した後、警報コントローラは、ユーザの選択に応じて、第１所定時間の経過後、警戒を開始するか、または直ちに警戒を開始する。
【０００８】
本開示の一実施形態に係る警報コントローラは、前記選択スイッチは、前記検出器の検出範囲内に配置される第１選択スイッチと、前記検出器の検出範囲外に配置される第２選択スイッチを含み、前記第１制御方法は、前記第１選択スイッチが前記警報器の制御の開始を選択した場合、前記第１所定時間が経過した後、前記警報器の制御を開始する方法であり、前記第２制御方法は、前記第２選択スイッチが前記警報器の制御の開始を選択した場合、前記警報器の制御を開始する方法である。
【０００９】
本開示の一実施形態においては、検出器の検出範囲内に配置される第１選択スイッチによって、警報器の制御の開始が選択された場合、第１所定時間の経過後、警戒を開始する。検出器の検出範囲外に配置される第２選択スイッチによって、警報器の制御の開始が選択された場合、直ちに警戒を開始する。
【００１０】
本開示の一実施形態に係る警報コントローラは、前記制御基板は、前記指定スイッチが前記第１制御方法を指定し、前記第１所定時間が経過して前記警報器の制御を開始した後に前記検出器から異常を示す検出結果を取得した場合、前記異常を示す検出結果を取得してから、予め定めた第２所定時間が経過したか否か判定する第１判定処理と、前記第１判定処理にて前記第２所定時間が経過したと判定した場合に、前記異常を示す検出結果を取得しているか否か判定する第２判定処理と、前記第２判定処理にて前記異常を示す検出結果を取得していると判定した場合、前記警報器を駆動させる処理とを実行する。
（【００１１】以降は省略されています）

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