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公開番号2025069527
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179295
出願日2023-10-18
発明の名称逆走・正走車両検出システム
出願人個人
代理人個人
主分類G08G 1/056 20060101AFI20250423BHJP(信号)
要約【課題】高速道路の逆走・正走の誤検出や判定不能を100%なくすことができる逆走・正走車両検出システムを提供することを課題とする。
【解決手段】投受光器と反射板からなる4個の光電センサからの情報を受信する送受信部と、受信した情報から逆走又は正走を判定する情報処理部とを備え、情報処理部は、受信した情報から4個の光電センサの作動が異常か正常かを判定し、光電センサからの車両検出の情報の受信時から所定の時間分を車両検出の状態をソフト的に維持させる制御をし、3個の光電センサのすべてが車両の検出情報を出力せずの非検出状態になるとソフト的に車両検出の状態であってもソフト的に車両非検出状態にする制御をし、判定対象の3個の光電センサの車両検出情報の車両検出開始時の順番と車両検出終了時の順番により車両の走行が逆走か正走かを判定する制御をする逆走・正走車両検出システムにより課題解決できた。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
一方通行の車両専用道路を走行する車両の逆走及び正走を光電センサで検出する逆走・正走車両検出システムであって、
前記車両専用道路の一方の路側に設けた、投受光器を内設した4個の投受光器内設箱を並べて固定した投受光器内設箱載設体と、
前記投受光器内設箱載設体に対向する位置であって他方の路側に設けた、反射板を内設した4個の反射板内設箱を並べて固定した反射板内設箱載設体と、
前記4個の投受光器及び4個の反射板からなる4個の光電センサからの情報を受信する送受信部、及び、前記送受信部で受信した情報から逆走又は正走を判定する情報処理部と、を有する制御盤と、を備え、
前記情報処理部は、
前記受信した情報から前記4個の光電センサの作動が異常か正常かを判定し、正常と判定した3個の光電センサを所定の順で選択する光電センサ選択ステップを実行し、
選択した3個の前記光電センサそれぞれが出力した、同一車両に対する最初の検出情報を前記送受信部が受信すると、前記最初の検出情報の受信時から、予め設定した車間距離をもとに設定した所定の時間分をタイマー設定により前記最初の検出情報をソフト的に維持させる検出情報維持ステップを実行し、
前記最初の検出情報をソフト的に維持させた状態で、前記送受信部が3個の前記光電センサそれぞれから同一車両に対する最初の検出情報を受信した順、及び、前記送受信部が3個の前記光電センサそれぞれから同一車両に対する検出情報を受信しなくなった順のうち、前記順が一方向のみとなる方の順を基にして、車両が逆走か正走かを判定する判定ステップを実行し、
逆走か正走かの前記判定ステップ後に、ソフト的に設定した前記最初の検出情報の維持のタイマー設定をリセットする検出情報維持リセットステップを実行することを特徴とする逆走・正走車両検出システム。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記投受光器に対向する前記反射板との位置関係が、投光・反射光の光線を水平方向にするようにした第一形態、又は、投光・反射光の光線を上下方向で斜めにするようにした第二形態であることを特徴とする請求項1に記載の逆走・正走車両検出システム。
【請求項3】
前記第二形態の場合に、前記投受光器を上方に前記反射板を下方に設置する場合に、前端が前記反射板内設箱の前端部近傍で後端が前記反射板内設箱の後部で前記反射板より前方に、両端が開口した筒状体を設けたことを特徴とする請求項2に記載の逆走・正走車両検出システム。
【請求項4】
前記投受光器と前記反射板との間の投光・反射光の方向を、前記車両専用道路の進行方向に対して平面視で斜め方向にすることを特徴とする請求項1又は2に記載の逆走・正走車両検出システム。
【請求項5】
前記投受光器内設箱載設体の内部及び前記反射板内設箱載設体の内部に、それぞれヒーターを内設したことを特徴とする請求項1又は2に記載の逆走・正走車両検出システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、天候の影響を受けずかつ車両の形態の影響を受けずに、一方通行の車両専用道路を逆走する車両や正走する車両を誤検出することなく安定して検出できる逆走・正走車両検出システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
高速道路などの一方通行の車両専用道路で車両が危険な逆走をすることは後を絶たない。このため、例えば特許文献1~3の逆走検出装置が開示されている。
【0003】
特許文献1には、一方通行路の出口近傍に設置され、前記一方通行路の検出領域に電波を放射し、前記検出領域内の車両からの反射波を受信する受信部と、 前記受信部から出力される一対の信号の位相を検出することにより、前記一方通行路を走行する前記車両の進行方向を識別する識別部と、 前記受信部から出力される一対の信号に基づき、前記車両の速度を測定する第1の測定部と、前記識別部の出力信号に基づき、前記車両が検出されている時間を測定する第2の測定部と、 前記第1、第2の測定部の出力信号に基づき、前記検出領域の車両走行方向の距離を測定する第3の測定部とを具備し、前記検出領域に向けて設置された少なくとも赤外線センサ、超音波センサの1つを含む検出手段と、前記識別部の出力信号を一定時間の間カウントし、カウント値が基準値を超えた場合、前記検出手段を起動する豪雨検出手段とをさらに具備する逆走防止装置が開示されている。
【0004】
特許文献2には、路側に列設され、検出範囲内における車両の存在を検出する三個以上のセンサと、 三個以上の前記センサが順行方向の下流側から上流側への順序で前記車両を検出した場合に、前記車両を検出した前記センサのうち、少なくとも二個についての検出時刻差及び距離に基づき、第一区間速度を算出する算出部と、少なくとも前記第一区間速度に基づき、逆走車両の有無を判定する判定部と、を備えた逆走警報システムが開示されている。
【0005】
特許文献3には、道路管理事務所等に設置されている中央制御装置と通信回線を介して接続され遠隔制御によって道路情報を表示する道路情報表示装置において、通常の道路情報を表示する順走車用の表示面と逆走車用の表示面とを備えた警告手段と、車両情報を取得して逆走車を検出する逆走車検出手段と、前記順走車用の表示面において前記中央制御装置よりの道路情報を表示すると共に前記逆走車検出手段よりの逆走車検出信号を受信すると前記順走車用の表示面および逆走車用の表示面で逆走車に関する表示項目を表示する表示制御手段と、から構成し、前記逆走車検出手段は、逆走車の移動方向を判定する画像処理機能を備えている逆走通報機能付き道路情報表示装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2010-267208号公報
特開2018-14042号公報
実用新案登録第3141167号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1の発明は、マイクロ波は多様な形の荷物を積載したトラックの場合は表面が凸凹があるために反射方向が拡散し検出精度が100%になりにくく誤検出するという問題があった。
【0008】
特許文献2の発明は、センサで2つの区間速度を考慮して判定するシステムであり、センサ間の間隔が数十メートルの場合もあり、センサの設置数が複数になるので設置コストが高くなり、さらに、荷物を積載したトラックの場合は表面が凸凹があるために反射方向が拡散し検出精度が100%になりにくく誤検出するという問題があった。
【0009】
特許文献3の考案は、逆走車の移動方向を画像処理機能で判定するので、豪雨や大雪などの気象条件が悪いときに判定困難になるという問題があった。
【0010】
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、高速道路の走行車両の逆走・正走の誤検出や判定不能を100%なくすことができる逆走・正走車両検出システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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