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公開番号
2025057435
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167134
出願日
2023-09-28
発明の名称
注目行動呼びかけシステム
出願人
株式会社アジラ
代理人
個人
主分類
G08B
25/00 20060101AFI20250402BHJP(信号)
要約
【課題】 映像に映った行動体の異常行動等の注目行動が検出された際に、行動体の属性等に応じて適切な呼びかけを行うことが可能な注目行動呼びかけシステムを提供する。
【解決手段】 注目行動呼びかけシステム1では、時系列画像Yに映った対象行動体Zの特徴点を検出し、記憶された特徴点の変位と、検出された特徴点の変位と、に基づき、注目行動が行われたと判定された場合に、注目行動の種類に応じた異なる呼びかけを音声により行う。但し、注目行動が行われたと判定された場合であっても、対象行動体Zの属性又は大きさが第1の所定の条件を満たす場合には、呼びかけを行わない、又は、呼びかけの内容又は態様を変更する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
撮影手段により撮影された時系列画像を取得する取得部と、
前記時系列画像に映った対象行動体の特徴点を検出する検出部と、
行動体が注目行動を行った場合の前記行動体の特徴点の変位を記憶した記憶部と、
前記記憶された特徴点の変位と、各時系列画像から検出された特徴点の変位と、に基づき、前記注目行動が行われたか否かを判定する判定部と、
前記検出された特徴点又は前記対象行動体の外観に基づき、前記対象行動体の属性又は大きさを推定する推定部と、
前記撮影手段の撮影範囲の周辺に設けられ、前記注目行動が行われたと判定された場合に、前記注目行動の種類に応じた異なる呼びかけを音声により行う呼びかけ部と、
を備え、
前記呼びかけ部は、前記注目行動が行われたと判定された場合であっても、前記属性又は大きさが第1の所定の条件を満たす場合には、前記呼びかけを行わない、又は、前記呼びかけの内容又は態様を変更することを特徴とする注目行動呼びかけシステム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
所定範囲を撮影するように設置された前記撮影手段により撮影されたサンプル映像を取得する学習側取得部と、
前記サンプル映像に映ったサンプル行動体の行動を検出する学習側検出部と、
前記学習側検出部によって検出された多数の前記行動に基づき、前記所定範囲における一又は複数の通常の行動を決定する決定部と、
を更に備え、
前記判定部は、各時系列画像から検出された特徴点の変位が前記通常の行動に相当しない場合に、前記注目行動が行われたと判定することを特徴とする請求項1に記載の注目行動呼びかけシステム。
【請求項3】
前記行われたと判定された注目行動が映った複数の時系列画像を参照して、前記行われたと判定された注目行動の危険度を個別に判定する危険度判定部を更に備え、
前記呼びかけ部は、前記注目行動が行われたと判定された場合であっても、前記属性又は大きさが前記第1の所定の条件を満たし、かつ、前記危険度が前記属性又は大きさごとに設定された第2の所定の条件を満たす場合には、前記呼びかけを行わない、又は、前記呼びかけの内容又は態様を変更することを特徴とする請求項1に記載の注目行動呼びかけシステム。
【請求項4】
前記時系列画像に映った背景を検出する背景検出部を更に備え、
前記呼びかけ部は、前記検出された背景に応じて、前記呼びかけを行わない、又は、前記呼びかけの内容又は態様を変更することを特徴とする請求項1に記載の注目行動呼びかけシステム。
【請求項5】
前記行動体の年齢又は大きさが所定の条件を満たす場合に、前記呼びかけを行わない、又は、前記呼びかけの内容又は態様を変更するか否かをユーザが設定可能な設定部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の呼びかけシステム。
【請求項6】
行動体が注目行動を行った場合の前記行動体の特徴点の変位を記憶したコンピュータで実行されるプログラムであって、
撮影手段により撮影された時系列画像を取得するステップと、
前記時系列画像に映った対象行動体の特徴点を検出するステップと、
前記記憶された特徴点の変位と、各時系列画像から検出された特徴点の変位と、に基づき、前記注目行動が行われたか否かを判定するステップと、
前記検出された特徴点又は前記対象行動体の外観に基づき、前記対象行動体の属性又は大きさを推定するステップと、
前記撮影手段の撮影範囲の周辺に設けられ、前記注目行動が行われたと判定された場合に、前記注目行動の種類に応じた異なる呼びかけを音声により行うステップと、
を備え、
前記呼びかけるステップでは、前記注目行動が行われたと判定された場合であっても、前記属性又は大きさが第1の所定の条件を満たす場合には、前記呼びかけを行わない、又は、前記呼びかけの内容又は態様を変更することを特徴とする注目行動呼びかけプログラム。
【請求項7】
行動体が注目行動を行った場合の前記行動体の特徴点の変位を記憶したコンピュータで実行される方法であって、
撮影手段により撮影された時系列画像を取得するステップと、
前記時系列画像に映った対象行動体の特徴点を検出するステップと、
前記記憶された特徴点の変位と、各時系列画像から検出された特徴点の変位と、に基づき、前記注目行動が行われたか否かを判定するステップと、
前記検出された特徴点又は前記対象行動体の外観に基づき、前記対象行動体の属性又は大きさを推定するステップと、
前記撮影手段の撮影範囲の周辺に設けられ、前記注目行動が行われたと判定された場合に、前記注目行動の種類に応じた異なる呼びかけを音声により行うステップと、
を備え、
前記呼びかけるステップでは、前記注目行動が行われたと判定された場合であっても、前記属性又は大きさが第1の所定の条件を満たす場合には、前記呼びかけを行わない、又は、前記呼びかけの内容又は態様を変更することを特徴とする注目行動呼びかけ方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、映像に映った行動体の異常行動等の注目行動が検出された際に、行動体の属性等に応じて適切な呼びかけを行うことが可能な注目行動呼びかけシステムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、時系列画像に映った行動体の行動が、予め決定された“通常の行動”と異なる場合、“通常の行動”と異なる行動を行った行動体を時系列画像の中から抽出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6525179号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記技術を用いることで、異常行動を行った行動体に対して、撮影手段の周辺に設けられた報知部から呼びかけを行うことが考えられる。
【0005】
しかしながら、例えば、子供は、異常行動と判定されるような行動を行うことが多いが、その中には、行動体が大人であれば異常行動であるが、子供であれば異常行動とは言えないようなものも存在する。このような状況で、大人でも子供でも一律に呼びかけを行ってしまうと、頻繁な呼びかけが騒音となる上に、呼びかけに対する信頼性も損ねてしまうことが考えられる。
【0006】
そこで、本発明は、映像に映った行動体の異常行動等の注目行動が検出された際に、行動体の属性等に応じて適切な呼びかけを行うことが可能な注目行動呼びかけシステムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、撮影手段により撮影された時系列画像を取得する取得部と、前記時系列画像に映った対象行動体の特徴点を検出する検出部と、行動体が注目行動を行った場合の前記行動体の特徴点の変位を記憶した記憶部と、前記記憶された特徴点の変位と、各時系列画像から検出された特徴点の変位と、に基づき、前記注目行動が行われたか否かを判定する判定部と、前記検出された特徴点又は前記対象行動体の外観に基づき、前記対象行動体の属性又は大きさを推定する推定部と、前記撮影手段の撮影範囲の周辺に設けられ、前記注目行動が行われたと判定された場合に、前記注目行動の種類に応じた異なる呼びかけを音声により行う呼びかけ部と、を備え、前記呼びかけ部は、前記注目行動が行われたと判定された場合であっても、前記属性又は大きさが第1の所定の条件を満たす場合には、前記呼びかけを行わない、又は、前記呼びかけの内容又は態様を変更することを特徴とする注目行動呼びかけシステムを提供している。
【0008】
このような構成によれば、時系列画像において対象行動体の異常行動等の注目行動が検出された際に、対象行動体の属性等に応じて適切な呼びかけを行うことが可能となる。例えば、属性が“子供”の場合には呼びかけを停止したり、属性が“老人”の場合には呼びかけの音量を上げたりすることが可能となる。
【0009】
また、本発明の別の観点では、上記注目行動呼びかけシステムに対応する注目行動呼びかけプログラム及び注目行動呼びかけ方法を提供している。
【発明の効果】
【0010】
本発明の注目行動呼びかけシステムによれば、映像に映った行動体の異常行動等の注目行動が検出された際に、行動体の属性等に応じて適切な呼びかけを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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