TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025059894
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170277
出願日
2023-09-29
発明の名称
路面監視装置
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
G08G
1/00 20060101AFI20250403BHJP(信号)
要約
【課題】精度よく道路の路面状況を把握することができる路面監視装置を提供する。
【解決手段】サーバー80は、複数の車両の走行データを取得する。サーバー80は、走行データに含まれる車両の加速度データ及び車両の位置データに基づいて、道路損傷を検出した車両の割合が所定値以上の地点を選定する。サーバー80は、選定地点を走行する車両のうち予め定めた条件と一致する車両からの走行データを取得する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の車両の走行データを取得する第1データ取得部と、
前記走行データに含まれる前記車両の加速度データ及び前記車両の位置データに基づいて、道路損傷を検出した前記車両の割合が所定値以上の地点を選定する地点選定部と、
前記地点選定部により選定された選定地点を走行する前記車両のうち、予め定めた条件と一致する前記車両からの前記走行データを取得する第2データ取得部とを備えた、
路面監視装置。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の路面監視装置において、
前記予め定めた条件は、予め定めた走行時間帯、前記車両の大きさ、前記車両の重量、前記車両の速度、天候の少なくとも1以上である、
路面監視装置。
【請求項3】
請求項1に記載の路面監視装置において、
前記第2データ取得部は、前記地点選定部が用いた前記走行データの走行日よりも後に走行した前記車両からの前記走行データを取得する、
路面監視装置。
【請求項4】
請求項1に記載の路面監視装置において、
前記第2データ取得部により取得された前記走行データに含まれる前記画像データに基づいて、前記選定地点に道路損傷が発生しているか否かを判定する判定部を備えた、
路面監視装置。
【請求項5】
請求項4に記載の路面監視装置において、
前記判定部により前記道路損傷と判定された前記選定地点について前記第2データ取得部により取得された前記走行データを提供する提供部を備えた、
路面監視装置。
【請求項6】
請求項5に記載の路面監視装置において、
前記提供部は、前記走行データの履歴を提供する、
路面監視装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、路面監視装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば様々な道路を維持管理している管理者や、道路維持管理を請け負う事業者や、損傷した道路の補修工事を請け負う施工業者などにおいては、管理対象の各道路の状況を把握しておく必要がある。したがって、各道路の管理者等は例えば定期的にパトロールを行って、路面等の状況を目視等で確認するための作業を行うのが一般的である。また、対象となる道路上に車両を実際に走行させて、路面状態を識別する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
特許文献1には、車両に搭載された加速度センサにより大きな振動を検出した地点を凹凸などの道路損傷が発生した地点とすることが記載されている。
【0004】
しかしながら、車両上で検出可能な上下方向の加速度は自車両の各車輪が実際に通過した領域だけの路面状況を反映するので、車輪が通過しなかった領域に存在する凹凸は道路損傷として検出することができない。また、路面にマンホールなどが存在する場合には、このマンホールの箇所の凹凸を損傷として誤検出する可能性があり、精度よく道路の状況を把握することができない、という問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-34486号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、精度よく道路の路面状況を把握することができる路面監視装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために、本発明に係る路面監視装置は、下記を特徴としている。
複数の車両の走行データを取得する第1データ取得部と、
前記走行データに含まれる前記車両の加速度データ及び前記車両の位置データに基づいて、道路損傷を検出した前記車両の割合が所定値以上の地点を選定する地点選定部と、
前記地点選定部により選定された選定地点を走行する前記車両のうち、予め定めた条件と一致する前記車両からの前記走行データを取得する第2データ取得部とを備えた、
路面監視装置であること。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、精度よく道路の路面状況を把握することができる路面監視装置を提供することができる。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施形態の路面監視装置を含んだ運行管理システムの一実施形態を示す構成図である。
図2は、図1に示す車載器の処理手順を示すフローチャートである。
図3は、図1に示すサーバーの処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
他の特許を見る