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公開番号2025080906
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2023194283
出願日2023-11-15
発明の名称電流遮断装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02H 3/087 20060101AFI20250520BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】バッテリの消費量を抑制して電流を適切に遮断することができる電流遮断装置を提供する。
【解決手段】電流遮断装置1は、バッテリ11からモータ12に電力を供給する電源ライン13の電流値を検知するホール素子2と、電源ライン13を遮断する遮断部3と、ホール素子2の検知信号に基づいて遮断部3を作動させて電源ライン13を遮断させる遮断制御部4と、を備え、遮断制御部4は、ホール素子2の出力電圧値に応じた電流を出力する電圧電流変換部41と、電圧電流変換部41の出力電流に応じて充電されるコンデンサ42と、コンデンサ42の電圧が閾値Vrefを越えた場合に遮断部3へ遮断信号Vcpmを出力する遮断信号出力部43と、を有するように構成されている。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
バッテリから負荷に電力を供給する電源ラインの電流値を検知するホール素子と、
前記電源ラインを遮断する遮断部と、
前記ホール素子の検知信号に基づいて前記遮断部を作動させて前記電源ラインを遮断させる遮断制御部と、を備え、
前記遮断制御部は、前記ホール素子の出力電圧値に応じた電流を出力する電圧電流変換部と、前記電圧電流変換部の出力電流に応じて充電されるコンデンサと、前記コンデンサの電圧が閾値を越えた場合に前記遮断部へ遮断信号を出力する遮断信号出力部と、を有する、
電流遮断装置。
続きを表示(約 77 文字)【請求項2】
前記遮断制御部は、前記コンデンサから一定の電流を放電させる定電流回路を更に有する、
請求項1に記載の電流遮断装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電流遮断装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電流遮断装置に関するものとして、例えば、特許文献1に記載されるように、バッテリから負荷に流れる電流を遮断する電流遮断システムが知られている。この電流遮断システムは、バッテリから負荷に流れる電流値を計測するシャント抵抗器を備え、シャント抵抗器により計測された電流値が予め設定された閾値を超えた場合にバッテリと負荷の間の母材をを切断して電流を遮断し、バッテリを保護するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-100339号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したシステムにあっては、バッテリを消費量が大きくなる点で改善の余地がある。すなわち、上述したシステムでは、電流値を計測するためにシャント抵抗器に常時電流を流す必要があり、バッテリの消費量が大きくなってしまう。
【0005】
そこで、本発明は、バッテリの消費量を抑制して電流を適切に遮断することができる電流遮断装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係る電流遮断装置は、バッテリから負荷に電力を供給する電源ラインの電流値を検知するホール素子と、前記電源ラインを遮断する遮断部と、前記ホール素子の検知信号に基づいて前記遮断部を作動させて前記電源ラインを遮断させる遮断制御部と、を備え、前記遮断制御部は、前記ホール素子の出力電圧値に応じた電流を出力する電圧電流変換部と、前記電圧電流変換部の出力電流に応じて充電されるコンデンサと、前記コンデンサの電圧が閾値を越えた場合に前記遮断部へ遮断信号を出力する遮断信号出力部と、を有するように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る電流遮断装置によれば、バッテリの消費量を抑制して電流を適切に遮断することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第一実施形態に係る電流遮断装置の構成概要を示す回路図である。
図2は、第一実施形態に係る電流遮断装置の動作を示すタイミングチャートである。
図3は、第二実施形態に係る電流遮断装置の構成概要を示す回路図である。
図4は、第二実施形態に係る電流遮断装置の動作を示すタイミングチャートである。
図5は、第三実施形態に係る電流遮断装置の構成概要を示す回路図である。
図6は、第三実施形態に係る電流遮断装置の動作を示すタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
本実施形態は、電流遮断装置に関する。図1に示すように、第一実施形態に係る電流遮断装置1は、バッテリ11からモータ12に電力を供給する電源ライン13を遮断する装置であり、モータ12を駆動源とする電気自動車又はハイブリッド車両などに搭載されて用いられる。電流遮断装置1は、例えば、高電圧用のバッテリ11に接続される電源ライン13の過電流又は短絡を検出し、その検出時に電源ライン13を遮断する。
(【0011】以降は省略されています)

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