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公開番号2025068229
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-28
出願番号2023177987
出願日2023-10-16
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/42 20060101AFI20250421BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ホルダの操作力の調整を容易に行うことができるコネクタを提供する。
【解決手段】ハウジング3と、ハウジング3に対して、仮係止位置と本係止位置との間を移動可能に組付けられるホルダ5とを備えたコネクタ1において、ハウジング3とホルダ5とのうちいずれか一方に、他方に係合してホルダ5を仮係止位置と本係止位置とで保持する突起31を複数設け、複数の突起31のホルダ5の移動方向の両側に、それぞれ傾斜面37,37を設けた。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ハウジングと、
前記ハウジングに対して、仮係止位置と本係止位置との間を移動可能に組付けられるホルダと、
を備え、
前記ハウジングと前記ホルダとのうちいずれか一方には、他方に係合して前記ホルダを仮係止位置と本係止位置とで保持する突起が複数設けられ、
複数の前記突起の前記ホルダの移動方向の両側には、それぞれ傾斜面が設けられているコネクタ。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記ハウジングと前記ホルダとのうちいずれか一方には、前記ホルダの仮係止位置において、他方に係合して前記ホルダが前記ハウジングから離脱することを防止する離脱防止部が設けられている請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記ハウジングと前記ホルダとのうちいずれか一方には、前記ホルダの本係止位置において、他方に係合して前記ホルダが仮係止位置と逆方向に移動することを規制する移動規制部が設けられている請求項1又は2に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタとしては、ハウジングと、ハウジングに対して、仮係止位置と本係止位置との間を移動可能に組付けられるホルダとを備えたものが知られている(特許文献1参照)。このコネクタでは、ハウジングに、一対の係止アームが設けられ、ホルダに、一対の係止アームの間に挿入可能なアーム受け部が設けられている。一対の係止アームの一方には、本係止突起が設けられている。アーム受け部には、ホルダの仮係止位置と本係止位置とにおいて、本係止突起に係合される突起としての本係合突起が設けられている。本係合突起は、本係止突起のホルダの移動方向の一側に係合することにより、ホルダが仮係止位置から本係止位置に移動することを規制する。一方、本係合突起は、本係止突起のホルダの移動方向の他側に係合することにより、ホルダが本係止位置から仮係止位置に移動することを規制する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-45546号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1のようなコネクタでは、ホルダの移動によって、突起の係合を解除させるために、突起のホルダの移動方向の両側が、それぞれ傾斜面で形成されている。突起の傾斜面は、例えば、傾斜角度を変更することにより、ホルダを移動させるときの操作力を調整することができる。しかしながら、上記特許文献1のようなコネクタでは、ホルダの操作力を調整する傾斜面が形成された突起が、ハウジングとホルダとの間に1つしか設けられていない。このため、ホルダの移動方向に対して、ホルダの操作力を調整するための傾斜面が1つしかなく、傾斜面の加工精度を高める必要があり、ホルダの操作力の調整が困難であった。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、ホルダの操作力の調整を容易に行うことができるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係るコネクタは、ハウジングと、前記ハウジングに対して、仮係止位置と本係止位置との間を移動可能に組付けられるホルダとを備え、前記ハウジングと前記ホルダとのうちいずれか一方には、他方に係合して前記ホルダを仮係止位置と本係止位置とで保持する突起が複数設けられ、複数の前記突起の前記ホルダの移動方向の両側には、それぞれ傾斜面が設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ホルダの操作力の調整を容易に行うことができるコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るコネクタのホルダが仮係止位置に配置されたときの斜視図である。
本実施形態に係るコネクタのホルダが本係止位置に配置されたときの斜視図である。
本実施形態に係るコネクタのホルダが仮係止位置に配置されたときの断面図である。
本実施形態に係るコネクタのホルダが本係止位置に配置されたときの断面図である。
本実施形態に係るコネクタのハウジングの斜視図である。
本実施形態に係るコネクタのホルダの斜視図である。
本実施形態に係るコネクタのホルダの斜視図である。
本実施形態に係るコネクタのホルダの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係るコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係るコネクタ1は、例えば、電源と機器、或いは機器と機器など、電気部品の間を電気的に接続するために適用される。コネクタ1は、例えば、一方の電気部品に電気的に接続され、他方の電気部品に電気的に接続された相手コネクタ(不図示)と嵌合可能となっている。コネクタ1は、相手コネクタと嵌合することにより、電気部品の間を電気的に接続する。
(【0011】以降は省略されています)

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