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公開番号
2025066425
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023176027
出願日
2023-10-11
発明の名称
コネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H01R
13/58 20060101AFI20250416BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電線の配索性に優れるコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ1は、端子金具10と、端子金具10が収容されるハウジング30と、端子金具10に接続される電線20と、を備える。ハウジング30は、相手側コネクタ2に向かう所定向きに開口して端子金具10が開口内に配置される第1開口部32と、前記所定向きに開口して電線20が開口内に挿通される第2開口部33と、第2開口部33に配置されて前記所定向きに電線20が延びるように電線20の姿勢を規制する電線規制部75と、を有する。電線20は、端子金具10の端部と第2開口部33との間において湾曲するように、ハウジング30の内部において配索され、ハウジング30は、電線20をハウジング30の内部において保持する電線保持部35,36,43を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
端子金具と、前記端子金具が収容されるハウジングと、前記端子金具に電気的に接続される電線と、を備えるコネクタであって、
前記ハウジングは、
相手側コネクタに向かう所定向きに開口して前記端子金具が開口内に配置される第1開口部と、前記所定向きに前記電線を案内するように開口して前記電線が開口内に挿通される第2開口部と、前記第2開口部に配置されて前記電線が案内される方向を規制する電線規制部と、を有する、
コネクタ。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のコネクタにおいて、
前記電線は、
前記端子金具の端部と前記第2開口部との間において湾曲するように、前記ハウジングの内部において配索され、
前記ハウジングは、
前記電線を当該ハウジングの内部において保持する電線保持部を、有する、
コネクタ。
【請求項3】
請求項1に記載のコネクタであって、
前記ハウジングの内部に配置されて前記電線が接続されるバスバと、
前記ハウジングの内部に配置されて前記バスバと前記端子金具とを接続する柔軟性導体と、を更に備える、
コネクタ。
【請求項4】
請求項1に記載のコネクタであって、
当該コネクタと前記相手側コネクタの嵌合方向に交差する方向に前記端子金具が変位可能であるように前記第1開口部の開口内に前記端子金具を配置する端子保持部を、更に備える、
コネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、端子金具と、端子金具が収容されるハウジングと、端子金具に電気的に接続される電線と、を備えるコネクタに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、車両等に搭載されるコネクタが提案されている。例えば、従来のコネクタの一つでは、コネクタが有するハウジングが、相手側コネクタに向けて開口して端子金具が配置される開口部と、端子金具に繋がる電線をハウジングの内外に挿通させる開口部と、を備えている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-082465号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来のコネクタでは、端子金具が配置される端子金具用の開口部がハウジングの一の側面に設けられ、電線がハウジングの内外に挿通される電線用の開口部がハウジングの他の側面に設けられている。ところが、コネクタから延びる電線を接続先の電気機器等に繋ぐための配索経路によっては、ハウジングの他の側面に設けられた電線用の開口部から引き出された電線を、端子金具用の開口部が設けられている一の側面に向けて大きく屈曲させる(即ち、小さな曲率半径で屈曲させる)場合がある。特に、高電圧用のコネクタのように大径の電線が用いられる場合、このように電線を屈曲させると、屈曲の作業時だけでなく屈曲された電線の配索後においても、電線の形状が弾性回復すること等に起因し、ハウジングに大きな外力が及ぶことになる。このような外力に抗するべく、例えば、専用の追加部材(例えば、外力を受け止めるプロテクタ等)を、配索経路上に設ける等の対策が求められることになる。電線の配索性を高める等の観点において、このような対策は好ましくない。
【0005】
本発明の目的の一つは、電線の配索性に優れるコネクタの提供である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記を特徴としている。
【0007】
端子金具と、前記端子金具が収容されるハウジングと、前記端子金具に電気的に接続される電線と、を備えるコネクタであって、
前記ハウジングは、
相手側コネクタに向かう所定向きに開口して前記端子金具が開口内に配置される第1開口部と、前記所定向きに前記電線を案内するように開口して前記電線が開口内に挿通される第2開口部と、前記第2開口部に配置されて前記電線が案内される方向を規制する電線規制部と、を有する、
コネクタであること。
【発明の効果】
【0008】
本発明のコネクタによれば、ハウジングは、相手側コネクタに向かう所定向きに開口して端子金具が開口内に配置される第1開口部と、その所定向きに電線を案内するように開口して電線が開口内に挿通される第2開口部と、を有する。そのため、ハウジングから電線が延びる向きと、端子金具が相手側コネクタに面する向きと、を揃えることができる。前者の向きと後者の向きとは、完全に同じであってもよいし、電線を配索する観点において実質的に両者の向きが揃っていると見なし得る程度に相違していてもよい。更に、ハウジングは、第2開口部に配置されて電線が案内される方向を規制する電線規制部を有する。そのため、コネクタから延びる電線を、上述した所定向きに容易かつ適正に配索することができる。したがって、本構成のコネクタは、上述した従来のコネクタのように専用の追加部材等を後付けすることなく、電線の配索性に優れている。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係るコネクタと、相手側コネクタと、を示す斜視図である。
図2は、図1に示すコネクタの分解斜視図である。
図3は、図1のA-A断面図である。
図4は、第1変形例に係るコネクタにおける図3に対応する図である。
図5は、第2変形例に係るコネクタにおける図3に対応する図である。
図6は、第3変形例に係るコネクタにおける図3に対応する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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