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公開番号2025076721
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188520
出願日2023-11-02
発明の名称蓄電装置
出願人トヨタ自動車株式会社,スズキ株式会社,ダイハツ工業株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/242 20210101AFI20250509BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】車両に対する蓄電装置の振動と、アッパーカバーの蓄電スタックへの接触と、の双方を抑制することが可能な蓄電装置を提供すること。
【解決手段】蓄電装置1は、複数の蓄電セル110を含む蓄電スタック100と、前記蓄電スタックを収容するロアケース200と、前記蓄電スタックをカバーするアッパーカバー300と、弾性材料からなり、前記アッパーカバーの外面に設けられた外側弾性体500と、弾性材料からなり、前記アッパーカバーの内面に設けられた内側弾性体600と、を備える。前記内側弾性体は、前記外側弾性体のばね定数よりも大きなばね定数を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の蓄電セルを含む蓄電スタックと、
前記蓄電スタックを収容するロアケースと、
前記蓄電スタックをカバーするアッパーカバーと、
弾性材料からなり、前記アッパーカバーの外面に設けられた外側弾性体と、
弾性材料からなり、前記アッパーカバーの内面に設けられた内側弾性体と、を備え、
前記内側弾性体は、前記外側弾性体のばね定数よりも大きなばね定数を有する、蓄電装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記外側弾性体及び前記内側弾性体の一方の弾性体は、前記外側弾性体及び前記内側弾性体の他方の弾性体から識別可能な識別要素を含む、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記外側弾性体及び前記内側弾性体の各々は、平面視において長辺部と短辺部とを有する直方体形状に形成されており、
前記識別要素は、前記一方の弾性体における前記長辺部の中央部に形成された切欠きで構成されている、請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記識別要素は、前記他方の弾性体の色とは異なる色で構成されている、請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記外側弾性体及び前記内側弾性体の各々は、平面視において長辺部と短辺部とを有する直方体形状に形成されており、
前記一方の弾性体は、前記外側弾性体と前記内側弾性体とを重ね合わせたときに、平面視において前記他方の弾性体から突出する突出部を有し、
前記識別要素は、前記突出部で構成されている、請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記内側弾性体は、上下方向に前記外側弾性体と重なる位置に配置されている、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項7】
前記ロアケースは、
底壁と、
前記アッパーカバーに対して下向きに入力された荷重を前記底壁に伝達する荷重伝達部と、を有し、
前記荷重伝達部は、前記底壁から起立しているとともに、前記蓄電スタックの側方に配置されており、
前記内側弾性体は、前記荷重伝達部の上方に配置されている、請求項6に記載の蓄電装置。
【請求項8】
前記蓄電スタックを前記底壁に向けて押し付ける板材をさらに備え、
前記板材は、前記蓄電スタックと前記荷重伝達部とに跨がるように配置されており、
前記内側弾性体は、前記アッパーカバーと前記板材とに挟持されている、請求項7に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特開平10-69893号公報には、電池を収容するケースと、ケースにおける上ケースの内面に設けられたゴムスポンジと、を備えるパック電池が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-69893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特開平10-69893号公報に記載されるような蓄電装置が車両に搭載される場合、車両に対する蓄電装置の振動を低減することが求められる。また、蓄電装置に対して上方から下向きの荷重が入力された際にアッパーカバーが蓄電スタックに接触する懸念がある。
【0005】
本開示の目的は、車両に対する蓄電装置の振動と、アッパーカバーの蓄電スタックへの接触と、の双方を抑制することが可能な蓄電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面に従った蓄電装置は、複数の蓄電セルを含む蓄電スタックと、前記蓄電スタックを収容するロアケースと、前記蓄電スタックをカバーするアッパーカバーと、弾性材料からなり、前記アッパーカバーの外面に設けられた外側弾性体と、弾性材料からなり、前記アッパーカバーの内面に設けられた内側弾性体と、を備え、前記内側弾性体は、前記外側弾性体のばね定数よりも大きなばね定数を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、車両に対する蓄電装置の振動と、アッパーカバーの蓄電スタックへの接触と、の双方を抑制することが可能な蓄電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態における蓄電装置を概略的に示す斜視図である。
図1に示される蓄電装置からアッパーカバーが取り外された状態を概略的に示す斜視図である。
図1におけるIII-III線での断面図である。
外側弾性体及び内側弾性体を概略的に示す斜視図である。
外側弾性体の上面に均一な荷重が作用した際に外側弾性体に生じる応力分布のCAE解析結果を概略的に示す図である。
外側弾性体の変形例を概略的に示す平面図である。
外側弾性体の変形例を概略的に示す平面図である。
外側弾性体の変形例を概略的に示す平面図である。
外側弾性体の変形例を概略的に示す平面図である。
外側弾性体の変形例を概略的に示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態における蓄電装置を概略的に示す斜視図である。図2は、図1に示される蓄電装置の分解斜視図である。図3は、図1におけるIII-III線での断面図である。この蓄電装置1は、例えば、車両の底部10(図3を参照)に搭載される。
(【0011】以降は省略されています)

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