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公開番号
2025067104
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023176809
出願日
2023-10-12
発明の名称
車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60L
7/14 20060101AFI20250417BHJP(車両一般)
要約
【課題】バッテリの電力の入力制限が生じた場合であっても、制動力を確保することができる車両を提供する。
【解決手段】車両1は、複数のモータそれぞれの回生時に発生した電力によって充電可能なバッテリ6と、バッテリ6の電力状態に関する電力情報を検出する検出装置11と、電力情報に基づいて、バッテリ6が前記回生時に前記電力の入力制限を行っていると判定した場合、複数のモータのうち、回生の損失特性が大きいモータで回生させる制御装置12と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回生時における損失特性が異なる複数のモータと、
前記複数のモータそれぞれの回生時に発生した電力によって充電可能なバッテリと、
前記バッテリの電力状態に関する電力情報を検出する検出装置と、
前記電力情報に基づいて、前記バッテリが前記回生時に前記電力の入力制限を行っていると判定した場合、前記複数のモータのうち、回生の損失特性が大きいモータで回生させる制御装置と、
を備える、
車両。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両であって、
前記制御装置は、
前記複数のモータのうち、一つのモータで回生する場合、最も損失特性が大きいモータで回生させる、
車両。
【請求項3】
請求項2に記載の車両であって、
前記複数のモータは、
各々が永久磁石型モータまたは永久磁石を用いない磁石レスモータのどちらか一方により構成される、
車両。
【請求項4】
請求項3に記載の車両であって、
前輪を駆動するための前輪用電動機と、
後輪を駆動するための後輪用電動機と、
を備え、
前記前輪用電動機および前記後輪用電動機のうち、一方が前記永久磁石型モータにより構成され、他方が前記磁石レスモータにより構成され、
前記永久磁石型モータの回生出力は、
前記磁石レスモータの回生出力より小さく、
前記制御装置は、
前記バッテリが前記電力の入力制限を行っていると判定した場合、前記磁石レスモータのみに回生させる、
車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、前輪を駆動するための前輪用電動機および後輪を駆動するための後輪用電動機のうち、一方を永久磁石型モータによって構成し、他方を磁石レスモータによって構成した電動車両が記載されている。この電動車両は、低車速の場合に永久磁石型モータを駆動し、高速度の場合に磁石レスモータのみで駆動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-115218号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、バッテリが満充電状態または低温状態等で電力の入力制限が生じている場合において、運転者がアクセルオフし、油圧ブレーキを使用することなく、減速するとき、電動車両がモータによる回生で減速することができず、減速度が不足するという問題点があった。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、バッテリの電力の入力制限が生じた場合であっても、制動力を確保することができる車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る車両は、回生時における損失特性が異なる複数のモータと、前記複数のモータそれぞれの回生時に発生した電力によって充電可能なバッテリと、前記バッテリの電力状態に関する電力情報を検出する検出装置と、前記電力情報に基づいて、前記バッテリが前記回生時に前記電力の入力制限を行っていると判定した場合、前記複数のモータのうち、回生の損失特性が大きいモータで回生させる制御装置と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、電池入力制限が生じた場合であっても、制動力を確保することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施の形態に係る車両を模式的に示す図である。
図2は、一実施の形態に係る車両が備えるPMモータの特性とSRモータの特性を比較説明するための図である。
図3は、一実施の形態に係る車両が備える制御装置が実行する減速時に実行する処理の概要を示すフローチャートである。
図4は、一実施の形態に係る車両が備えるバッテリに対する電力の入力制限中における回生時のPMモータの特性とSRモータの特性を比較説明するための図である。
図5は、一実施の形態に係る車両が備えるバッテリの電力の入力制限無しにおける回生時のPMモータの特性とSRモータの特性を比較説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態に係る車両について、図面を参照しながら説明する。なお、下記の実施の形態における構成要素は、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、以下の説明において参照する各図は、本開示の内容を理解でき得る程度に形状、大きさ、および位置関係を概略的に示してあるに過ぎない。即ち、本開示は、各図で例示された形状、大きさおよび位置関係のみに限定されるものではない。
【0010】
〔車両の構成〕
図1は、一実施の形態に係る車両を模式的に示す図である。図1に示す車両1は、モータとエンジンを搭載したHEV(Hybrid Electric Vehicle)およびPHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、BEV(Battery Electric Vehicle)およびFCEV(Fuel Cell Electric Vehicle)等が想定される。なお、以下において、車両1は、四輪を電動機によって駆動する電動車両について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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