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公開番号2025057768
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023167502
出願日2023-09-28
発明の名称工程計画装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類G06Q 10/0631 20230101AFI20250402BHJP(計算;計数)
要約【課題】各工程にリソーセスが予め設定されていた場合でも、全体の工期日程が最小になるように各工程の開始時間を決定することができる工程計画装置を提供する。
【解決手段】本開示の工程計画装置1は、複数の工程と、複数の工程の各々の所要時間と、複数の工程の各々に割り当てられるリソーセスとを対応付けて記憶する記憶部11と、各リソーセスが同時刻に別の工程において重複して用いられないように、複数の工程の実行計画を演算して生成する演算部12とを備える。ここで、記憶部11は、複数の工程の前後関係を定めるための制約条件をさらに記憶する。また、演算部12は、制約条件に基づいて、リソーセス毎に工程実行順序の候補を求め、リソーセス毎の工程実行順序の候補と工程全体の実行順序に基づいて、複数の工程の工程実行順序の最適解を求める。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の工程と、前記複数の工程の各々の所要時間と、前記複数の工程の各々に割り当てられるリソーセスとを対応付けて記憶する記憶部と、
前記各リソーセスが同時刻に別の工程において重複して用いられないように、前記複数の工程の実行計画を演算して生成する演算部と、
を備え、
前記記憶部は、前記複数の工程の前後関係を定めるための制約条件をさらに記憶し、
前記演算部は、前記制約条件に基づいて、前記リソーセス毎に工程実行順序の候補を求め、前記リソーセス毎の前記工程実行順序の候補及び前記複数の工程の各工程間における工程全体としての実行順序に基づいて、前記複数の工程の工程実行順序の最適解を求める、
工程計画装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、生産や土木・建築工事等の作業日程表を作成する工程計画装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
生産や土木・建築工事等の作業日程表(工期日程表)を作成する際には、工事等の各工程にリソーセス(作業者、設備、重機等の機械等の組み合わせ:リソース(recourse)の複数形)を指定して、当該作業日程表を組みたいという要望がある。ここで、複数の工程と複数の資源から適宜選択して生産スケジュールを作成可能なシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6706169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のシステムでは、ユーザがどの工程にどの資源(リソーセス)が割り当てられるかを指定することができず、各工程で使用されるリソーセスは、システムによって決定された最適化の結果に依存することになる。そのため、各工程に対してリソーセスを指定したいユーザにとっては、使い勝手が悪いシステムとなっているという問題があった。
【0005】
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであって、各工程にリソーセスが予め設定されていた場合でも、全体の工期日程が最小になるように各工程の開始時間を決定することができる工程計画装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の工程計画装置は、
複数の工程と、前記複数の工程の各々の所要時間と、前記複数の工程の各々に割り当てられるリソーセスとを対応付けて記憶する記憶部と、
前記各リソーセスが同時刻に別の工程において重複して用いられないように、前記複数の工程の実行計画を演算して生成する演算部と、
を備え、
前記記憶部は、前記複数の工程の前後関係を定めるための制約条件をさらに記憶し、
前記演算部は、前記制約条件に基づいて、前記リソーセス毎に工程実行順序の候補を求め、前記リソーセス毎の前記工程実行順序の候補及び前記複数の工程の各工程間における工程全体としての実行順序に基づいて、前記複数の工程の工程実行順序の最適解を求めるものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、各工程にリソーセスが予め設定されていた場合でも、全体の工期日程が最小になるように各工程の開始時間を決定することができる工程計画装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態にかかる工程計画装置の構成を示す概略図である。
実施の形態にかかる複数の工程と複数のリソーセスからなるネットワーク工程表の一例を示す図である。
実施例にかかるネットワーク工程表と工期日程表を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施の形態)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。しかしながら、特許請求の範囲にかかる発明を以下の実施の形態に限定するものではない。また、実施の形態で説明する構成のすべてが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。
【0010】
<課題の検討>
複数の工程にそれぞれリソーセス(作業者や設備等)を指定した生産や土木・建築工事等のタスクの日程作成では、例えば、熟練の作業者と新人の作業者をペアで組ませるという条件や、土木工事等では工事に使用する設備が地面に固定されるという条件等の各種制約条件が制限となってしまう。特に、後者では、施工されるもの(地面や建造物)も施工する設備(重機等を含む)も他に移動することが難しく、別の場所での作業等の工程に当該設備を転用することができない場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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