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公開番号
2025077658
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023190016
出願日
2023-11-07
発明の名称
ステータ
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H02K
1/20 20060101AFI20250512BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ステータコアのスロット内で連結される複数のセグメントコイルの接続部分を効果的に冷却する技術を提供する。
【解決手段】軸方向に延在するスロットを有するステータコア12と、ステータコア12のスロットを一方向へ延在する少なくとも一つの第1セグメントコイル44、ステータコア12のスロット内を他方向へ延在する少なくとも一つの第2セグメントコイル45と、ステータコア12のスロット内で、なくとも一つの第1セグメントコイル44の先端48を、少なくとも第2セグメントコイル45の先端49にそれぞれ接続する少なくとも一つの接続部材60と、ステータコア12の内部を通る冷媒流路20と、を備え、冷媒流路は20、スロットの一部の区間であって、少なくとも一つの接続部材60が位置する区間に接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
軸方向に延在するスロットを有するステータコアと、
前記ステータコアのスロット内を一方向へ延在する少なくとも一つの第1セグメントコイルと、
前記ステータコアのスロット内を他方向へ延在する少なくとも一つの第2セグメントコイルと、
前記ステータコアのスロット内で、前記少なくとも一つの第1セグメントコイルの先端を、前記少なくとも第2セグメントコイルの先端にそれぞれ接続する少なくとも一つの接続部材と、
前記ステータコアの内部を通る冷媒流路と、
を備え、
前記冷媒流路は、前記スロットの一部の区間であって、前記少なくとも一つの接続部材が位置する前記区間に接続されている、ステータ。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記冷媒流路は、
前記ステータコアの一端から前記軸方向に沿って延在する第1軸方向冷媒流路と、
前記ステータコアの他端から前記軸方向に沿って延在する第2軸方向冷媒流路と、
前記第1軸方向冷媒流路から前記スロットの前記区間へ延在する第1連絡冷媒流路と、
前記第2軸方向冷媒流路から前記スロットの前記区間へ延在する第2連絡冷媒流路と、
を有する、請求項1に記載のステータ。
【請求項3】
前記冷媒流路は、
前記ステータコアの一端から他端まで前記軸方向に沿って延在する軸方向冷媒流路と、
前記軸方向冷媒流路の第1中間位置から前記スロットの前記区間へ延在する第1連絡冷媒流路と、
前記軸方向冷媒流路の前記第1中間位置とは異なる第2中間位置から前記スロットの前記区間へ延在する第2連絡冷媒流路と、
を有する、請求項1に記載のステータ。
【請求項4】
前記冷媒流路は、
前記ステータコアの一端から他端まで前記軸方向に沿って延在する軸方向冷媒流路と、
前記軸方向冷媒流路の中間位置から前記スロットの前記区間へ延在する連絡冷媒流路と、
を有する、請求項1に記載のステータ。
【請求項5】
前記区間の前記軸方向における両側は、前記スロット内が充填材で充填されている、請求項1から4のいずれか一項に記載のステータ。
【請求項6】
前記接続部材は、前記ステータコアの半径方向又は周方向に隣接する他のセグメントコイルの接続部材とは前記ステータコアの前記軸方向にずれて配置されている、請求項5に記載のステータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、ステータに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
モータにおけるステータは、例えば、ステータコアのスロットにステータコイルを挿入して構成されることがある。こうしたステータコイルとして、ステータの軸方向に複数に分割したセグメントコイルと、セグメントコイル同士を接続する接続部材とで構成するものが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-126153号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
こうしたセグメントコイルにおいては、セグメントコイルと接続部材との接続部分の熱抵抗が大きくなることがあった。ステータコアのスロットにおける接続部分が加熱することを抑制することが望まれる。
【0005】
本明細書は、ステータコアのスロット内で連結される複数のセグメントコイルの接続部分を効果的に冷却する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書が開示する技術は、ステータに具現化される。このステータは、軸方向に延在するスロットを有するステータコアと、前記ステータコアのスロット内を一方向へ延在する少なくとも一つの第1セグメントコイルと、前記ステータコアのスロット内を他方向へ延在する少なくとも一つの第2セグメントコイルと、前記ステータコアのスロット内で、前記少なくとも一つの第1セグメントコイルの先端を、前記少なくとも第2セグメントコイルの先端にそれぞれ接続する少なくとも一つの接続部材と、前記ステータコアの内部を通る冷媒流路と、を備える。前記冷媒流路は、前記スロットの一部の区間であって、前記少なくとも一つの接続部材が位置する前記区間に接続されている。
【0007】
ステータコアのスロット内において、セグメントコイルと接続部材との接続部分では、熱抵抗の増大によって加熱することがありうる。本開示のステータによれば、スロット内の接続部材が位置する一部の区間において、接続部分に冷媒を供給して冷却できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態のステータの一部を一方の端(A端)における平面図である。
第1の実施形態のステータコアの断面構造を示す図1におけるII’-II'’線の断面図と収容されたコイルの拡大断面図である。
図2のIIIA-IIIA線断面図と、IIIB-IIIB線断面図と、を示す。
第2の実施形態のステータコアの断面構造を示す図1におけるII-II線の断面図である。
第3の実施形態のステータコアの断面構造を示す図1におけるII-II線の断面図である。
図5のA-A線断面(a)、図5のB-B線断面(b)及び、図5のC-C線断面(c)を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本明細書に開示されるステータは、軸方向に延在するスロットを有するステータコアと、前記ステータコアのスロット内を一方向へ延在する少なくとも一つの第1セグメントコイルと、前記ステータコアのスロット内を他方向へ延在する少なくとも一つの第2セグメントコイルと、前記ステータコアのスロット内で、前記少なくとも一つの第1セグメントコイルの先端を、前記少なくとも第2セグメントコイルの先端にそれぞれ接続する少なくとも一つの接続部材と、前記ステータコアの内部を通る冷媒流路と、を備え、前記冷媒流路は、前記スロットの一部の区間であって、前記少なくとも一つの接続部材が位置する前記区間に接続されていてもよい。
【0010】
本明細書に開示されるステータの他の一態様は、前記冷媒流路は、前記ステータコアの一端から前記軸方向に沿って延在する第1軸方向冷媒流路と、前記ステータコアの他端から前記軸方向に沿って延在する第2軸方向冷媒流路と、前記第1軸方向冷媒流路から前記区間へ延在する第1連絡冷媒流路と、前記第2軸方向冷媒流路から前記区間へ延在する第2連絡冷媒流路と、を有していてもよい。こうすることで、前記空間に容易に冷媒を供給して冷却することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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