TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025076193
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187997
出願日2023-11-01
発明の名称認証ゲート
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類G07C 9/10 20200101AFI20250508BHJP(チェック装置)
要約【課題】認証ゲートが備える認証データの読み取り装置の設置箇所のサイズの拡大を抑えながら、この設置箇所に強度と防水性を付与する。
【解決手段】記認証ゲートは、ゲート本体の上面と、ゲート本体の第1及び第2側面と、ゲート本体の傾斜面とを備える。上面及び第1側面は、ゲート本体の長手方向に延びる。第1及び第2側面は、上面に対して垂直に設けられる。第1側面は、長手方向に沿って上面に繋がる。第2側面は、ゲート本体の上下方向に延び、長手方向の端部において第1側面に繋がる。傾斜面は、長手方向の端部において上面、第1側面及び第2側面にそれぞれ繋がる。傾斜面は、認証データの読み取り部の外周を支持する支持領域を含む。第1側面は、上面に隣接する中央領域と、第2側面及び傾斜面にそれぞれ隣接する読み取り部側領域とを含む。支持領域と読み取り部側領域は、金属製の単一部材から構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ゲート本体の長手方向に延びる上面と、
前記上面に対して垂直に設けられる第1側面であって、前記長手方向に延び、前記長手方向に沿って前記上面に繋がる第1側面と、
前記上面に対して垂直に設けられる第2側面であって、前記ゲート本体の上下方向に延び、前記長手方向の端部において前記第1側面に繋がる第2側面と、
前記長手方向の端部に設けられ、前記上面、前記第1側面及び前記第2側面にそれぞれ繋がる傾斜面と、
を備え、
前記傾斜面は、認証データの読み取り部の外周を支持する支持領域を含み、
前記第1側面は、前記上面に隣接する中央領域と、前記第2側面及び前記傾斜面にそれぞれ隣接する読み取り部側領域とを含み、
前記支持領域と前記読み取り部側領域が、金属製の単一部材から構成される
ことを特徴とする認証ゲート。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記支持領域と前記読み取り部側領域の接続部が湾曲形状を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の認証ゲート。
【請求項3】
前記読み取り部の表面が、前記第2側面に向かうほど下方に傾斜し、かつ、前記読み取り部側領域に向かうほど下方に傾斜し、
前記支持領域が、前記読み取り部の表面の傾斜方向と平行な方向に形成される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の認証ゲート。
【請求項4】
前記上面は、着脱可能な蓋を含み、
前記蓋の下方に、前記長手方向に沿って空間が形成される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の認証ゲート。
【請求項5】
前記中央領域に設けられる透明フラッパと、
前記透明フラッパを回動可能に支持する支持部材と、
前記支持部材に設けられ、認証データに基づく認証処理の状態に応じて前記透明フラッパの表面を発光させるLED照明と、
を更に備える
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の認証ゲート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、認証ゲートに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特開2005-174197号公報は、鉄道などの駅の改札に設けられる自動改札機を開示する。この自動改札機は、乗車券に記録されているデータを読み取って入退場処理を行う。この自動改札機を構成する筐体は、上面と、この上面に繋がる側面とを備えている。筐体の上面において、前方の部分(入口側の部分)は前方に向かって傾斜している。この傾斜する部分には、非接触式の乗車券と通信するアンテナが設けられている。この前方の傾斜部分にアンテナが設けられることで、利用者がアンテナを認識し易くなる。そのため、非接触式の乗車券を用いる利用者が、改札をスムーズに通過することが可能となる。
【0003】
本開示に関連する技術分野の技術水準を示す文献としては、特開2005-174197号公報の他に、特開2023-045442号公報、特開平11-213184号公報、特開2021-196887号公報及び特開2001-243509号公報を例示することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-174197号公報
特開2023-045442号公報
特開平11-213184号公報
特開2021-196887号公報
特開2001-243509号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
鉄道などの旅客列車は、利用者が自宅から遠方に出かけるときに利用するものである。そのため、近距離の外出の場合には駅が利用されないこともある。つまり、駅の改札に設けられる自動改札機は、同一人物によって毎日利用されるとは限らない。
【0006】
本開示では、人々の生活の拠点を含む居住区を考える。この居住区内に拠点を構える住民は、日常生活の一環として近距離の外出を頻繁にすることが想定される。そのため、駅の改札に設けられる自動改札機とは異なり、居住区の出入口は、同一人物が毎日通過する可能性がある。また、近距離の外出をする住民としては、子供からお年寄りまで幅広い年齢層の人物が想定され、そうすると、徒歩による通過に加えて、ベビーカーや自転車を伴った通過、車椅子での通過なども想定される。
【0007】
本開示では、また、このような様々な通過態様に対応するための認証ゲートを考える。ここで、認証ゲートの代表的な構成としては、利用者が携帯するカードやデバイスから認証データを読み取って、利用者の通過の可否を判定する構成が例示される。そこで、本開示では、更に、認証データの読み取り装置を備える認証ゲートを用いて、上述した通過態様に対応することを考える。
【0008】
まず、読み取り装置の設置箇所は、利用者が認識し易い箇所であることが望ましい。加えて、住民による認証データの様々な入力態様(例えば、非接触、軽い接触、強い接触)に対応していることが望ましい。つまり、読み取り装置の設置箇所は、利用者が認識し易く、かつ、一定の強度を有していることが望ましい。また、出入口の位置によっては、認証ゲートが屋外に設置される場合も想定される。従って、読み取り装置の設置箇所は、一定の防水性も有していることも望ましい。
【0009】
しかしながら、読み取り装置の設置箇所に強度や防水性を付与した場合は、この設置箇所のサイズが拡大する傾向がある。設置箇所のサイズが拡大すると、利用者が認証データの入力動作を行うときに次の問題が発生する。即ち、利用者の一部(例えば、子供や車椅子利用者)の手元から読み取り装置までの距離が拡大し、これらの利用者による認証データの入力動作が困難になる。
【0010】
本開示の1つの目的は、認証ゲートが備える認証データの読み取り装置の設置箇所のサイズの拡大を抑えながら、この設置箇所に強度と防水性を付与することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社バンダイ
物品供給装置
14日前
株式会社バンダイ
物品供給装置
14日前
株式会社バンダイ
物品供給装置
2か月前
株式会社バンダイ
物品供給装置
14日前
有限会社ノア
年齢識別装置
2か月前
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
1か月前
沖電気工業株式会社
紙幣処理装置
2か月前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置
2か月前
三和ニューテック株式会社
釣銭機
1か月前
富士電機株式会社
自動販売機
22日前
沖電気工業株式会社
紙葉類取扱装置
1か月前
グローリー株式会社
硬貨処理装置
1か月前
グローリー株式会社
媒体処理装置
28日前
グローリー株式会社
現金処理装置
27日前
JRCモビリティ株式会社
車両搭載装置
1か月前
グローリー株式会社
貨幣処理装置
2か月前
トヨタ車体株式会社
出入検知装置
1日前
株式会社寺岡精工
システム、監視装置
1か月前
富士電機株式会社
自動販売機システム
22日前
株式会社寺岡精工
登録装置、設定方法
1か月前
株式会社バンダイ
物品供給装置及び物品供給システム
1か月前
株式会社バンダイ
物品供給装置及び物品供給システム
1か月前
株式会社イシダ
商品処理装置
1か月前
旭精工株式会社
コイン搬送装置およびコイン処理装置
1か月前
株式会社寺岡精工
登録装置、プログラム
1か月前
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
今日
株式会社寺岡精工
登録装置及びプログラム
15日前
株式会社寺岡精工
精算装置及びプログラム
2か月前
株式会社イシダ
商品販売処理装置
20日前
株式会社寺岡精工
システム、およびプログラム
1か月前
富士電機株式会社
金銭処理機
1か月前
オムロン株式会社
表示装置およびこれを備えた展示装置
2か月前
富士電機株式会社
自動販売機
29日前
オムロン株式会社
表示装置およびこれを備えた展示装置
2か月前
東芝テック株式会社
決済端末
1か月前
富士電機株式会社
自動販売機
1か月前
続きを見る