TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025071439
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2023181607
出願日
2023-10-23
発明の名称
車両搭載装置
出願人
JRCモビリティ株式会社
代理人
個人
主分類
G07B
15/00 20110101AFI20250428BHJP(チェック装置)
要約
【課題】簡易な構成で容易に車両との通信方式を特定可能なETC車載器を提供する。
【解決手段】車両100に搭載されて車両100と通信可能なETC車載器1であり、車両100と通信するためのソフトウェアであり、通信方式と仕向け先を含む起動モードに応じて動作する通信ソフトウェア2と、異なる複数の起動モードを記憶する起動テーブル31と、を備え、最初の起動時に通信ソフトウェア2は、起動テーブル31に記憶されている起動モードで順次車両100との通信を試行し、通信が成立した時点でこの起動モードを記憶し、その後通信ソフトウェア2は、記憶された起動モードで車両100と通信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載されて車両と通信可能な車両搭載装置であり、
前記車両と通信するためのソフトウェアであり、通信方式と仕向け先を含む起動モードに応じて動作する通信ソフトウェアと、
異なる複数の前記起動モードを記憶する起動テーブルと、
を備え、最初の起動時に前記通信ソフトウェアは、前記起動テーブルに記憶されている起動モードで順次前記車両との通信を試行し、通信が成立した時点で当該起動モードを記憶し、その後前記通信ソフトウェアは、前記記憶された起動モードで前記車両と通信する、
ことを特徴とする車両搭載装置。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
初期値として前記起動テーブルのなかのいずれかの起動モードが記憶された第1の記憶部と、
初期値として前記車両との通信が不成立であることが記憶された第2の記憶部と、を備え、
前記第2の記憶部に不成立であることが記憶されている場合、前記通信ソフトウェアは、前記第1の記憶部に記憶された起動モードで前記車両との通信を試行し、通信が成立しない場合、前記起動テーブルのなかの次の起動モードを前記第1の記憶部に記憶し、前記第1の記憶部に記憶された起動モードで前記車両との通信を試行する、という処理を通信が成立するまで繰り返し、通信が成立した場合に、前記第2の記憶部に前記車両との通信が成立したことを記憶し、
前記第2の記憶部に成立したことが記憶されている場合、前記通信ソフトウェアは、前記第1の記憶部に記憶された起動モードで前記車両と通信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両搭載装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載されて車両と通信する車両搭載装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、高速道路や駐車場などの料金ゲートにおいて、料金を自動的に徴収するためのETC(Electronic Toll Collection)システムが導入、普及されている。このETCシステムでは、車両に搭載されたETC車載器(車両搭載装置)が車両や料金ゲートと通信を行って、車両情報の取得や料金の徴収処理などを行っている。
【0003】
一方、車両は、走行される国(仕向け先)などに応じた所定の通信方式で通信するように設計、製造されており、ETC車載器が車両と通信するためには、その車両の通信方式で通信する必要がある。このため、従来は、車両の通信方式毎にソフトウェアを作成し、ETC車載器が搭載される車両の通信方式用のソフトウェアをETC車載器に備え、さらに、仕向け先毎に外部コマンドでセットアップを行っていた。
【0004】
また、通信プロトコルの差異を調整して支障無く通信評価を行う、通信評価機能付き通信装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この通信装置は、通信評価を行う通信評価部を内蔵し、この通信評価部に、通信プロトコルが異なる複数のトランシーバを搭載する。そして、各トランシーバを出力電圧の低い順に切り換えて通信を試み、通信が成立した場合に、そのトランシーバの通信プロトコルが適正な通信プロトコルと判断するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-14118号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、従来、車両の通信方式毎にソフトウェアを作成し、さらに、仕向け先毎に外部コマンドでセットアップしなければならず、手間と費用を要していた。また、特許文献1の通信装置では、通信プロトコルが異なる複数のトランシーバを備えなければならず、構成が複雑で費用も嵩む。
【0007】
そこで本発明は、簡易な構成で容易に車両との通信方式を特定可能な車両搭載装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両に搭載されて車両と通信可能な車両搭載装置であり、前記車両と通信するためのソフトウェアであり、通信方式と仕向け先を含む起動モードに応じて動作する通信ソフトウェアと、異なる複数の前記起動モードを記憶する起動テーブルと、を備え、最初の起動時に前記通信ソフトウェアは、前記起動テーブルに記憶されている起動モードで順次前記車両との通信を試行し、通信が成立した時点で当該起動モードを記憶し、その後前記通信ソフトウェアは、前記記憶された起動モードで前記車両と通信する、ことを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両搭載装置において、初期値として前記起動テーブルのなかのいずれかの起動モードが記憶された第1の記憶部と、初期値として前記車両との通信が不成立であることが記憶された第2の記憶部と、を備え、前記第2の記憶部に不成立であることが記憶されている場合、前記通信ソフトウェアは、前記第1の記憶部に記憶された起動モードで前記車両との通信を試行し、通信が成立しない場合、前記起動テーブルのなかの次の起動モードを前記第1の記憶部に記憶し、前記第1の記憶部に記憶された起動モードで前記車両との通信を試行する、という処理を通信が成立するまで繰り返し、通信が成立した場合に、前記第2の記憶部に前記車両との通信が成立したことを記憶し、前記第2の記憶部に成立したことが記憶されている場合、前記通信ソフトウェアは、前記第1の記憶部に記憶された起動モードで前記車両と通信する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、最初の起動時において、起動テーブルの各起動モード(通信方式と仕向け先)で順次車両との通信を試行して、車両との通信方式等が特定、セットアップされる。しかも、このような起動モードの特定、セットアップが車両搭載装置において自動的に行われるため、車両の通信方式や仕向け先が不明であっても(車両の起動モードに関わらず)、車両搭載装置を車両に搭載するだけで、車両搭載装置と車両とが適正に通信可能となる。このため、容易に車両との通信方式等を特定、セットアップすることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社バンダイ
物品供給装置
16日前
有限会社ノア
年齢識別装置
23日前
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
7日前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置
1か月前
株式会社寺岡精工
システム
1か月前
沖電気工業株式会社
紙幣処理装置
22日前
沖電気工業株式会社
紙葉類取扱装置
今日
富士電機株式会社
料理提供装置
1か月前
JRCモビリティ株式会社
車両搭載装置
1日前
グローリー株式会社
貨幣処理装置
25日前
株式会社寺岡精工
システム、監視装置
11日前
株式会社寺岡精工
登録装置、設定方法
今日
沖電気工業株式会社
棒金収納装置
1か月前
株式会社イシダ
商品処理装置
7日前
株式会社寺岡精工
登録装置、プログラム
今日
株式会社イシダ
商品処理装置
1か月前
東芝テック株式会社
セキュリティゲート
1か月前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置
1か月前
旭精工株式会社
コイン搬送装置およびコイン処理装置
1日前
株式会社寺岡精工
精算装置及びプログラム
17日前
株式会社寺岡精工
データ処理装置、プログラム
1か月前
株式会社寺岡精工
システム、およびプログラム
今日
オムロン株式会社
表示装置およびこれを備えた展示装置
1か月前
富士電機株式会社
自動販売機
1か月前
富士電機株式会社
自動販売機
1日前
オムロン株式会社
表示装置およびこれを備えた展示装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
今日
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1日前
グローリー株式会社
セルフ精算システム、システム
1か月前
株式会社寺岡精工
販売データ処理装置及びプログラム
17日前
林テレンプ株式会社
車両検知装置および駐車制御装置
9日前
東芝テック株式会社
不正行為推定装置及びプログラム
1か月前
株式会社寺岡精工
計量装置、計量システム、プログラム
1か月前
オムロン株式会社
情報取得装置、及び自動改札機
11日前
トヨタ自動車株式会社
車両用録画システム
今日
シャープ株式会社
硬貨収納装置、及び釣銭入出金機
1か月前
続きを見る
他の特許を見る