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公開番号2025077773
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023190227
出願日2023-11-07
発明の名称蓄電装置
出願人トヨタ自動車株式会社,スズキ株式会社,ダイハツ工業株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/342 20210101AFI20250512BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】蓄電セルから排出される排煙を分散させ、排煙の排出が防がれることを抑制する蓄電装置を提供する。
【解決手段】車両10の下部に配置される蓄電装置1であって、蓄電装置1は、複数の蓄電スタック101~106と、蓄電スタックを収容する収容ケース200と、を備え、蓄電スタックは、第1方向L1に配列する第1端面100aおよび第2端面100bを含み、蓄電スタックは、第1方向L1と交差する第2方向L2に配列する複数の蓄電セル110を含み、複数の蓄電セル110の各々は、第1方向L1に長尺に形成されており、複数の蓄電セル110の各々は、複数の蓄電セル110の各々の内部のガスを排出する排出部111を含み、第1端面100aには、排出部111が少なくとも1つ設けられており、第2端面100bには、排出部111が少なくとも1つ設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両の下部に配置される蓄電装置であって、
前記蓄電装置は、複数の蓄電スタックと、
前記蓄電スタックを収容する収容ケースと、
を備え、
前記蓄電スタックは、第1方向に配列する第1端面および第2端面を含み、
前記蓄電スタックは、前記第1方向と交差する第2方向に配列する複数の蓄電セルを含み、
前記複数の蓄電セルの各々は、前記第1方向に長尺に形成されており、
前記複数の蓄電セルの各々は、前記複数の蓄電セルの各々の内部のガスを排出する排出部を含み、
前記第1端面には、前記排出部が少なくとも1つ設けられており、
前記第2端面には、前記排出部が少なくとも1つ設けられている、蓄電装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記第1端面において、前記排出部は前記第2方向に間隔をあけて設けられており、
前記第2端面において、前記排出部は前記第2方向に間隔をあけて設けられた、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記蓄電セルは前記車両の幅方向に配列している、請求項1または請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記蓄電セルは前記車両の前後方向に配列している、請求項1または請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記収容ケースは、前記複数の蓄電スタックを個別に収容する収容部を規定する壁部を含み、
前記壁部には、前記収容部に開口する開口部と、前記壁部内に形成されると共に前記開口部に連通する経路とが形成された、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記複数の蓄電スタックは、第1蓄電スタックと、第2蓄電スタックとを含み、
前記収容ケースには、前記第1蓄電スタックを収容する第1収容部と、前記第1収容部に対して前記第2方向に隣り合うと共に前記第2蓄電スタックを収容する第2収容部とが形成されており、
前記壁部は、前記第1収容部および前記第2収容部を区画する第1区画壁を含み、
前記第1区画壁には、
前記第1収容部に開口する第1開口部と、
前記第1開口部に連通する第1経路と、
前記第2収容部に開口する第2開口部と、
前記第2開口部に連通すると共に、前記第1経路と異なる第2経路とが形成された、請求項5に記載の蓄電装置。
【請求項7】
前記複数の蓄電スタックは、第1蓄電スタックと、第3蓄電スタックとを含み、
前記収容ケースには、前記第1蓄電スタックを収容する第1収容部と、前記第1収容部に対して前記第1方向に隣り合うと共に前記第3蓄電スタックを収容する第3収容部とが形成されており、
前記壁部は、前記第1収容部および前記第3収容部に亘って延びる側壁を含み、
前記側壁には、
前記第1収容部に開口する第1側壁開口部と、
前記第1収容部に連通する第1側壁経路と、
前記第1側壁経路が連通する第1側壁排出口と、
前記第3収容部に開口する第3側壁開口部と、
前記第3収容部に開口する第3側壁経路と、
前記第3側壁経路が連通する第3側壁排出口とが形成されており、
前記第1側壁排出口は、前記第3収容部から離れた位置に形成されており、
前記第3側壁排出口は、前記第1収容部から離れた位置に形成された、請求項5または請求項6に記載の蓄電装置。
【請求項8】
前記複数の蓄電スタックは、第1蓄電スタックと、第2蓄電スタックと、第3蓄電スタックとを含み、
前記収容ケースは、前記壁部が設けられた底板を含み、
前記収容ケースには、
前記第1蓄電スタックを収容する第1収容部と、
前記第1収容部に対して前記第2方向に隣り合うと共に前記第2蓄電スタックを収容する第2収容部と、
前記第1収容部に対して前記第1方向に隣り合うと共に前記第3蓄電スタックを収容する第3収容部とが形成されており、
前記壁部は、
前記第1収容部および前記第2収容部を区画する第1区画壁と、
前記第1収容部および前記第3収容部を区画する第2区画壁とを含み、
前記第1蓄電スタックおよび前記第3蓄電スタックとの間の電位差は、前記第1蓄電スタックおよび前記第2蓄電スタックとの間の電位差よりも大きく、
前記収容ケースは、前記第2区画壁と前記底板との間を密閉するシール部材を含む、請求項5に記載の蓄電装置。
【請求項9】
前記収容ケースは、前記開口部を閉塞する閉塞部材を含む、請求項5に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特開2021-048113号公報には、電池セルからの排煙が、排煙経路を通って、外部に排出される蓄電装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-048113号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された蓄電装置の構造では、電池セルからの排煙を排出する排出部が一方向を向いているため、排煙が集中し、排煙に含まれるデブリや電解液によって、排煙経路に目詰まりを引き起こす懸念がある。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためなされたものであり、その目的は、蓄電セルから排出される排煙を分散させ、排煙の排出が防がれることを抑制する蓄電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る蓄電装置は、車両の下部に配置される蓄電装置であって、前記蓄電装置は、複数の蓄電スタックと、前記蓄電スタックを収容する収容ケースと、を備え、前記蓄電スタックは、第1方向に配列する第1端面および第2端面を含み、前記蓄電スタックは、前記第1方向と交差する第2方向に配列する複数の蓄電セルを含み、前記複数の蓄電セルの各々は、前記第1方向に長尺に形成されており、前記複数の蓄電セルの各々は、前記複数の蓄電セルの各々の内部のガスを排出する排出部を含み、前記第1端面には、前記排出部が少なくとも1つ設けられており、前記第2端面には、前記排出部が少なくとも1つ設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る蓄電装置によれば、蓄電セルから排出される排煙を分散させ、排煙の排出が防がれることを抑制する蓄電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施の形態に係る蓄電装置1を備えた車両10を模式的に示す図である。
本開示の一実施形態における蓄電装置を概略的に示す斜視図である。
図2に示される蓄電装置1の分解斜視図である。
蓄電スタック101を概略的に示す斜視図である。
収容ケース200を概略的に示す斜視図である。
図3におけるVI-VI線での断面図である。
他の実施形態による、開口部253に設けられた閉塞部材230を模式的に示す図である。
収容部の第1変形例を示す模式図である。
収容部の第2変形例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【0010】
図1は、本実施の形態に係る蓄電装置1を備えた車両10を模式的に示す図である。蓄電装置1は、例えば、車両10の下部に搭載される。なお、車両10の下部とは、フロアパネルを含む場合にはフロアパネルの下方を意味する。また、車両10がフロアパネルを備えていない場合には、車両10の車幅方向に延びるサイドメンバーの下方を意味する。
(【0011】以降は省略されています)

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