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公開番号
2025070560
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180984
出願日
2023-10-20
発明の名称
駆動装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H02K
9/19 20060101AFI20250424BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】車両用の駆動装置を提供する。
【解決手段】駆動装置は、モータ室、ギア室及び電気ユニット室を備えるケーシングを備える。駆動装置は、モータ室に収容されており、モータシャフトの軸方向一方側の一端がギア室に位置するモータを備える。駆動装置は、ギア室に収容されているギアユニットと、電気ユニット室に収容されている電気ユニットと、モータを冷却する第1熱媒体をモータに供給する第1経路と、電気ユニットを冷却する第2熱媒体を電気ユニットに供給する第2経路と、第1熱媒体と第2熱媒体との間で熱交換する熱交換器と、を備える。電気ユニット室の少なくとも一部は、ギア室よりも、軸方向一方側に位置している。熱交換器の少なくとも一部は、軸方向においてギア室と重なるとともに、軸方向に対して垂直な径方向において、電気ユニット室と重なっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用の駆動装置であって、
モータ室、ギア室及び電気ユニット室を備えるケーシングと、
前記モータ室に収容されているとともに、モータシャフトを備えるモータであって、前記モータシャフトの軸方向一方側の一端が前記ギア室に位置する前記モータと、
前記ギア室に収容されているとともに、前記モータシャフトの前記一端と機械的に接続されたギアユニットと、
前記電気ユニット室に収容されているとともに、前記モータと電気的に接続された電気ユニットと、
前記モータを冷却する第1熱媒体を前記モータに供給する第1経路と、
前記電気ユニットを冷却する第2熱媒体を前記電気ユニットに供給する第2経路と、
前記第1経路上および前記第2経路上に備えられ、前記第1熱媒体と前記第2熱媒体との間で熱交換する熱交換器と、
を備え、
前記電気ユニット室の少なくとも一部は、前記ギア室よりも、前記軸方向一方側に位置しており、
前記熱交換器の少なくとも一部は、前記軸方向において前記ギア室と重なるとともに、前記軸方向に対して垂直な径方向において、前記電気ユニット室と重なっている、
駆動装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記電気ユニット室の少なくとも一部は、前記熱交換器よりも、前記軸方向一方側に位置している、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項3】
前記径方向において、前記電気ユニット室の少なくとも一部は、前記ギア室と重なっている、請求項2に記載の駆動装置。
【請求項4】
前記軸方向において、前記電気ユニット室の少なくとも一部は、前記モータ室と重なっている、請求項3に記載の駆動装置。
【請求項5】
前記熱交換器の少なくとも一部、および、前記第1経路の少なくとも一部は、前記ギア室に対して前記軸方向一方側に位置する、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項6】
前記第1経路の少なくとも一部は、パイプ部材で構成されている、請求項5に記載の駆動装置。
【請求項7】
前記第1経路は、前記ケーシングの外部から、前記ケーシングの前記電気ユニット室を画定する壁面を通過して、前記電気ユニット室内へ延びている、請求項5に記載の駆動装置。
【請求項8】
前記モータシャフトの前記軸方向一方側への延長線上に、前記電気ユニット室の一部が位置しており、
前記モータシャフトの前記一端は、前記ギア室と前記電気ユニット室との隔壁に支持されており、
前記モータシャフトの軸心には、流路が形成されており、
前記第1経路は、前記電気ユニット室内を経由するとともに前記隔壁を貫通しており、前記一端において前記流路に接続されている、請求項7に記載の駆動装置。
【請求項9】
前記駆動装置は、前記ギア室内に貯留された前記第1熱媒体を前記第1経路へ送出するポンプをさらに備えており、
前記ポンプは、前記ギア室に対して、前記軸方向一方側または軸方向他方側に位置しており、
前記第1経路のうち、前記ポンプと前記モータシャフトの前記一端とを接続している区間に、前記熱交換器が配置されている、請求項8に記載の駆動装置。
【請求項10】
前記モータ室と前記ギア室とは、前記第1熱媒体が流通可能な連通孔によって接続されており、
前記電気ユニット室は、前記モータ室および前記ギア室に対して液密に隔離されている、請求項1に記載の駆動装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、車両用の駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
モータ室、ギア室及び電気ユニット室を備える、一体型の駆動装置が知られている。また、一体型の駆動装置に、オイルクーラを搭載する技術が知られている。なお、特許文献1には、関連する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-68637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一体型の駆動装置では、駆動装置の体格の小型化が求められている。しかし、駆動装置にオイルクーラを搭載する態様によっては、駆動装置の体格がオイルクーラによって増大してしまうおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する車両用の駆動装置は、モータ室、ギア室及び電気ユニット室を備えるケーシングを備える。駆動装置は、モータ室に収容されているとともに、モータシャフトを備えるモータであって、モータシャフトの軸方向一方側の一端がギア室に位置するモータを備える。駆動装置は、ギア室に収容されているとともに、モータシャフトの一端と機械的に接続されたギアユニットを備える。駆動装置は、電気ユニット室に収容されているとともに、モータと電気的に接続された電気ユニットを備える。駆動装置は、モータを冷却する第1熱媒体をモータに供給する第1経路を備える。駆動装置は、電気ユニットを冷却する第2熱媒体を電気ユニットに供給する第2経路を備える。駆動装置は、第1経路上および第2経路上に備えられ、第1熱媒体と第2熱媒体との間で熱交換する熱交換器を備える。電気ユニット室の少なくとも一部は、ギア室よりも、軸方向一方側に位置している。熱交換器の少なくとも一部は、軸方向においてギア室と重なるとともに、軸方向に対して垂直な径方向において、電気ユニット室と重なっている。
【0006】
上記の構成では、モータシャフトの軸方向において、熱交換器の少なくとも一部をギア室と重ならせている。これにより、駆動装置の軸方向の幅が、熱交換器によって増大してしまうことを抑制することができる。また上記の構成では、軸方向に対して垂直な径方向において、熱交換器の少なくとも一部を電気ユニット室と重ならせている。これにより、駆動装置の径方向の幅が、熱交換器によって増大してしまうことを抑制することができる。駆動装置の体格の小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
駆動装置1の概略構成を示す断面図である。
駆動装置1の斜視図である。
駆動装置201の概略構成を示す断面図である。
駆動装置301の概略構成を示す断面図である。
駆動装置401の概略構成を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
電気ユニット室の少なくとも一部は、熱交換器よりも、軸方向一方側に位置していてもよい。
【0009】
上記の構成によると、駆動装置の軸方向の幅が、熱交換器によって増大してしまうことを抑制することができる。
【0010】
径方向において、電気ユニット室の少なくとも一部は、ギア室と重なっていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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