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公開番号2025053153
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023162136
出願日2023-09-26
発明の名称RFIDタグ付き物品
出願人ゼネラル株式会社
代理人個人
主分類G06K 19/077 20060101AFI20250331BHJP(計算;計数)
要約【課題】RFIDタグのブーストアンテナとして螺旋状のブーストアンテナを用いるRFIDタグ付き物品の製造を容易化させる。
【解決手段】RFIDタグ付き物品10は、少なくとも軸部11aを有する軸具備部品11と、軸具備部品11における軸部11aの付け根側に装着された装着頭部12とを備えている。装着頭部12は、RFIDタグ20と、RFIDタグ20用のアンテナであって装着頭部12における軸具備部品11の近位側から、装着頭部12における軸具備部品11の遠位側に延びる螺旋状のブーストアンテナ21と、ブーストアンテナ21の内側を延びる部材であってRFIDタグ20が設置されたタグ設置面16を有する台座部15とを備えている。タグ設置面16は、ブーストアンテナ21の両端間の範囲X外におけるブーストアンテナ21の遠位側の端近傍、又は、両端間の範囲X内におけるブーストアンテナ21の遠位側の端部の内側に位置している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも軸部を有する軸具備部品と、
前記軸具備部品における前記軸部の付け根側に装着された装着頭部とを備え、
前記装着頭部は、
RFIDタグと、
前記RFIDタグ用のアンテナであって、前記装着頭部における前記軸具備部品の近位側から、前記装着頭部における前記軸具備部品の遠位側に延びる螺旋状のブーストアンテナと、
前記ブーストアンテナの内側を延びる部材であって、前記RFIDタグが設置されたタグ設置面を有する台座部とを備え、
前記タグ設置面は、前記ブーストアンテナの両端間の範囲外における前記ブーストアンテナの前記遠位側の端近傍、又は、前記両端間の範囲内における前記ブーストアンテナの前記遠位側の端部の内側に位置している、RFIDタグ付き物品。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記台座部と一体化され、前記ブーストアンテナの外周面を囲う囲い部をさらに備えている、請求項1に記載のRFIDタグ付き物品。
【請求項3】
前記ブーストアンテナは、前記台座部に巻き付けられている、請求項1に記載のRFIDタグ付き物品。
【請求項4】
前記台座部は、外周面に螺旋状の溝が形成された柱状部を有し、
前記ブーストアンテナは、前記螺旋状の溝に嵌まり込んだ状態で前記柱状部に巻き付けられている、請求項1に記載のRFIDタグ付き物品。
【請求項5】
前記台座部は、前記近位側に配置された第1柱状部と、前記第1柱状部の前記遠位側の端面に一体化され前記ブーストアンテナが巻き付けられた第2柱状部と有し、
前記第1柱状部は、外周面に角部を有する、又は、内周面に角部を有する穴が形成されている、請求項1に記載のRFIDタグ付き物品。
【請求項6】
前記台座部は、前記遠位側の端部にフランジ部を有する、請求項1乃至5の何れか1つに記載のRFIDタグ付き物品。
【請求項7】
前記RFIDタグ及び前記ブーストアンテナを少なくとも封止する外装部をさらに備え、
前記外装部の外周面は、略円筒状に形成され
前記ブーストアンテナの前記遠位側の端の高さにおいて、前記外装部の外径と、前記ブーストアンテナの外径との差が、0.8mm以上である、請求項1乃至5の何れか1つに記載のRFIDタグ付き物品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、RFID(Radio Frequency Identification)等に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
RFIDは、誘導電磁界又は電波によって非接触で半導体メモリのデータを読み出し、書き込みを行うために近距離通信を行うものの総称である。RFIDを利用したRFIDシステムは、例えば、RFIDタグ、リーダライタ、及び、これらを制御する上位装置から構成される。RFIDタグは、ICチップに対し、アンテナとなる共振回路を接続したものである。
【0003】
特許文献1には、RFIDタグ付き着装部材が記載されている。このRFIDタグ付き着装部材は、インサート部と基盤部を有する軸状部と、電波を送受信するRFIDタグと、RFIDタグに送受信される電波をブーストするブーストアンテナと、RFIDタグ及びブーストアンテナを封止するように基盤部の少なくとも表面側をモールドした樹脂製の頭部とを備えている。ブーストアンテナは、RFIDタグを内側に配置するコイルバネ形状の導体である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-044984号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1の記載のRFIDタグ付き着装部材では、螺旋状のブーストアンテナの内側のうちブーストアンテナの端から離れた位置に、RFIDタグが配置される。この場合、RFIDタグとブーストアンテナの磁界結合は強くなる一方、ブーストアンテナの内側にRFIDタグを配置することが容易ではなく、製造効率が低下する虞がある。具体的に、ブーストアンテナの設置後にRFIDタグの設置を行う場合は、RFIDタグの設置が容易ではなく、RFIDタグの設置後にブーストアンテナの設置を行う場合は、ブーストアンテナの設置が容易ではない。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、RFIDタグのブーストアンテナとして螺旋状のブーストアンテナを用いるRFIDタグ付き物品の製造を容易化させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の課題を解決するべく、第1の発明は、少なくとも軸部を有する軸具備部品と、軸具備部品における軸部の付け根側に装着された装着頭部とを備え、装着頭部は、RFIDタグと、RFIDタグ用のアンテナであって、装着頭部における軸具備部品の近位側から、装着頭部における軸具備部品の遠位側に延びる螺旋状のブーストアンテナと、ブーストアンテナの内側を延びる部材であって、RFIDタグが設置されたタグ設置面を有する台座部とを備え、タグ設置面は、ブーストアンテナの両端間の範囲外におけるブーストアンテナの遠位側の端近傍、又は、両端間の範囲内におけるブーストアンテナの遠位側の端部の内側に位置している、RFIDタグ付き物品である。
【0008】
第2の発明は、第1の発明において、台座部と一体化され、ブーストアンテナの外周面を囲う囲い部をさらに備えている。
【0009】
第3の発明は、第1の発明において、ブーストアンテナは、台座部に巻き付けられている。
【0010】
第4の発明は、第1の発明において、台座部は、外周面に螺旋状の溝が形成された柱状部を有し、ブーストアンテナは、螺旋状の溝に嵌まり込んだ状態で柱状部に巻き付けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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