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公開番号
2025050571
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023159439
出願日
2023-09-25
発明の名称
情報処理装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G06F
3/0346 20130101AFI20250328BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ユーザーの意図した動作が行われるように視線情報を処理することのできる技術を提供する。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、ユーザーの第1の視線位置を示す情報を取得する第1取得手段と、前記第1の視線位置を示す情報に基づき、前記ユーザーの視線が向けられた方向に存在する1つ以上のオブジェクトについて、前記ユーザーが知覚するオブジェクトのサイズの情報であるサイズ情報を取得する第2取得手段と、前記サイズ情報に基づく低減度合いで前記第1の視線位置を示す情報の変化を低減させることで、第2の視線位置を示す情報を取得する第3取得手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザーの第1の視線位置を示す情報を取得する第1取得手段と、
前記第1の視線位置を示す情報に基づき、前記ユーザーの視線が向けられた方向に存在する1つ以上のオブジェクトについて、前記ユーザーが知覚するオブジェクトのサイズの情報であるサイズ情報を取得する第2取得手段と、
前記サイズ情報に基づく低減度合いで前記第1の視線位置を示す情報の変化を低減させることで、第2の視線位置を示す情報を取得する第3取得手段と
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記サイズ情報が示す前記オブジェクトのサイズが第1のサイズの場合に、前記サイズ情報が示す前記オブジェクトのサイズが前記第1のサイズよりも大きい第2のサイズの場合よりも前記低減度合いが大きい
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記1つ以上のオブジェクトは、現在までの第1期間に取得された複数の前記第1の視線位置の中心からの、前記ユーザーの視野が広がる方向における距離が閾値よりも短い1つ以上のオブジェクトである
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第3取得手段は、現在までの第2期間に取得された複数の前記第1の視線位置のばらつきと、前記サイズ情報に応じた許容範囲とに基づいて、前記第2の視線位置を示す前記情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第3取得手段は、前記ばらつきと前記許容範囲とに基づく低減度合いで前記第1の視線位置を示す情報の変化を低減させることで、前記第2の視線位置を示す前記情報を取得し、
前記ばらつきが同じ場合には、前記サイズ情報が示す前記オブジェクトのサイズが第1のサイズの場合よりも、前記サイズ情報が示す前記オブジェクトのサイズが前記第1のサイズよりも大きい第2のサイズの場合の方が、前記低減度合いが小さい
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記サイズ情報は、前記1つ以上のオブジェクトの平均サイズ、最大サイズ、または最小サイズの情報である
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第2取得手段は、前記サイズ情報と、前記1つ以上のオブジェクトの移動の情報である移動情報とを取得し、
前記第3取得手段は、前記サイズ情報と前記移動情報に基づく前記低減度合いで前記第1の視線位置を示す情報の変化を低減させることで、前記第2の視線位置を示す前記情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第3取得手段は、
現在までの第2期間に取得された複数の前記第1の視線位置のばらつきが、前記サイズ情報に応じた許容範囲の上限よりも大きい場合に、前記低減度合いを強め、
前記ばらつきが前記許容範囲の下限よりも小さい場合に、前記低減度合いを弱める
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第3取得手段は、
前記ばらつきが前記下限よりも小さくても、前記1つ以上のオブジェクトが移動していない場合には、前記低減度合いを変更せず、
前記ばらつきが前記下限よりも小さく、且つ、前記1つ以上のオブジェクトが移動している場合に、前記低減度合いを弱める
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記第3取得手段は、
現在までの第2期間に取得された複数の前記第1の視線位置のばらつきが、前記サイズ情報に応じた許容範囲の上限よりも大きい状態で、第1時間が経過した場合に、前記低減度合いを強め、
前記ばらつきが前記許容範囲の下限よりも小さい状態で第2時間が経過した場合に、前記低減度合いを弱める
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関し、特に視線情報を処理する技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
電子ビューファインダーを備える撮像装置の表示領域内、または頭部装着型表示装置(HMD:Head Mounted Display)の表示領域内を見るユーザーの視線位置を検出し、視線位置にアイテムを表示する技術が提案されている。撮像装置またはHMDにおいては、撮影光学系を通過した光束を受光する撮像素子で取得された映像(現実空間の映像)を表示することもできる。また、撮像素子で取得された映像から様々な種類の被写体(現実オブジェクト)を検出したり認識したりすることもできる。HMDにおいては、仮想オブジェクトを表示することもでき、例えば現実空間に仮想オブジェクトを配置するように仮想オブジェクトを表示することもできる。検出した視線位置を用いて、現実空間の被写体を選択したり、仮想オブジェクトを選択したりすることもできる。
【0003】
人間の眼は、じっと一点を見ていたとしても、不随意的かつ細かな眼球の揺れ(固視微動)が常に発生するという特性を有し、特許文献1,2には、固視微動を考慮した技術が開示されている。特許文献1には、ユーザーが見る画像を撮像する際の焦点距離が短い場合に、焦点距離が長い場合よりも大きい低減度合いで視線情報の変化を低減する技術が開示されている。特許文献2には、指標が所定時間注視された場合に、当該指標に対応する領域(視線スイッチとして機能する領域)を広げる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-183552号公報
特開平7-283986号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1,2に開示の技術では、ユーザーがオブジェクト(現実オブジェクトまたは仮想オブジェクト)を見ても、当該オブジェクトに依っては、ユーザーの意図した動作が行われないことがある。
【0006】
本発明は、ユーザーの意図した動作が行われるように視線情報を処理することのできる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様は、ユーザーの第1の視線位置を示す情報を取得する第1取得手段と、前記第1の視線位置を示す情報に基づき、前記ユーザーの視線が向けられた方向に存在する1つ以上のオブジェクトについて、前記ユーザーが知覚するオブジェクトのサイズの情報であるサイズ情報を取得する第2取得手段と、前記サイズ情報に基づく低減度合いで前記第1の視線位置を示す情報の変化を低減させることで、第2の視線位置を示す情報を取得する第3取得手段とを有することを特徴とする情報処理装置である。
【0008】
本発明の第2の態様は、表示された画像におけるユーザーの第1の視線位置を示す情報を取得する第1取得手段と、前記画像の表示倍率の情報である倍率情報を取得する第2取得手段と、前記倍率情報に基づく低減度合いで前記第1の視線位置を示す情報の変化を低減することで、第2の視線位置を示す情報を取得する第3の取得手段とを有することを特
徴とする情報処理装置である。
【0009】
本発明の第3の態様は、ユーザーの視線位置を示すインジケータを表示するように制御する制御手段を有し、前記ユーザーが第1のサイズのオブジェクトを見ている場合には、前記ユーザーが前記第1のサイズよりも大きい第2のサイズのオブジェクトを見ている場合よりも、前記インジケータの位置の変動が小さいことを特徴とする情報処理装置である。
【0010】
本発明の第4の態様は、表示された画像におけるユーザーの視線位置を示すインジケータを表示するように制御する制御手段を有し、前記画像の表示倍率が第1の倍率である場合には、前記表示倍率が前記第1の倍率よりも高い第2の倍率である場合によりも、前記インジケータの位置の変動が小さいことを特徴とする情報処理装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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