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公開番号2025055872
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023165283
出願日2023-09-27
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04R 3/00 20060101AFI20250401BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ナレーションや意図しないノイズ音などの特定の音声データを無指向化あるいは除去することを可能にした立体音響を記録する撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置は、撮像手段と、所定の角度で配置された複数のマイクエレメントを有し、立体音響の音声信号を取得するマイク113と、マイク113により取得した音声信号を処理する音声処理手段である音声処理部104と、を有し、音声処理部104は、マイク113により取得した音声信号を立体音響データに変換し、マイク113により取得した音声信号から特定の音源の音声信号を抽出し、前記特定の音源の音声信号を前記立体音響データの無指向データに変換し、前記立体音響データと合成する処理を行う。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
撮像手段と、
所定の角度で配置された複数のマイクエレメントを有し、立体音響の音声信号を取得するマイクと、
前記マイクにより取得した音声信号を処理する音声処理手段とを有し、
前記音声処理手段は、前記マイクにより取得した音声信号を立体音響データに変換し、前記マイクにより取得した音声信号から特定の音源の音声信号を抽出し、前記特定の音源の音声信号を前記立体音響データの無指向性データに変換し、前記立体音響データと合成する処理を行うことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記特定の音源の音声信号を前記立体音響データの無指向性データに変換するか否かを制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記特定の音源の位置を設定する制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記特定の音源の位置は撮影者の位置であることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記複数のマイクエレメントのうちの1つは撮影者の方向を向いて配置されることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
撮像手段と、
所定の角度で配置された複数のマイクエレメントを有し、立体音響の音声信号を取得する第1のマイクと、
所定の方向の音声を取得する第2のマイクと、
前記第1のマイクと前記第2のマイクにより取得した音声信号を処理する音声処理手段とを有し、
前記音声処理手段は、前記第2のマイクからの音声信号から特定の音源の音声信号を抽出し、前記第1の各マイクエレメントにより取得した各音声信号から前記抽出された前記特定の音源の音声信号を除去し、前記除去された各音声信号を立体音響データに変換する処理を行うことを特徴とする撮像装置。
【請求項7】
前記所定の方向は、撮影者の方向であることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記特定の音源は人の声の周波数成分の音声であることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記抽出された音声信号と、前記立体音響データとを記録する記録手段を有することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記音声処理手段は、前記抽出された音声データをテキストに変換し、テキストデータを出力することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
立体映像技術の向上により一般的なコンテンツとして3D動画が普及しており、動画共有サイトなどでも3D動画への対応がなされている。このような状況において、映像の立体技術に追随して音声の立体的な音場の再現の需要が高まっている。
【0003】
空間上のある位置における音場を再現する技術としてアンビソニックスが知られている。アンビソニックスでは、専用のマイクロホンアレイを設置した位置における全方向からの音を再現することでその地点の音場を再現することができる、また、その位置における任意方向の指向性を持つ信号を、収音後の処理によって生成することが可能である。
【0004】
アンビソニックスを用いた立体音響データを取得するマイクとして、特許文献1に開示されるようなマイクがすでに提供されている。カメラとアンビソニックスマイクを連携して撮影を行うことにより、映像、音場ともに立体的なコンテンツを提供できるようになる。
【0005】
近年ではオンライン旅行やスポーツ観戦など、リモートでリアルな体験を狙ったコンテンツが提供されはじめているため、そのようなコンテンツ記録での活用を期待できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-57987
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来技術では、全方位の音声を立体的に記録するため、撮影者がナレーションのように意図的に発している音声も指向性を持った音声となってしまい、違和感のあるコンテンツになってしまう。また、コンテンツ視聴者によってはナレーションをオフにしたい人もいることが想定される。さらには、コンテンツ撮影時に意図せず入ってしまった音はコンテンツから排除したいことも想定される。
【0008】
そこで、本発明の目的は、ナレーションや意図しないノイズ音などの特定の音声データを無指向化あるいは除去することを可能にした立体音響を記録する撮像装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、撮像手段と、所定の角度で配置された複数のマイクエレメントを有し、立体音響の音声信号を取得するマイクと、前記マイクにより取得した音声信号を処理する音声処理手段とを有し、前記音声処理手段は、前記マイクにより取得した音声信号を立体音響データに変換し、前記マイクにより取得した音声信号から特定の音源の音声信号を抽出し、前記特定の音源の音声信号を前記立体音響データの無指向データに変換し、前記立体音響データと合成する処理を行う。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ナレーションや意図しないノイズ音などの特定の音声データを無指向化あるいは除去することを可能にした立体音響を記録する撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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