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公開番号
2025073820
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184922
出願日
2023-10-27
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
21/18 20060101AFI20250502BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】シートに画像を形成する画像形成装置の一形態を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、第1開口を有する装置本体と、第1カートリッジと、第2カートリッジと、第1カバーと、第2カバーと、を備える。第1カバーが第1開位置に位置し且つ第2カバーが第2開位置に位置する際に、第1方向に見たとき、第1開口の第1領域が開放されており、第1カバーが第1閉位置に位置し且つ第2カバーが第2開位置に位置する際に、第1方向に見たとき、第1開口の第1領域よりも狭い第2領域が第2開口を介して開放されている。装置本体に装着された第1カートリッジの全体は、第1方向に見たとき、第1領域内に配置される。第1カートリッジに装着された第2カートリッジの全体は、第1方向に見たとき、第2領域内に配置される。装置本体に装着された第1カートリッジの一部は、第1方向に見たとき、第2領域外に配置されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成装置において、
第1開口を有する装置本体と、
トナーを担持するように構成された現像ローラを有し、前記第1開口を介して前記装置本体に対して着脱可能に構成される第1カートリッジと、
トナーを収容可能な収容部を有し、前記装置本体に装着された前記第1カートリッジに対して第1方向に装着可能かつ前記第1方向とは反対の第2方向に取り外し可能に構成される第2カートリッジと、
前記装置本体に対して開閉可能に支持され、前記第1開口の一部を覆う第1閉位置と、前記第1開口の前記一部を開放する第1開位置と、に移動可能な第1カバーであって、第2開口を有する第1カバーと、
前記第1閉位置に位置する前記第1カバーの前記第2開口を覆う第2閉位置と、前記第2開口を開放する第2開位置と、に移動可能に設けられる第2カバーであって、前記第2閉位置において、前記第1方向に見たときに前記第1閉位置に位置する前記第1カバーとオーバーラップし、前記第1カバーよりも前記第2方向における下流に配置される第2カバーと、を備え、
前記第1カバーが前記第1開位置に位置し且つ前記第2カバーが前記第2開位置に位置する際に、前記第1方向に見たとき、前記第1開口の第1領域が開放されており、
前記第1カバーが前記第1閉位置に位置し且つ前記第2カバーが前記第2開位置に位置する際に、前記第1方向に見たとき、前記第1開口の前記第1領域よりも狭い第2領域が前記第2開口を介して開放されており、
前記第2領域は、前記第1領域に包含され、
前記装置本体に装着された前記第1カートリッジの全体は、前記第1方向に見たとき、前記第1領域内に配置され、
前記第1カートリッジに装着された前記第2カートリッジの全体は、前記第1方向に見たとき、前記第2領域内に配置され、
前記装置本体に装着された前記第1カートリッジの一部は、前記第1方向に見たとき、前記第2領域外に配置されている、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記第1カバーが前記第1開位置に位置し且つ前記第2カバーが前記第2開位置に位置する際に、前記第1カートリッジは、前記第1開口を介して前記装置本体から前記第2方向に沿って取り外し可能であり、
前記第1カバーが前記第1閉位置に位置し且つ前記第2カバーが前記第2開位置に位置する際に、前記第2カートリッジは、前記第1カバーの前記第2開口を介して、前記装置本体に装着された前記第1カートリッジから前記第2方向に取り外し可能であり、且つ前記第1カートリッジは、前記第1カバーによって前記装置本体からの取り外しが規制される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1カートリッジは、前記第1カートリッジを前記装置本体に対して着脱する際に把持可能な第1把持部を有し、
前記第2カートリッジは、前記第2カートリッジを前記第1カートリッジに対して着脱する際に把持可能な第2把持部を有し、
前記第1カバーが前記第1開位置に位置し且つ前記第2カバーが前記第2開位置に位置する際に、前記第1把持部は、前記第1開口を介して前記装置本体の外部に露出しており、
前記第1カバーが前記第1閉位置に位置し且つ前記第2カバーが前記第2開位置に位置する際に、前記第2把持部は、前記第1カバーの前記第2開口を介して、前記装置本体の外部に露出しており、且つ前記第1把持部は、前記第2開口を介して、前記装置本体の外部に露出していない、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1カバーは、前記第2開口を形成すると共に前記第1カバーが前記第1閉位置に位置する際に前記第1領域の内の前記第2領域を除く部分を覆う第1部分と、前記第1カバーが前記第1閉位置に位置する際に前記第1部分から前記第1方向に延びる第2部分と、を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第1カバーは、前記第1部分及び前記第2部分によって断面L字状に形成され、
前記第2カバーは、平板状に形成される、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第2部分は、前記第1カバーが前記第1閉位置に位置する際に、前記装置本体の天面の一部を構成する、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第1カートリッジは、前記第1カートリッジを前記装置本体に対して着脱する際に把持可能な第1把持部を有し、
前記第1把持部は、前記第1カバーが前記第1閉位置に位置する際に、鉛直方向に見て、前記第1カバーの前記第2部分に重なるように配置され、且つ前記第1カバーが前記第1開位置に位置する際に、前記鉛直方向において前記装置本体の外部に露出する、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第1カバーは、平板状に形成され、前記第1カバーが前記第1閉位置に位置する際に前記第1領域の内の前記第2領域を除く部分を覆い、
前記第1カートリッジは、前記第1カートリッジを前記装置本体に対して着脱する際に把持可能な第1把持部を有し、
前記装置本体に装着された前記第1カートリッジの前記第1把持部は、前記第1カバーの位置に拘わらず、上方が前記装置本体の天面によって覆われている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第1カートリッジに装着された前記第2カートリッジは、前記第1カートリッジが前記装置本体に装着され、前記第1カバーが前記第1閉位置に位置し、且つ前記第2カバーが前記第2閉位置に位置する状態で、前記装置本体に収容される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記装置本体に装着された前記第1カートリッジは、前記第2カートリッジが前記第1カートリッジに装着され、前記第1カバーが前記第1閉位置に位置し、且つ前記第2カバーが前記第2開位置に位置する状態で、前記装置本体の外部に露出していない、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、開口を有する筐体と、開口を介して筐体内から取り外し可能なプロセスカートリッジと、筐体に開閉可能に支持される第1カバー及び第2カバーと、を備えた画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。プロセスカートリッジは、ドラムカートリッジ及びトナーカートリッジを有し、これらは互いに分割可能に構成されている。第1カバー及び第2カバーは、筐体に対して閉じられることで、筐体の開口を覆うフロントカバーである。
【0003】
プロセスカートリッジは、第1カバー及び第2カバーが開いた状態で、開口を介して筐体内から取り外される。第1カバーが開かれ且つ第2カバーが閉じた状態では、プロセスカートリッジのドラムカートリッジを筐体から取り外そうとすると、ドラムカートリッジが第2カバーの突起部に接触する。これにより、ドラムカートリッジの筐体からの取り外しが規制される。一方で、第1カバーが開かれ且つ第2カバーが閉じた状態で、トナーカートリッジは、突起部に干渉せずにドラムカートリッジから取り外すことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-174691号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置の一形態を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置において、第1開口を有する装置本体と、トナーを担持するように構成された現像ローラを有し、前記第1開口を介して前記装置本体に対して着脱可能に構成される第1カートリッジと、トナーを収容可能な収容部を有し、前記装置本体に装着された前記第1カートリッジに対して第1方向に装着可能かつ前記第1方向とは反対の第2方向に取り外し可能に構成される第2カートリッジと、前記装置本体に対して開閉可能に支持され、前記第1開口の一部を覆う第1閉位置と、前記第1開口の前記一部を開放する第1開位置と、に移動可能な第1カバーであって、第2開口を有する第1カバーと、前記第1閉位置に位置する前記第1カバーの前記第2開口を覆う第2閉位置と、前記第2開口を開放する第2開位置と、に移動可能に設けられる第2カバーであって、前記第2閉位置において、前記第1方向に見たときに前記第1閉位置に位置する前記第1カバーとオーバーラップし、前記第1カバーよりも前記第2方向における下流に配置される第2カバーと、を備え、前記第1カバーが前記第1開位置に位置し且つ前記第2カバーが前記第2開位置に位置する際に、前記第1方向に見たとき、前記第1開口の第1領域が開放されており、前記第1カバーが前記第1閉位置に位置し且つ前記第2カバーが前記第2開位置に位置する際に、前記第1方向に見たとき、前記第1開口の前記第1領域よりも狭い第2領域が前記第2開口を介して開放されており、前記第2領域は、前記第1領域に包含され、前記装置本体に装着された前記第1カートリッジの全体は、前記第1方向に見たとき、前記第1領域内に配置され、前記第1カートリッジに装着された前記第2カートリッジの全体は、前記第1方向に見たとき、前記第2領域内に配置され、前記装置本体に装着された前記第1カートリッジの一部は、前記第1方向に見たとき、前記第2領域外に配置されている、ことを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置において、第1開口を有する装置本体と、トナーを担持するように構成された現像ローラを有し、前記第1開口を介して前記装置本体に対して着脱可能に構成される第1カートリッジと、トナーを収容可能な収容部を有し、前記装置本体に装着された前記第1カートリッジに対して第1方向に装着可能かつ前記第1方向とは反対の第2方向に取り外し可能に構成される第2カートリッジと、前記装置本体に対して開閉可能に支持され、前記第1開口の一部を覆う第1閉位置と、前記第1開口の前記一部を開放する第1開位置と、に移動可能な第1カバーであって、第2開口を有する第1カバーと、前記第1閉位置に位置する前記第1カバーの前記第2開口を覆う第2閉位置と、前記第2開口を開放する第2開位置と、に移動可能に設けられる第2カバーであって、前記第2閉位置において、前記第1方向に見たときに前記第1閉位置に位置する前記第1カバーとオーバーラップし、前記第1カバーよりも前記第2方向における下流に配置される第2カバーと、を備え、前記第1カバーが前記第1開位置に位置し且つ前記第2カバーが前記第2開位置に位置する際に、前記第1カートリッジは、前記第1開口を介して前記装置本体から前記第2方向に沿って取り外し可能であり、前記第1カバーが前記第1閉位置に位置し且つ前記第2カバーが前記第2開位置に位置する際に、前記第2カートリッジは、前記第1カバーの前記第2開口を介して、前記装置本体に装着された前記第1カートリッジから前記第2方向に取り外し可能であり、且つ前記第1カートリッジは、前記第1カバーによって前記装置本体からの取り外しが規制される、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、シートに画像を形成する画像形成装置の一形態を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
(a)は第2カバーが開いた状態の第1の実施の形態に係る画像形成装置を示す全体概略図、(b)は第1カバー及び第2カバーが開いた状態の画像形成装置を示す全体概略図。
プロセスカートリッジを示す下面図。
(a)は第2カバーを開いた状態の画像形成装置を示す正面図、(b)は第2カバーを開いた状態の画像形成装置を示す斜視図。
ドラムカートリッジが装置本体に装着された状態を示す断面図。
(a)は第1カバー及び第2カバーが開位置に位置する状態の画像形成装置を示す正面図、(b)は第1カバー及び第2カバーが開位置に位置する状態の画像形成装置を示す斜視図。
第1の実施の形態の変形例に係る画像形成装置を示す全体概略図。
(a)は第2の実施の形態に係る第2カバーが開位置に位置する状態の画像形成装置を示す正面図、(b)は第1カバー及び第2カバーが開位置に位置する状態の画像形成装置1Bを示す正面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1の実施の形態>
[全体構成]
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。画像形成装置としての画像形成装置1は、モノクロのトナー像を形成する電子写真方式のレーザビームプリンタである。図1(a)は、第2カバー20が開いた状態の画像形成装置1を示す全体概略図であり、図1(b)は、第1カバー21及び第2カバー20が開いた状態の画像形成装置1を示す全体概略図である。
(【0011】以降は省略されています)
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