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公開番号2025059781
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170078
出願日2023-09-29
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人中川国際特許事務所
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250403BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】操作性を向上した画像形成装置を提供する。
【解決手段】シートに対してインクを吐出して画像を形成する記録部と、鉛直方向において前記記録部に対向する位置に配置され、鉛直方向に直交する第1方向にシートを搬送する搬送部と、前記記録部および前記搬送部を支持する本体フレームと、鉛直方向および第1方向に直交する前後方向において前記記録部の前側に配置され、前面の外装をなすように前記本体フレームに取り付けられた外装カバーと、を備え、前記外装カバーは、透明材料で形成された透明カバーと、前記透明の周囲の少なくとも一部に配置されたカバーフレームと、を有し、前記外装カバーは、鉛直方向の上端の側の回動軸を中心に回動することで開閉する。
【選択図】図19
特許請求の範囲【請求項１】
シートに対してインクを吐出して画像を形成する記録部と、
鉛直方向において前記記録部に対向する位置に配置され、鉛直方向に直交する第１方向にシートを搬送する搬送部と、
前記記録部および前記搬送部を支持する本体フレームと、
鉛直方向および第１方向に直交する前後方向において前記記録部の前側に配置され、前面の外装をなすように前記本体フレームに取り付けられた外装カバーと、を備え、
前記外装カバーは、透明材料で形成された透明カバーと、前記透明の周囲の少なくとも一部に配置されたカバーフレームと、を有し、
前記外装カバーは、鉛直方向の上端の側の回動軸を中心に回動することで開閉する、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記本体フレームは、第１方向の両側に配置され、それぞれ鉛直方向に延びる第１支柱と第２支柱とを有し、
前記記録部は、第１方向において前記第１支柱と前記第２支柱との間に配置され、
前記カバーフレームは、前記本体フレームの前記第１支柱に対向する第１カバーフレーム部と、前記本体フレームの前記第２支柱に対向する第２カバーフレーム部と、を有し、
前記透明カバーは、前記第１カバーフレーム部から前記第２カバーフレーム部までに渡って設けられている、
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項３】
前記記録部のメンテナンスを行うメンテナンス部と、
シートの画像を読み取る読取部と、を備え、
前記メンテナンス部は、第１方向において前記記録部と前記第１支柱との間に位置するように、前記本体フレームに支持され、
前記読取部は、第１方向において前記記録部と前記第２支柱との間に位置するように、前記本体フレームに支持される、
ことを特徴とする請求項２に記載の画像形成装置。
【請求項４】
前記外装カバーが閉じられた状態で、前記記録部の少なくとも一部、前記メンテナンス部の少なくとも一部、及び、前記読取部の少なくとも一部が、前記透明カバーを通して視認される、
ことを特徴とする請求項３に記載の画像形成装置。
【請求項５】
前記外装カバーが閉じられた状態で、前記記録部の少なくとも一部が前記透明カバーを通して視認される、
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項６】
前記本体フレームは、前記第１支柱の上端と前記第２支柱の上端との間に連結され、第１方向に延びる第３支柱を有し、
前記記録部は、前記第３支柱より下方に配置され、
前記外装カバーは、鉛直方向において、前記本体フレームの前記第３支柱から搬送部までに渡って配置される、
ことを特徴とする請求項２に記載の画像形成装置。
【請求項７】
前記本体フレームは、前記第１支柱と前記第２支柱との間に連結され、第１方向に延びる第４支柱を有し、
前記記録部は、前記第４支柱より上方に配置される、
ことを特徴とする請求項２に記載の画像形成装置。
【請求項８】
前記カバーフレームの前後方向における厚さは、前記透明カバーの前後方向における厚さより大きく、
前記透明カバーは、前記カバーフレームの前後方向における前側に設けられ、
前記第４支柱は、前後方向において前側に突出したオフセット部分を有し、
前記外装カバーが閉じられた状態で、前記オフセット部分の少なくとも一部は、前後方向において前記カバーフレームと同じ位置に配置される、
ことを特徴とする請求項７に記載の画像形成装置。
【請求項９】
前記記録部は、前記第４支柱の前記オフセット部分に取り付けられて、前記本体フレームに支持される、
ことを特徴とする請求項８に記載の画像形成装置。
【請求項１０】
前記外装カバーが閉じられた状態で、前記記録部の少なくとも一部、及び、前記第４支柱の少なくとも一部が、前記透明カバーを通して視認される、
ことを特徴とする請求項９に記載の画像形成装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、インクジェット方式を利用して画像形成を行う印刷機、複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
産業印刷業界ではオペレーターが画像形成装置の稼働状態を目視できる事が望まれている。大判インクジェット印刷機ではインク吐出ヘッドが走査する様子が見えるようになっている画像形成装置が提供されている。また、ラベル印刷機も同様に稼働状態が見える画像形成装置が上市されている。
【０００３】
これらの画像形成装置は、装置本体の高さが人の背丈より低いのが一般的である。これらの画像形成装置にて稼働状態を目視できる構成としては、画像形成装置の記録部を外装カバーで覆わない構成がある。あるいは、画像形成装置の前面に外装カバーを設けて一部に透明窓を配置した構成がある。また、画像形成装置の内部に照明を設けて視認性を上げているものもある（特許文献１）。
【０００４】
カット紙／枚葉紙における商業印刷機でも、記録部が見える印刷機が上市されている。これらの印刷機は、大判インクジェット印刷機やラベル印刷機よりも相対的に装置が大きく高さも２ｍ前後あり、外装カバーとしての扉は横開き（観音開き）である事が一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０１６－２１５５２２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
しかしながら、従来技術は、画像形成装置の前面に設けた扉が横開きであるため、扉を開いて画像形成装置のメンテナンス作業を行う際に、その開いた扉によって作業スペースが制限されることがある。例えば、観音開きの両扉を開いて装置内の記録部などのユニットを装置前面に引き出してメンテナンス作業を行う場合、引き出したユニットの側方には開放した両扉があるため、作業スペースが狭くなってしまう。また、開いた扉が作業者の移動経路を塞ぐこともある。そのため、操作性の向上が望まれている。
【０００７】
また、外装カバーの一部に透明窓を配置した構成では、稼働状態を目視できる範囲が限定されてしまう。仮に観音開きの両扉にそれぞれ透明窓を設けたとしても、両扉の合わせ目が死角になってしまい、稼働状態を目視できる範囲が限定されてしまう。そのため、操作性の向上が望まれている。
【０００８】
そこで、本発明の目的は、操作性を向上した画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、シートに対してインクを吐出して画像を形成する記録部と、鉛直方向において前記記録部に対向する位置に配置され、鉛直方向に直交する第１方向にシートを搬送する搬送部と、前記記録部および前記搬送部を支持する本体フレームと、鉛直方向および第１方向に直交する前後方向において前記記録部の前側に配置され、前面の外装をなすように前記本体フレームに取り付けられた外装カバーと、を備え、前記外装カバーは、透明材料で形成された透明カバーと、前記透明の周囲の少なくとも一部に配置されたカバーフレームと、を有し、前記外装カバーは、鉛直方向の上端の側の回動軸を中心に回動することで開閉する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、操作性を向上した画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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