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公開番号2025047830
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023156566
出願日2023-09-21
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B65H 1/04 20060101AFI20250326BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 延長シートトレイをトレイに装着した場合に、トレイおよび延長トレイを含む画像形成装置の設置面積が過度に大きくなってしまう。
【解決手段】 画像形成部と、シートが載置される第1トレイユニットと、前記画像形成部に向けて給送する給送部と、前記第1トレイユニットの上流に着脱可能であって、シートが載置される第2トレイユニットと、を備え、前記第1トレイユニットは、第1トレイとを有し、前記第2トレイユニットは、前記第1トレイユニットに着脱可能な筐体と、シートが載置される第2トレイと、を有し、前記筐体に対してシート給送方向の上流に前記第2トレイを移動したときの前記第2トレイの載置面と、前記第2トレイをシート給送方向の下流に前記第2トレイを移動したときの前記第2トレイの載置面とのなす角が、所定角度よりも大きいこと。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部を含む装置本体の側面に設けられ、シートが載置される第1トレイユニットと、
前記第1トレイユニットに載置されるシートを前記画像形成部に向けて給送する給送部と、
シートの給送方向における前記第1トレイユニットの上流に着脱可能であって、シートが載置される第2トレイユニットと、を備え、
前記第1トレイユニットは、シートが載置される第1トレイと、前記第1トレイに設けられ、前記シートの給送方向と直交するシートの幅方向におけるシートの側端の位置を規制する第1規制部と、を有し、
前記第2トレイユニットは、前記第1トレイユニットに着脱可能な筐体と、前記筐体に設けられ、シートが載置される第2トレイと、前記第2トレイに設けられ、前記シートの幅方向におけるシートの側端の位置を規制する第2規制部と、を有し、
前記筐体に対してシート給送方向の上流に前記第2トレイを移動したときの前記第2トレイの載置面と、前記第2トレイをシート給送方向の下流に前記第2トレイを移動したときの前記第2トレイの載置面とのなす角が、所定角度よりも大きい、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記筐体は前記第2トレイが移動可能にスライド穴を備え、前記第2トレイの突出部が前記スライド穴を移動し、
前記スライド穴はシートの給送方向に沿って湾曲するように形成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1規制部と第2規制部は、互いに独立して前記シートの幅方向に移動可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記筐体は前記第2トレイを上流に移動した引き出し位置で係合される被係合部を備え、前記第2トレイは係合部を備え、前記係合部が前記被係合部に係合することによって前記第2トレイは前記引き出し位置で保持される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記所定角度は、10度より大きく45度より小さい角度である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機・プリンタ・ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、店頭のPOP等で、シートの長さが1000mm程度の長尺シートが使用される。このような長尺シートに対して画像を印刷する場合、画像形成装置の側面部に設けられている手差し給送部が使用される。特許文献1に開示される手差し給送部のトレイユニットは、シートを載置するトレイが設けられており、加えて長尺シートを給送する際には着脱可能な延長トレイがトレイに取り付けられる。そして、延長トレイはトレイに対して給送方向に引き出し可能にスライド可能となっている。さらに、給送される長尺シートの斜行を抑制するために、トレイおよび延長トレイには、シートの給送方向と直交するシート幅方向におけるシートの側端の位置を規制するサイド規制板が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-267561号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のトレイユニットに載置される長尺シートの種類は多数ある。すなわち、長尺シートは使用用途に応じて様々な長さの異なる種類がある。この場合、ひとつの延長シートトレイで全てのシート長さに対応するためには、最大長さのシートを搬送できるように、延長シートトレイを大きく構成しておく必要がある。そのため、延長シートトレイをトレイに装着した場合に、トレイおよび延長トレイを含む画像形成装置の設置面積が過度に大きくなってしまう。
【0005】
そこで、本発明の目的は、トレイに着脱されスライド可能な延長トレイについて、設置面積を小さくしつつ長尺シートを載置可能な画像形成装置を提供する、ことである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するための発明の一態様は、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部を含む装置本体の側面に設けられ、シートが載置される第1トレイユニットと、前記第1トレイユニットに載置されるシートを前記画像形成部に向けて給送する給送部と、シートの給送方向における前記第1トレイユニットの上流に着脱可能であって、シートが載置される第2トレイユニットと、を備え、前記第1トレイユニットは、シートが載置される第1トレイと、前記第1トレイに設けられ、前記シートの給送方向と直交するシートの幅方向におけるシートの側端の位置を規制する第1規制部と、を有し、前記第2トレイユニットは、前記第1トレイユニットに着脱可能な筐体と、前記筐体に設けられ、シートが載置される第2トレイと、前記第2トレイに設けられ、前記シートの幅方向におけるシートの側端の位置を規制する第2規制部と、を有し、前記筐体に対してシート給送方向の上流に前記第2トレイを移動したときの前記第2トレイの載置面と、前記第2トレイをシート給送方向の下流に前記第2トレイを移動したときの前記第2トレイの載置面とのなす角が、所定角度よりも大きいことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、トレイに着脱されスライド可能な延長トレイについて、設置面積を小さくしつつ長尺シートを載置可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る画像形成装置の正面図
本発明の実施形態に係る画像形成装置の正面図(手差しトレイを開いたとき)およびトレイユニットの上面図
本発明の実施形態に係る画像形成装置の正面図(手差しトレイに延長トレイを装着したとき)およびトレイユニット上面図
本発明の第1実施形態に係るトレイユニットの上面図
本発明の実施形態に係る画像形成装置の正面図(手差しトレイの延長トレイをスライドしたとき)およびトレイユニット上面図
本発明の第1実施形態に係る延長トレイの保持部を示す正面断面図
本発明の第1実施形態に係る延長トレイとフレームを示す正面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態1]
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。以下の説明において、画像形成装置の正面(前面、手前側)とは図1の紙面において手前側、背面(後面、奥側)とはその反対側である。左右とは、画像形成装置100を正面から見て左と右である。上下とは、重力方向において上と下である。上流と下流は、シート搬送方向における上流と下流である。
【0010】
<画像形成装置>
まず、本発明の画像形成装置について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。図1において、201は画像形成装置、201Aは画像形成装置本体、201Bはシートに画像を形成する画像形成部である。202は、画像形成装置本体201Aの上方に略水平に設置された画像読取装置である。この画像読取装置202と画像形成装置本体201Aとの間に、シート排出用の排出空間Vが形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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