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公開番号
2025070532
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180923
出願日
2023-10-20
発明の名称
撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/72 20230101AFI20250424BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】低消費電力でありながら、高いダイナミックレンジを得られる露出制御を実行可能な撮像装置を提供すること。
【解決手段】撮像装置は、被写体の撮像を行う撮像部と、撮像における環境光輝度を取得する測光部と、撮像における撮像部の露出値を設定する設定部とを有し、設定部は、第1の時刻における撮像により取得された被写体の輝度分布に関する輝度分布情報と、第1の時刻における環境光輝度に対する第1の時刻よりも後の第2の時刻における環境光輝度の比の値とに基づいて、第2の時刻における露出値を設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被写体の撮像を行う撮像部と、
前記撮像における環境光輝度を取得する測光部と、
前記撮像における前記撮像部の露出値を設定する設定部とを有し、
前記設定部は、第1の時刻における前記撮像により取得された前記被写体の輝度分布に関する輝度分布情報と、該第1の時刻における前記環境光輝度に対する該第1の時刻よりも後の第2の時刻における前記環境光輝度の比の値とに基づいて、該第2の時刻における前記露出値を設定することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記第1の時刻と前記第2の時刻は、異なる日の同時刻帯の時刻であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記測光部は、受光面の法線方向が前記撮像部の視野角と異なる方向となるように設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記輝度分布情報は、前記第1の時刻の環境光輝度と予め設定された標準白色とをパラメータとして、ホワイトバランスを補正して決定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記設定部は、前記輝度分布情報と前記比との値に基づく情報が所定の範囲に含まれる場合、前記第2の時刻における露出値を前記第1の時刻における前記露出値に設定し、前記情報が前記所定の範囲に含まれない場合、前記第2の時刻における露出値を前記第1の時刻における前記露出値とは異なる値に設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記所定の範囲の最大値をYM、前記撮像部に含まれる画素の飽和輝度値をYMAXとするとき、
0.7<YM/YMAX<0.9
なる条件式を満足することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記輝度分布情報と前記第1の時刻における前記環境光輝度を記録する記録部を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記設定部は、前記第2の時刻における露出値を前記撮像部に伝達することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記測光部は、色ごとの環境光輝度を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、植物を監視しながら、生育度合いや病害虫等を監視する診断システムが普及している。特に植物の生育に伴う葉色等の変化を精密に測定するためには、撮像装置のダイナミックレンジに対して、撮像対象の輝度分布を最大限引き出した撮影を行う必要がある。
【0003】
特許文献1には、予め撮影された画像の各画素の明るさを複数段階の明るさエリアに分けて評価することで取得される各画素の明るさの分布を示す情報に基づき正規の撮像時の露出を決定する構成が開示されている。また、特許文献2には、画像の明るさに応じて露出制御条件を設定する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-118520号公報
特開2009-273050号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
屋外での撮影においては、給電方法がソーラー電池に限られる等の供給電力量に制限が存在する場合がある。特許文献1の構成は、1回の撮影につき被写体を2回撮影する必要があり、大きな電力量が必要となるため好ましくない。特許文献2の構成では、画像のみを用いて露出設定条件を設定するため、常に撮影を行っている必要があり、消費電力が大きくなってしまう。
【0006】
本発明は、低消費電力でありながら、高いダイナミックレンジを得られる露出制御を実行可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての撮像装置は、被写体の撮像を行う撮像部と、撮像における環境光輝度を取得する測光部と、撮像における撮像部の露出値を設定する設定部とを有し、設定部は、第1の時刻における撮像により取得された被写体の輝度分布に関する輝度分布情報と、第1の時刻における環境光輝度に対する第1の時刻よりも後の第2の時刻における環境光輝度の比の値とに基づいて、第2の時刻における露出値を設定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、低消費電力でありながら、高いダイナミックレンジを得られる露出制御を実行可能な撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1の撮像装置の構成図である。
実施例1の撮像装置の適用例を示す図である。
実施例1の撮像装置の撮像フローを示す図である。
実施例1の露出制御フローを示す図である。
実施例1の撮像装置での撮影結果の一例を示す図である。
実施例2の撮像装置の構成図である。
実施例2の撮像装置の適用例を示す図である。
実施例2の撮像装置の撮像フローを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
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