TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025084436
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198338
出願日
2023-11-22
発明の名称
液体吐出ヘッド
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
2/14 20060101AFI20250527BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】支持部材の変形に対する耐性を向上させた液体吐出ヘッドを提供すること。
【解決手段】液体吐出ヘッドは、液体を吐出する吐出口が設けられた第一面を有する第一基板と、第一基板の第一面に接合され、且つ、第一基板における吐出口が設けられた領域を囲む開口が設けられた支持部材と、第一基板の第一面と反対側である第二面に接合された第二基板と、を備える。支持部材と第一基板とが接合された領域は、支持部材と第一基板との密着力が相対的に強い第一領域と、支持部材と第一基板との密着力が相対的に弱い第二領域とを含む。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を吐出する吐出口が設けられた第一面を有する第一基板と、
前記第一基板の前記第一面に接合され、且つ、前記第一基板における前記吐出口が設けられた領域を囲む開口が設けられた支持部材と、
前記第一基板の前記第一面と反対側である第二面に接合された第二基板と、
を備え、
前記支持部材と前記第一基板とが接合された領域は、前記支持部材と前記第一基板との密着力が相対的に強い第一領域と、前記支持部材と前記第一基板との密着力が相対的に弱い第二領域とを含む、
ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記支持部材、前記第一基板、及び、前記第二基板が積層されている方向に沿って前記第一面を見た状態において、前記第一領域は、前記第二基板が投影される投影領域と前記支持部材が投影される投影領域とが重複する重複領域を含み、前記第二領域は、前記第二基板が投影されず、且つ、前記支持部材が投影される領域を含む、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記第一基板の線膨張係数は、前記支持部材の線膨張係数より小さい、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記第一基板の線膨張係数は、前記支持部材の線膨張係数の5倍以下である、
請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記第一基板は、シリコンを含み、
前記支持部材は、チタン、ニッケル合金、ステンレス、タングステン、モリブデン、及び、セラミックスのうち何れか1つ以上を含む、
請求項4に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
前記支持部材、前記第一基板、及び、前記第二基板が積層されている方向に沿って前記第一面を見た状態において、前記第一基板に対する前記第二基板の投影領域は、前記第一基板の投影領域より小さい、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項7】
前記第一領域には、接着剤が付与され、
前記第二領域には、接着剤が付与されない、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項8】
前記接着剤は、熱硬化型接着剤である、
請求項7に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項9】
前第一領域と前記第二領域との境には、溝部が設けられている、
請求項7に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項10】
前記第二領域の一部又は全部には、撥水加工が施されている、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体吐出ヘッドに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、カバー部材(支持部材)、ノズル板(第一基板)、及び、アクチュエータ基板(第二基板)が、接着剤により接着された液体吐出ヘッドが開示されている。特許文献1の液体吐出ヘッドによれば、ノズル板とカバー部材との間に接着剤が塗布され、ノズル板とカバー部材との接着部から液体(インク)が侵入することが抑制され、耐液性の向上が実現される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-131627号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、特許文献1のような液体吐出ヘッドでは、支持部材が変形した場合、当該変形によって生じた応力は、支持部材に接着されている第一基板に伝わる。第一基板における支持部材との接着面の反対側の面は第二基板に接着されている。このため、支持部材が変形したことによって生じた応力は、第一基板を第二基板から引き剥がす様に作用し、液体吐出ヘッドにおける接着部分が破損する虞がある。
【0005】
そこで、本開示は、支持部材の変形に対する耐性を向上させた液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の液体吐出ヘッドは、液体を吐出する吐出口が設けられた第一面を有する第一基板と、前記第一基板の前記第一面に接合され、且つ、前記第一基板における前記吐出口が設けられた領域を囲む開口が設けられた支持部材と、前記第一基板の前記第一面と反対側である第二面に接合された第二基板と、を備え、前記支持部材と前記第一基板とが接合された領域は、前記支持部材と前記第一基板との密着力が相対的に強い第一領域と、前記支持部材と前記第一基板との密着力が相対的に弱い第二領域とを含む、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示の液体吐出ヘッドによれば、支持部材の変形に対する耐性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態における液体吐出装置の一例を示す図。
一実施形態における液体吐出ヘッドの上面を示した斜視図。
一実施形態における液体吐出ヘッドの底面を示した斜視図。
一実施形態における液体吐出ユニットの吐出面を示した斜視図。
一実施形態における液体吐出ユニットの上面を示した斜視図。
一実施形態における液体吐出ユニットの分解斜視図。
一実施形態における体吐出ユニットを構成する各部材の接続を説明する図。
参考例を示す図。
一実施形態における特徴部分の分解斜視図。
図7における領域Xの拡大図。
一変形例における第一基板を示す斜視図。
一変形例における液体吐出ユニットの拡大断面図。
一変形例における第一基板を示す斜視図。
一変形例における液体吐出ユニットの拡大断面図。
一実施形態における特徴部分の分解斜視図。
一実施形態における液体吐出ユニットの拡大断面図。
一変形例における第一基板を示す斜視図。
一変形例における液体吐出ユニットの拡大断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[第1の実施形態]
<液体吐出装置100>
図1は、本実施形態に適用することが可能な液体吐出装置100の一例を示す図である。
【0010】
先ず、本明細書で参照する図に示す座標系について説明する。本明細書で参照される図における、-Y方向は、記録媒体101が搬送される方向であり、+Y方向は、搬送方向の上流側である。また、X方向は、液体吐出ヘッド103の長手方向(幅方向)であり、このとき、液体吐出ヘッド103の短手方向(奥行き方向)はY方向に沿った方向である。Z方向は、液体吐出ヘッド103の高さ方向である。液体吐出ヘッド103は-Z方向に向けて、液体を吐出し記録媒体101に画像を記録する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
シヤチハタ株式会社
印判
1か月前
シヤチハタ株式会社
反転式印判
5か月前
三光株式会社
感熱記録材料
2か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
3か月前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
5か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
4か月前
日本製紙株式会社
感熱記録体
4か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
22日前
株式会社リコー
液体吐出装置
4か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
5か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
4か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
2か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
理想科学工業株式会社
印刷装置
3か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
5か月前
キヤノン株式会社
印刷システム
3か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
23日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
5か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
3か月前
ベルク工業有限会社
静電成膜装置
4か月前
三栄電機株式会社
プリンタ
3か月前
キヤノン電子株式会社
サーマルプリンタ
3か月前
株式会社リコー
液体吐出方法
3か月前
株式会社リコー
画像形成装置
3か月前
続きを見る
他の特許を見る