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公開番号
2025086228
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023200146
出願日
2023-11-27
発明の名称
放射線検出装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01T
7/00 20060101AFI20250530BHJP(測定;試験)
要約
【課題】 電源を着脱可能で且つ電源の膨張時にも電源の着脱を行うことができる放射線検出装置を提供する。
【解決手段】 放射線撮像装置(100)は、放射線検出パネル(1)と、バッテリ(8)と、バッテリホルダ(20)と、筐体(101)と、を有し、筐体(101)は、天面部(2)と、底面部(3b)と、側面部(3a)と、を有し、側面部(3a)はバッテリ(8)を筐体(101)の内外に挿抜するための開口(9)を有し、バッテリホルダ(20)は、バッテリ(8)の膨張面に中央領域に対向する箇所に空隙(20e)と、バッテリ(8)の端部領域保持する保持部(20d)を有し、バッテリ(8)の膨張時もバッテリホルダ(20)への挿抜が可能である。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電源部からの電力供給で動作する放射線検出パネルと、
前記電源部及び前記放射線検出パネルを収容可能な筐体であって、前記放射線検出パネルに放射線を入射させる入射面部と、前記入射面部の反対側に位置する背面部と、前記入射面部と背面部をつなぐ側面部と、を有する筐体と、を有し、
前記筐体は、前記電源部を収容する収容部であって前記側面部の一部領域に設けられた開口を介して前記電源部を側方に挿抜可能な収容部を有し、
前記収容部は、前記電源部の挿抜時に前記電源部の膨張面の中央領域と対向し得る領域が前記中央領域に対して間隔をあけて対向できるように、前記電源部の膨張面の端部領域を挿抜可能に保持する保持部を有することを特徴とする放射線検出装置。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記電源部はリチウムイオンポリマー電池であることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
【請求項3】
前記間隔は前記電源部の一般使用範囲で生じる前記膨張面の変形よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の放射線検出装置。
【請求項4】
前記間隔は前記電源部の劣化により生じる前記膨張面の変形よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の放射線検出装置。
【請求項5】
前記間隔は前記電源部の厚さの10%以上の大きさであることを特徴とする請求項1に記載の放射線検出装置。
【請求項6】
前記収容部は前記電源部を前記収容部の内に固定するための固定部材をさらに有し、前記固定部材は前記膨張面の変形が生じない箇所において前記電源部を固定することを特徴とする請求項1に記載の放射線検出装置。
【請求項7】
前記膨張面は前記電源部における最も面積が広い対向する2つの面であることを特徴とする請求項1に記載の放射線検出装置。
【請求項8】
前記保持部と前記電源部との間のクリアランスは、前記保持部と前記電源部のサイズ公差を考慮した上で前記電源部の挿抜が可能となる最小限の大きさであることを特徴とする請求項1に記載の放射線検出装置。
【請求項9】
前記間隔を設けるための空隙は前記収容部の少なくとも1か所に形成されることを特徴とする請求項1に記載の放射線検出装置。
【請求項10】
前記空隙は前記電源部と前記収容部の少なくとも一方の形状によって形成されることを特徴とする請求項1に記載の放射線検出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、放射線検出装置に関する。放射線検出装置は、医療診断機器、非破壊検査機器として用いられる装置であり、例えばX線フラットパネルディテクタである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
工業用の非破壊検査や医療診断の現場では、対象物を透過した放射線を検出して放射線画像を得る放射線撮像装置(放射線検出装置)が利用されている。また、昨今では、放射線撮像装置の可搬性を考慮して、電源としてのバッテリからの電力供給によって動作可能なタイプの放射線撮像装置が普及している。
【0003】
特許文献1では、バッテリを側方から挿抜して交換するタイプの放射線撮像装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-181238号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のようにバッテリを側方から挿抜して交換するタイプの放射線撮像装置は、挿抜性の維持の観点で改善の余地がある。なぜならば、劣化に伴ってバッテリが膨張した場合、放射線撮像装置に対してバッテリ(電源)を挿抜することが困難となる虞があるからである。
【0006】
本件はこのような問題点を鑑みてなされたものであり、電源の膨張時にも電源の着脱を行うことができる放射線検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の放射線検出装置は、電源部からの電力供給で動作する放射線検出パネルと、前記電源部及び前記放射線検出パネルを収容可能な筐体であって、前記放射線検出パネルに放射線を入射させる入射面部と、前記入射面部の反対側に位置する背面部と、前記入射面部と背面部をつなぐ側面部と、を有する筐体と、を有し、前記筐体は、前記電源部を収容する収容部であって前記側面部の一部領域に設けられた開口を介して前記電源部を側方に挿抜可能な収容部を有し、前記収容部は、前記電源部の挿抜時に前記電源部の膨張面の中央領域と対向し得る領域が前記中央領域に対して間隔をあけて対向できるように、前記電源部の膨張面の端部領域を挿抜可能に保持する保持部を有することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0008】
電源の膨張時にも電源の着脱を行うことができる放射線検出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1(a)は、放射線撮像装置の天面側を斜視する図である。図1(b)は、放射線撮像装置の底面側を斜視する図である。
放射線撮像装置のA-A断面を示す図である。
放射線撮像装置のB-B断面を示す図である。
バッテリの外観を示す図である。
バッテリホルダを示す図である。
図6(a)はバッテリを挿入する様子を示す図である。図6(b)はバッテリが装着された様子を示す図である。
図7(a)は通気口を持つ放射線撮像装置を示す図である。図7(b)は通気口を持つ放射線撮像装置を示す図である。
図8(a)は、バッテリホルダを開口側から見た様子を示す図である。図8(b)は、バッテリが挿入された状態のバッテリホルダを開口側から見た様子を示す図である。図8(c)は、膨張したバッテリが挿入された状態のバッテリホルダを開口側から見た様子を示す図である。
図9(a)は変形例1を示す図である。図9(b)は変形例2を示す図である。図9(c)は変形例3を示す図である。
放射線撮像システムの構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について具体的な実施例をあげ、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施例では装置の構成要素を複数挙げているが、これら全ての構成要素が発明に必須のものとは限らない。例えば、一部の構成要素を削除、置換等してもよい。また、複数の実施例の特徴を組み合わせてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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