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公開番号
2025083715
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197266
出願日
2023-11-21
発明の名称
有機化合物及び有機発光素子
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C07D
487/06 20060101AFI20250526BHJP(有機化学)
要約
【課題】耐久特性に優れた有機発光素子を提供する。
【解決手段】インドロカルバゾール環とキサントン環が、ベンゼン環やジベンゾチオフェン環やキサントン環を介して結合した有機化合物を発光層のホストとして用いる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記一般式[1]で示されることを特徴とする有機化合物。
TIFF
2025083715000033.tif
22
129
〔上記一般式[1]中、p、m、nはそれぞれ独立に、0又は1で、p+m+n≧1であり、
L
1
は、置換又は無置換の、ビフェニル、ターフェニル、ジベンゾチオフェン、又は、q個のベンゼンとr個のジベンゾチオフェンとs個のキサントンとの組み合わせであって、q、r、sはそれぞれ独立に0又は1以上の整数で、q+r+s≧2である組み合わせ、のいずれかから誘導される二価の置換基であり、
L
2
は、置換又は無置換の、ベンゼン、ビフェニル、ターフェニル、ジベンゾチオフェン、又は、q個のベンゼンとr個のジベンゾチオフェンとs個のキサントンとの組み合わせであって、q、r、sはそれぞれ独立に0又は1以上の整数で、q+r+s≧2である組み合わせ、のいずれかから誘導される一価又は二価の置換基であり、
HAr
1
及びHAr
2
はそれぞれ独立に、下記一般式[2-1]乃至[2-3]のいずれかで示される。
TIFF
2025083715000034.tif
53
157
上記一般式[2-1]乃至[2-3]中、R
10
乃至R
40
は、水素原子、重水素原子、ハロゲン原子、置換又は無置換のアルキル基、置換又は無置換のアルコキシ基、置換又は無置換のシリル基から選ばれる。〕
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
上記L
1
が、置換又は無置換の1以上のジベンゾチオフェンと、置換又は無置換の2以上のキサントンと、の組み合わせから誘導される一価又は二価の置換基であることを特徴とする請求項1に記載の有機化合物。
【請求項3】
上記L
1
が、下記一般式[3-1]乃至[3-5]のいずれかで示されることを特徴とする請求項1に記載の有機化合物。
TIFF
2025083715000035.tif
85
154
〔上記一般式[3-1]乃至[3-5]中、*は結合位置を示す。〕
【請求項4】
上記nが0であることを特徴とする請求項1に記載の有機化合物。
【請求項5】
第一電極と、第二電極、前記第一電極と前記第二電極との間に配置される有機化合物層と、を有する有機発光素子において、
前記有機化合物層は、請求項1乃至4のいずれかに記載の有機化合物を含有することを特徴とする有機発光素子。
【請求項6】
前記有機化合物層は、発光層を有し、
前記発光層は、前記有機化合物を含有することを特徴とする請求項5に記載の有機発光素子。
【請求項7】
前記発光層は、燐光発光性化合物を含有することを特徴とする請求項6に記載の有機発光素子。
【請求項8】
前記発光層は、電子輸送性化合物を含有することを特徴とする請求項7に記載の有機発光素子。
【請求項9】
前記有機化合物層は、前記発光層を第一の発光層として、前記第一の発光層と積層して配置される第二の発光層を有し、
前記第二の発光層は、前記第一の発光層が発する発光色とは異なる色の発光色を発することを特徴とする請求項6に記載の有機発光素子。
【請求項10】
白色発光であることを特徴とする請求項9に記載の有機発光素子。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、新規な有機化合物、並びにこれを用いた有機発光素子に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
有機発光素子(有機エレクトロルミネッセンス素子、或いは有機EL素子と呼ぶ)は、一対の電極とこれら電極間に配置される有機化合物層とを有する電子素子である。これら一対の電極から電子及び正孔を注入することにより、有機化合物層中の発光性有機化合物の励起子を生成し、該励起子が基底状態に戻る際に、有機発光素子は光を放出する。
有機発光素子の最近の進歩は著しく、低駆動電圧、多様な発光波長、高速応答性、発光デバイスの薄型化・軽量化が可能であることが挙げられる。
ところで、現在までに有機発光素子に適した化合物の創出が盛んに行われている。高性能の有機発光素子を提供するにあたり、素子寿命特性に優れた化合物の創出が重要であるからである。これまでに創出された化合物として、インドロカルバゾール誘導体1-aが特許文献1に、1-bが特許文献2に記載されている。
【0003】
TIFF
2025083715000001.tif
56
146
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
中国特許出願公開第113861173号明細書
中国特許出願公開第114249734号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記したように、特許文献1、2にはそれぞれ、素子寿命特性に優れた有機発光素子に用いるための有機化合物が開示されているが、有機発光素子においては、耐久特性のさらなる改善が望まれる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、耐久特性に優れた有機発光素子を提供することである。
【発明の概要】
課代を解決するための手段
【0006】
本発明の有機化合物は、下記一般式[1]で示されることを特徴とする。
【0007】
TIFF
2025083715000002.tif
22
129
上記一般式[1]中、p、m、nはそれぞれ独立に、0又は1で、p+m+n≧1であり、
L
1
は、置換又は無置換の、ビフェニル、ターフェニル、ジベンゾチオフェン、又は、q個のベンゼンとr個のジベンゾチオフェンとs個のキサントンとの組み合わせであって、q、r、sはそれぞれ独立に0又は1以上の整数で、q+r+s≧2である組み合わせ、のいずれかから誘導される二価の置換基であり、
L
2
は、置換又は無置換の、ベンゼン、ビフェニル、ターフェニル、ジベンゾチオフェン、又は、q個のベンゼンとr個のジベンゾチオフェンとs個のキサントンとの組み合わせであって、q、r、sはそれぞれ独立に0又は1以上の整数で、q+r+s≧2である組み合わせ、のいずれかから誘導される一価又は二価の置換基であり、
HAr
1
及びHAr
2
はそれぞれ独立に、下記一般式[2-1]乃至[2-3]のいずれかで示される。
【0008】
TIFF
2025083715000003.tif
53
157
上記一般式[2-1]乃至[2-3]中、R
10
乃至R
40
は、水素原子、重水素原子、ハロゲン原子、置換又は無置換のアルキル基、置換又は無置換のアルコキシ基、置換又は無置換のシリル基から選ばれる。
本発明の有機発光素子は、第一電極と、第二電極、前記第一電極と前記第二電極との間に配置される有機化合物層と、を有する有機発光素子において、
前記有機化合物層は、上記本発明の有機化合物を含有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る有機化合物を燐光発光層に用いることで、高効率、長寿命な発光素子を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
(a)本発明の一実施形態に係る表示装置の画素の一例を表す概略断面図である。(b)本発明の一実施形態に係る有機発光素子を用いた表示装置の一例の概略断面図である。
本発明の一実施形態に係る表示装置の一例を表す模式図である。
(a)本発明の一実施形態に係る撮像装置の一例を表す模式図である。(b)本発明の一実施形態に係る電子機器の一例を表す模式図である。
(a)本発明の一実施形態に係る表示装置の一例を表す模式図である。(b)折り曲げ可能な表示装置の一例を表す模式図である。
(a)本発明の一実施形態に係る照明装置の一例を示す模式図である。(b)本発明の一実施形態に係る車両用灯具を有する自動車の一例を示す模式図である。
(a)本発明の一実施形態に係るウェアラブルデバイスの一例を示す模式図である。(b)本発明の一実施形態に係るウェアラブルデバイスの一例で、撮像装置を有する形態を示す模式図である。
(a)本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例を表す模式図である。(b)及び(c)本発明の一実施形態に係る画像形成装置の露光光源の模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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