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公開番号
2025083862
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197502
出願日
2023-11-21
発明の名称
プロセスカートリッジ
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G03G
21/18 20060101AFI20250526BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】大型化を抑制しつつカートリッジを保護する。
【解決手段】第1方向を回転軸方向とする感光ドラム及び駆動部を有するドラムユニットと、第2方向に開口する開口部からドラムユニットの一部を露出させる枠体と、ドラムユニットの露出する部分のうち感光ドラムの表面を遮蔽するシャッタ部材と、枠体とシャッタ部材とを連結する第3方向に回転可能なリンク部材と、を有し、シャッタ部材はリンク部材の回転により感光ドラムの遮蔽位置から開放位置へ第3方向に移動可能であり、遮蔽位置においてリンク部材とシャッタ部材との連結部はシャッタ部材における第3方向正方向側の部分に位置し、リンク部材は連結部からシャッタ部材の外側へ第1方向で駆動側から非駆動側へ向かう方向へ延びる第1部分を有し、遮蔽位置において第1部分は第1方向において駆動部と少なくとも一部が重なり、第2方向に見たときに駆動部と少なくとも一部が重なる。
【選択図】図1(a)
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、
第1方向を回転軸方向として回転可能な感光ドラムと、前記感光ドラムの前記第1方向の端部に設けられる駆動部と、を有するドラムユニットと、
前記ドラムユニットを回転可能に支持する枠体であって、前記第1方向と交差する第2方向に開口する開口部を有し、前記ドラムユニットの周方向の一部が前記開口部から露出するよう構成された枠体と、
前記開口部から露出する前記感光ドラムに対し前記第2方向で下流側に位置するシャッタ部材であって、前記ドラムユニットの前記開口部から露出する前記一部のうち前記感光ドラムの表面を遮蔽するシャッタ部材と、
前記第1方向に平行な軸線の周りに回転する方向であって前記第2方向に交差する方向を第3方向として、前記第3方向に回転可能に前記枠体に支持されるとともに、前記シャッタ部材が取り付けられ、前記枠体と前記シャッタ部材とを連結するリンク部材と、
を有し、
前記シャッタ部材は、前記リンク部材の回転により回転し、前記感光ドラムの前記露出する部分を遮蔽する遮蔽位置と、前記感光ドラムの前記露出する部分を遮蔽しない開放位置と、の間を前記第3方向に移動可能であり、
前記第1方向において、前記感光ドラムの前記駆動部が設けられている側を駆動側、前記駆動部が設けられていない側を非駆動側とし、前記第3方向において、前記シャッタ部材が移動可能な範囲において前記遮蔽位置から前記開放位置へ向かう方向を正方向とし、
前記リンク部材は、前記枠体のうち、前記第1方向で前記駆動側の部分に回転可能に支持されるとともに、前記シャッタ部材のうち、前記第1方向で前記駆動側の部分に取り付けられ、
前記リンク部材と前記シャッタ部材との連結部は、前記シャッタ部材のうち、前記シャッタ部材が前記遮蔽位置にある状態において前記第3方向の正方向側の部分に位置し、
前記リンク部材は、前記連結部から前記シャッタ部材の外側へ前記第1方向で前記非駆動側から前記駆動側へ向かう方向へ延びる第1部分を有し、
前記シャッタ部材が前記遮蔽位置にある状態において、前記第1部分は、前記第1方向において前記駆動部と少なくとも一部が重なり、かつ、前記第2方向に見たときに前記駆動部と少なくとも一部が重なることを特徴とするプロセスカートリッジ。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第1部分は、前記第1方向に延びる部分と、前記第1方向に延びる部分から、前記シャッタ部材が前記遮蔽位置にある状態において前記第3方向の負方向側へ突出する部分と、を有する請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項3】
前記枠体のうち、前記第1方向で前記非駆動側の部分に回転可能に支持されるとともに、前記シャッタ部材のうち、前記第1方向で前記非駆動側の部分に取り付けられる第2のリンク部材を有する請求項1又は2に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項4】
前記リンク部材と前記第2のリンク部材とを接続する接続部を有し、前記リンク部材と前記第2のリンク部材とは一体に回転する請求項3に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項5】
前記枠体のうち、前記第1方向で前記非駆動側の部分に回転可能に支持されるとともに、前記シャッタ部材のうち、前記第1方向で前記非駆動側の部分に取り付けられる第3のリンク部材を有し、
前記シャッタ部材が前記遮蔽位置にある状態において、前記第3のリンク部材と前記シャッタ部材との連結部は、前記第2のリンク部材と前記シャッタ部材との連結部よりも、前記第3方向の負方向に離れた位置にある請求項3に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項6】
前記シャッタ部材の前記第1方向の大きさは、前記ドラムユニットのうち前記感光ドラムの前記第1方向の大きさ以下であり、
前記枠体における前記第1方向で前記シャッタ部材の通過領域より外側には、前記第1方向で見た場合に前記通過領域と重なる部分がある請求項1又は2に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項7】
前記シャッタ部材が前記遮蔽位置にある状態において、前記第1部分の前記第2方向で下流側の端部と、前記枠体の前記第1方向で前記シャッタ部材の通過領域より外側の部分の前記第2方向で下流側の端部と、を含む仮想平面は、前記第2方向で前記駆動部と離れている請求項1又は2に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項8】
前記第1方向で見た場合に、前記リンク部材の回転中心と、前記ドラムユニットの回転中心と、を通る直線と、前記シャッタ部材が前記遮蔽位置にある状態における前記リンク部材と前記シャッタ部材との連結部から前記直線に下した垂線と、の交点は、前記リンク部材の回転中心と前記ドラムユニットの回転中心との間にある請求項1又は2に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項9】
前記リンク部材の回転中心と、前記シャッタ部材が前記遮蔽位置にある状態における前記リンク部材と前記シャッタ部材との連結部と、を結んだ線分は、前記ドラムユニットの回転中心と、前記シャッタ部材が前記遮蔽位置にある状態における前記連結部と、を結んだ線分より長い請求項1又は2に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項10】
前記リンク部材は、前記プロセスカートリッジを前記装置本体に装着する過程で前記装置本体に設けられた係合部に係合することにより、前記シャッタ部材を前記遮蔽位置から前記開放位置へ移動させる力を受ける請求項1又は2に記載のプロセスカートリッジ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はプロセスカートリッジに関するものである。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置の装置本体に対し着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、感光ドラム及び感光ドラムに駆動力を入力するギア部等の駆動部に傷や打痕が付くと、画像弊害が発生する可能性がある。したがって、プロセスカートリッジが画像形成装置から取り外された状態においても、感光ドラム及び駆動部に傷や打痕が付かないように保護する構成が提案されている。例えば特許文献1では、リンク部材と感光ドラムを保護するためのシャッタ部材により感光体及び電気接点を保護する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3290597号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、感光ドラムと感光ドラムを駆動する駆動部とをともにシャッタ部材により保護しているため、感光ドラムと駆動部の両者を覆うために大サイズのシャッタ部材が必要となり、プロセスカートリッジの大型化を招く場合がある。
【0005】
本発明は、大型化を抑制しつつカートリッジを保護することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、
第1方向を回転軸方向として回転可能な感光ドラムと、前記感光ドラムの前記第1方向の端部に設けられる駆動部と、を有するドラムユニットと、
前記ドラムユニットを回転可能に支持する枠体であって、前記第1方向と交差する第2方向に開口する開口部を有し、前記ドラムユニットの周方向の一部が前記開口部から露出するよう構成された枠体と、
前記開口部から露出する前記感光ドラムに対し前記第2方向で下流側に位置するシャッタ部材であって、前記ドラムユニットの前記開口部から露出する前記一部のうち前記感光ドラムの表面を遮蔽するシャッタ部材と、
前記第1方向に平行な軸線の周りに回転する方向であって前記第2方向に交差する方向を第3方向として、前記第3方向に回転可能に前記枠体に支持されるとともに、前記シャッタ部材が取り付けられ、前記枠体と前記シャッタ部材とを連結するリンク部材と、
を有し、
前記シャッタ部材は、前記リンク部材の回転により回転し、前記感光ドラムの前記露出する部分を遮蔽する遮蔽位置と、前記感光ドラムの前記露出する部分を遮蔽しない開放位置と、の間を前記第3方向に移動可能であり、
前記第1方向において、前記感光ドラムの前記駆動部が設けられている側を駆動側、前記駆動部が設けられていない側を非駆動側とし、前記第3方向において、前記シャッタ部材が移動可能な範囲において前記遮蔽位置から前記開放位置へ向かう方向を正方向とし、
前記リンク部材は、前記枠体のうち、前記第1方向で前記駆動側の部分に回転可能に支持されるとともに、前記シャッタ部材のうち、前記第1方向で前記駆動側の部分に取り付けられ、
前記リンク部材と前記シャッタ部材との連結部は、前記シャッタ部材のうち、前記シャ
ッタ部材が前記遮蔽位置にある状態において前記第3方向の正方向側の部分に位置し、
前記リンク部材は、前記連結部から前記シャッタ部材の外側へ前記第1方向で前記非駆動側から前記駆動側へ向かう方向へ延びる第1部分を有し、
前記シャッタ部材が前記遮蔽位置にある状態において、前記第1部分は、前記第1方向において前記駆動部と少なくとも一部が重なり、かつ、前記第2方向に見たときに前記駆動部と少なくとも一部が重なることを特徴とするプロセスカートリッジである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、大型化を抑制しつつカートリッジを保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
シャッタユニットが遮蔽位置にある場合のプロセスカートリッジの底面図。
シャッタユニットが遮蔽位置にある場合のプロセスカートリッジの側面図。
実施例1に係る画像形成装置の概略構成断面図。
実施例1に係るプロセスカートリッジの正面図。
図3のa-a断面図。
図3のb-b断面図。
図3のc-c断面図。
実施例1に係るプロセスカートリッジの分解斜視図。
現像ユニットの感光ドラムに対する当接状態及び離間状態を示す側面図。
実施例1に係るトナーカートリッジの正面図。
図9のd-d断面図。
図9のe-e断面図。
実施例1に係るトナーカートリッジの分解斜視図。
シャッタユニットが遮蔽位置にある場合のプロセスカートリッジの底面図。
シャッタユニットが遮蔽位置にある場合のプロセスカートリッジの側面図。
シャッタユニットの斜視図。
シャッタユニットが遮蔽位置にある場合のプロセスカートリッジの側面図。
シャッタユニットが開放位置にある場合のプロセスカートリッジの底面図。
シャッタユニットが開放位置にある場合のプロセスカートリッジの側面図。
シャッタユニットが開放位置にある場合のプロセスカートリッジの底面図。
シャッタユニットが開放位置にある場合のプロセスカートリッジの側面図。
プロセスカートリッジの側面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための例示的な形態について、図面を参照しながら説明する。ただし、以下の実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対的な配置等は、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲を以下の実施例に限定する趣旨のものではない。
【0010】
以下の実施例は、電子写真方式を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関す
る。電子写真画像形成装置の例としては、電子写真複写機、電子写真プリンター(LEDプリンター、レーザービームプリンター等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等がある。電子写真画像形成装置では、像担持体としての電子写真感光体を一様に帯電させる。次いで、帯電した感光体を選択的に露光することによって、感光体上に静電像を形成する。次いで、感光体上に形成された静電像を、現像剤としてのトナーでトナー像として顕像化する。そして、感光体上に形成されたトナー像を、記録用紙、プラスチックシート等の記録材に転写し、さらに記録材上に転写されたトナー像に熱や圧力を加えることでトナー像を記録材に定着させることで画像記録を行う。
(【0011】以降は省略されています)
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