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公開番号
2025069544
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179330
出願日
2023-10-18
発明の名称
撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
17/02 20210101AFI20250423BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】接着剤の硬化収縮による撮像素子の位置ずれを抑制可能な撮像装置を提供すること。
【解決手段】撮像装置は、光学系を保持する鏡筒と、光学系からの光を受光する撮像素子と、撮像素子を保持する第1の保持部と、鏡筒及び第1の保持部を保持する第2の保持部とを有し、第1の保持部は、撮像素子と対向する開口が設けられたベース部と、第1の接着剤により第2の保持部に接着される第1の接着部と、該ベース部及び該第1の接着部を接続する第1の接続部とを備え、第1の接続部は、撮像素子の撮像面に垂直な断面において湾曲しており、第1の接続部には、第1の接着剤が入り込む切り欠きが設けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
光学系を保持する鏡筒と、
前記光学系からの光を受光する撮像素子と、
前記撮像素子を保持する第1の保持部と、
前記鏡筒及び前記第1の保持部を保持する第2の保持部とを有し、
前記第1の保持部は、前記撮像素子と対向する開口が設けられたベース部と、第1の接着剤により前記第2の保持部に接着される第1の接着部と、該ベース部及び該第1の接着部を接続する第1の接続部とを備え、
前記第1の接続部は、前記撮像素子の撮像面に垂直な断面において湾曲しており、
前記第1の接続部には、前記第1の接着剤が入り込む切り欠きが設けられていることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記第1の接着剤は、前記光学系の光軸と平行な方向に沿って前記第1の接着部に塗布されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
複数の前記第1の接着剤の塗布箇所のそれぞれの中心から前記撮像素子の中心までの距離が等しいことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記第1の保持部は、前記第1の接着部の反対側で前記撮像素子と対向し、前記撮像素子を接着するための第2の接着剤が塗布される第2の接着部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第1の保持部は、前記開口の端に設けられた第2の接続部と、前記第2の接続部の端に設けられ、前記撮像素子を接着するための第2の接着剤が塗布される第3の接着部とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記第1の保持部は、前記切り欠きの端から形成され、前記第1の接着剤が塗布される第4の接着部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記鏡筒と前記第2の保持部は、一体的に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項8】
焦点位置が固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記撮像素子は、前記光学系の2つの異なる瞳位置からの光束により視差画像を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記ベース部と前記第1の接着部は、互いに非平行な面を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、デジタルカメラ等の撮像装置では、光学系の光軸に対する撮像素子の傾きをピッチ方向とヨー方向に調整することにより、光学系の結像面の傾きと撮像素子の撮像面の傾きとを揃える、「あおり調整」と呼ばれる調整方法が提案されている。
【0003】
特許文献1には、あおり調整後に光軸方向においてレンズ鏡筒と撮像素子保持手段との間を接着剤で塗布することで撮像素子の位置を固定する撮像装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6147096号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の撮像装置では、接着剤の硬化収縮により、光軸方向における撮像素子の位置がずれてしまう場合がある。この場合、光軸方向における撮像素子の位置ずれに対して敏感である撮像装置、例えば一対の撮像素子を利用して被写体との距離を測定する固定焦点型の撮像装置では精度良く被写体との距離を測定することができない。
【0006】
本発明は、接着剤の硬化収縮による撮像素子の位置ずれを抑制可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての撮像装置は、光学系を保持する鏡筒と、光学系からの光を受光する撮像素子と、撮像素子を保持する第1の保持部と、鏡筒及び第1の保持部を保持する第2の保持部とを有し、第1の保持部は、撮像素子と対向する開口が設けられたベース部と、第1の接着剤により第2の保持部に接着される第1の接着部と、該ベース部及び該第1の接着部を接続する第1の接続部とを備え、第1の接続部は、撮像素子の撮像面に垂直な断面において湾曲しており、第1の接続部には、第1の接着剤が入り込む切り欠きが設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、接着剤の硬化収縮による撮像素子の位置ずれを軽減可能な撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1の撮像装置の斜視図である。
実施例1の撮像装置の分解斜視図である。
実施例1の撮像装置の断面図である。
実施例1の撮像素子保持ホルダの斜視図である。
実施例1の撮像素子保持手段に接着剤が塗布された状態の斜視図である。
実施例2の撮像素子保持手段に接着剤が塗布された状態の斜視図である。
実施形態に係る車載システムの機能ブロック図である。
実施形態に係る車両の要部概略図である。
実施形態に係る車載システムの動作例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
[実施例1]
図1は、本実施例の撮像装置の斜視図である。図2は、本実施例の撮像装置の分解斜視図である。撮像装置は、鏡筒1、撮像素子ユニット2、撮像素子保持手段(第1の保持部)3、撮像素子保持ホルダ(第2の保持部)4、第1の接着剤5、IRカットフィルタ6、及び第2の接着剤7を有する。鏡筒1は、後述するレンズを含む光学系を収納(保持)する。撮像素子ユニット2は、撮像素子パッケージ2aとCMOSセンサ等の光学系からの光を受光する撮像素子が搭載された撮像素子基板2bとを備える。撮像素子保持手段3は、撮像素子ユニット2を保持する。撮像素子保持ホルダ4は、鏡筒1及び撮像素子保持手段3を保持する。第1の接着剤5は、撮像素子保持手段3と撮像素子保持ホルダ4を接着する。IRカットフィルタ6は、撮像素子ユニット2に取りつけられる。第2の接着剤7は、撮像素子保持手段3と撮像素子パッケージ2aを接着する。なお、鏡筒1と撮像素子保持ホルダ4は、一体的に構成されていてもよい。本実施例の撮像装置では、鏡筒1に含まれる光学系により結像された物体(被写体)の像は撮像素子で電気信号に変換され、変換された電気信号は画像処理用ICや画像処理用CPUが搭載された本体側に送信されて使用される。
(【0011】以降は省略されています)
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