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公開番号
2025072041
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182529
出願日
2023-10-24
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
15/02 20060101AFI20250430BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】帯電の均一性と、異物による帯電不良の抑制と、を両立する。
【解決手段】画像形成装置は、回転可能な感光体と、前記感光体の表面と接触して帯電部を形成し、前記感光体の表面を帯電させる帯電ブラシと、を備え、前記帯電ブラシは、捲縮加工を施された第1種類の繊維と、捲縮加工を施されていない第2種類の繊維と、を含むブラシ繊維を有し、前記帯電部における前記感光体の表面の移動方向において前記帯電ブラシの第1部分における、前記ブラシ繊維中の前記第1種類の繊維の比率は、前記移動方向において前記第1部分よりも下流に位置する前記帯電ブラシの第2部分における、前記ブラシ繊維中の前記第1種類の繊維の比率よりも高い。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
回転可能な感光体と、
前記感光体の表面と接触して帯電部を形成し、前記感光体の表面を帯電させる帯電ブラシと、
を備え、
前記帯電ブラシは、捲縮加工を施された第1種類の繊維と、捲縮加工を施されていない第2種類の繊維と、を含むブラシ繊維を有し、
前記帯電部における前記感光体の表面の移動方向において前記帯電ブラシの第1部分における、前記ブラシ繊維中の前記第1種類の繊維の比率は、前記移動方向において前記第1部分よりも下流に位置する前記帯電ブラシの第2部分における、前記ブラシ繊維中の前記第1種類の繊維の比率よりも高い、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記第1部分における前記ブラシ繊維中の前記第1種類の繊維の比率は50%以上であり、
前記第2部分における前記ブラシ繊維中の前記第2種類の繊維の比率は80%以上である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記感光体の回転方向における前記第1部分の下流端と前記第2部分の上流端とが接触している、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1部分は、第1ブラシであり、
前記第2部分は、前記第1ブラシから前記感光体の回転方向において下流側に離れて配置された第2ブラシである、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記帯電ブラシは、基布を有し、
前記第1種類の繊維及び前記第2種類の繊維は、前記基布にパイル織りされている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記感光体の回転方向において、前記基布のうち前記第1部分の前記ブラシ繊維が織り込まれた第1領域と、前記基布のうち前記第2部分の前記ブラシ繊維が織り込まれた第2領域と、の間の間隔は2mm以下である、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第2種類の繊維は、導電性を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第1種類の繊維は、導電性を有しない、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記帯電ブラシの抵抗値は、1.0×10
2
Ω~1.0×10
8
Ωである、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記帯電ブラシを支持する可撓性を有するシート部材を更に備え、
前記シート部材の弾性により、前記ブラシ繊維が前記感光体の表面に接触している、
ことを特徴する請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、導電繊維を植毛した帯電ブラシによって感光ドラムの表面を帯電させることが記載されている。特許文献2には、ブラシ繊維として捲縮糸を用いた帯電ブラシが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-56470号公報
特開2007-17804号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
帯電ブラシを用いて感光ドラムをより均一に帯電させるには、感光ドラムの表面に対してブラシ繊維の先端を小さな接触圧で均一に接触させることが望ましい。一方、帯電ブラシと感光ドラムとの接触部に紙粉等の比較的サイズが大きい異物が侵入すると、異物によって生じる局所的な帯電不良が画像不良として顕在化する場合がある。
【0005】
本発明は、帯電の均一性向上と、異物による帯電不良の抑制と、を両立可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、回転可能な感光体と、前記感光体の表面と接触して帯電部を形成し、前記感光体の表面を帯電させる帯電ブラシと、を備え、前記帯電ブラシは、捲縮加工を施された第1種類の繊維と、捲縮加工を施されていない第2種類の繊維と、を含むブラシ繊維を有し、前記帯電部における前記感光体の表面の移動方向において前記帯電ブラシの第1部分における、前記ブラシ繊維中の前記第1種類の繊維の比率は、前記移動方向において前記第1部分よりも下流に位置する前記帯電ブラシの第2部分における、前記ブラシ繊維中の前記第1種類の繊維の比率よりも高い、ことを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、帯電の均一性向上と、異物による帯電不良の抑制と、を両立可能な画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る画像形成装置の概略図。
実施形態に係るプロセスカートリッジの概略図。
実施形態に係る帯電ブラシの概略図。
実施形態に係る制御ブロック図。
実施形態に係る感光ドラムの層構成を示す図(a、b)。
実施例1に係る帯電ブラシの説明図(a~c)。
実施例2に係る帯電ブラシの説明図(a~c)。
比較例1に係る帯電ブラシの説明図(a~c)。
比較例2に係る帯電ブラシの説明図(a~c)。
実施例3に係る帯電ブラシの説明図(a~c)。
変形例に係る帯電ブラシの説明図。
捲縮糸の判別方法についての説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0010】
(1.画像形成装置)
図1は、本実施形態の一実施例(実施例1)に係る画像形成装置1の構成を示す概略図である。画像形成装置1は、外部機器から入力される画像情報に基づいて記録材に画像を形成するモノクロプリンターである。記録材には、普通紙及び厚紙等の紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート等のプラスチックフィルム、封筒やインデックス紙等の特殊形状のシート、並びに布等の、材質の異なる様々なシート材が含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
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