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公開番号2025070182
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180316
出願日2023-10-19
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20250424BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 本発明の目的は、開閉部材が開放位置にある状態において導通部材への接触による感電を抑制することである。
【解決手段】 第一電気接点を有するカートリッジを装置本体に着脱可能な画像形成装置であって、画像形成装置に設けられた開口を開放し、開口を通じてカートリッジが装置本体に着脱されることを可能とする開放位置と、開口を閉塞し、カートリッジが装置本体に着脱されることを妨げる閉塞位置とに移動可能な開閉部と、第一電気接点と導通されることでカートリッジに電圧を供給する電源部と、電源部と導通された導通部であって、カートリッジが装置本体に装着された場合に第一電気接点と当接し、第一電気接点と電源部を導通させる導通部と、グランドに接続されたグランド接続部と、を有し、開閉部が開放位置にあり、カートリッジが装置本体に装着されていない状態において、導通部はグランド接続部と当接していることを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
第一電気接点を有するカートリッジを装置本体に着脱可能な画像形成装置であって、
前記画像形成装置に設けられた開口を開放し、前記開口を通じて前記カートリッジが前記装置本体に着脱されることを可能とする開放位置と、前記開口を閉塞し、前記カートリッジが前記装置本体に着脱されることを妨げる閉塞位置とに移動可能な開閉部と、
前記第一電気接点と導通されることで前記カートリッジに電圧を供給する電源部と、
前記電源部と導通された導通部であって、前記カートリッジが前記装置本体に装着された場合に前記第一電気接点と当接し、前記第一電気接点と前記電源部を導通させる導通部と、
グランドに接続されたグランド接続部と、
を有し、
前記開閉部が前記開放位置にあり、前記カートリッジが前記装置本体に装着されていない状態において、前記導通部は前記グランド接続部と当接していることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記導通部は、第一接点と第二接点を有し、
前記カートリッジが前記装置本体に装着されていない場合、前記第二接点はグランド接続部と当接しており、
前記カートリッジが前記装置本体に装着された場合、前記第一接点と前記第一電気接点が当接し、前記第一電気接点が前記第一接点を押圧することで、前記第二接点と前記グランド接続部との当接を解消し、
前記カートリッジを前記装置本体から取り外した場合、第一接点と前記第一電気接点の当接が解消され、前記第二接点と前記グランド接続部は当接することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記カートリッジは、静電潜像を担持することが可能な感光体を有し、
前記カートリッジが前記装置本体に装着された場合、前記第一接点と前記第一電気接点が当接し、前記第一電気接点が前記第一接点を押圧することで、前記第二接点は前記グランド接続部に対して前記感光体の回転軸線の方向である第一方向に移動し、前記第二接点と前記グランド接続部の当接が解除され、
前記カートリッジを前記装置本体から取り外した場合、第一接点と前記第一電気接点の当接が解消され、前記第二接点は前記第一方向と反対の第二方向に移動し、前記グランド接続部と当接することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記カートリッジが前記装置本体に装着される場合において、前記カートリッジの前記第一方向における一端を支持し、前記カートリッジの移動方向をガイドするガイド部を有し、
前記ガイド部は、前記ガイド部を前記第一方向に貫通する貫通孔を有し、
前記第一接点は、前記貫通孔を通ることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第一方向において、前記第一接点は、前記ガイド部より上流にあり、
前記第一方向において、前記第二接点は、前記ガイド部より下流にあることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第一方向において、前記電源部は前記ガイド部より下流にあることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記導通部はねじりコイルばねを有し、
前記カートリッジが前記装置本体に装着されている場合、前記ねじりコイルばねは、前記第一接点が前記第一電気接点を第二方向に押圧するように弾性力を作用させていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記開閉部が前記開放位置にある場合、前記導通部は前記グランド接続部と当接しており、
前記開閉部が前記開放位置から前記閉塞位置に移動した場合、前記導通部と前記グランド接続部の当接は解消され、
前記開閉部が前記閉塞位置から前記開放位置に移動した場合、前記導通部と前記グランド接続部は当接することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記開閉部と前記グランド接続部のそれぞれに接続されたリンク部を有し、
前記開閉部が前記開放位置から前記閉塞位置に移動する場合、前記リンク部の移動によって、前記グランド接続部は、前記導通部と当接する第一位置から前記導通部と当接していない第二位置へ移動することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記電源部を支持するフレームを有し、
前記グランド接続部は前記フレームと導通していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の画像形成装置は、開閉部材と、電源基板と、電源基盤と導通された導通部材(中間接点バネ)と、導通部材と導通されることが可能なカートリッジとを有している。特許文献1に記載の画像形成装置は、開閉部材が開放位置を取った場合に、導通部材とカートリッジの導通が解消され、開閉部材が閉じ位置を取った場合に、導通部材とカートリッジが導通する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-33195号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の画像形成装置において、カートリッジを着脱する場合、ユーザは開閉部材を開放位置へ移動させ、画像形成装置の内部にアクセスする必要がある。その際、ユーザは導通部材またはその近傍に接触する可能性があり、感電する可能性がある。そこで、本発明の目的は、開閉部材が開放位置にある状態において導通部材への接触による感電を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は、以下のようなものである。
【0006】
第一電気接点を有するカートリッジを装置本体に着脱可能な画像形成装置であって、
前記画像形成装置に設けられた開口を開放し、前記開口を通じて前記カートリッジが前記装置本体に着脱されることを可能とする開放位置と、前記開口を閉塞し、前記カートリッジが前記装置本体に着脱されることを妨げる閉塞位置とに移動可能な開閉部と、
前記第一電気接点と導通されることで前記カートリッジに電圧を供給する電源部と、
前記電源部と導通された導通部であって、前記カートリッジが前記装置本体に装着された場合に前記第一電気接点と当接し、前記第一電気接点と前記電源部を導通させる導通部と、
グランドに接続されたグランド接続部と、
を有し、
前記開閉部が前記開放位置にあり、前記カートリッジが前記装置本体に装着されていない状態において、前記導通部は前記グランド接続部と当接していることを特徴とする画像形成装置。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、開閉部材が開放位置にある状態において導通部材への接触による感電を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1に係る画像形成装置の概略図。
実施例1に係る画像形成装置の概略図。
(a)~(b)導通部の平面図。
(a)~(b)ガイド部の斜視図と平面図。
(a)~(b)実施例2に係る画像形成装置の概略図。
(a)~(b)実施例2に係る導通部の平面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
《実施例1》
以下に、図1を用いて、実施例1に係る画像形成装置100について説明する。以下の説明及び各図面において、画像形成装置1が水平面に設置された場合の鉛直方向をZ方向とする。Z方向と交差する方向であって、後述する感光体ドラム(感光体)105の回転軸線の方向をY方向とする。Z方向及びY方向の双方と交差する方向をX方向とする。X方向及びY方向は、好ましくは水平方向である。また、X方向、Y方向、Z方向は、好ましくは互いに直交する。また、必要に応じ、各図面に図示した矢印X、Y、Zの方向をそれぞれ+X側、+Y側、+Z側と表し、その反対側をそれぞれ-X側、-Y側、-Z側と表す。なお、以下に説明において-Y方向を第一方向、-Y方向と反対の方向である+Y方向を第二方向と表記することがある。
【0010】
(画像形成装置の構成)
図1は画像形成装置1の概略図である。本実施例では、画像形成装置1の一例としてモノクロレーザビームプリンタを示している。画像形成装置1の記録材としては、普通紙及び厚紙等の紙、プラスチックフィルム、布、コート紙のような表面処理が施された紙材、封筒やインデックス紙等の特殊形状の紙材等、サイズ及び材質の異なる多様な紙を使用可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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