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公開番号
2025070198
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180340
出願日
2023-10-19
発明の名称
光学装置及び撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
7/04 20210101AFI20250424BHJP(光学)
要約
【課題】小型、軽量な光学素子駆動機構を有し、作業性に有利な光学素子光学装置を提供する。
【解決手段】光学素子光学装置は、固定筒と、該固定筒の内径側に配置され、光学素子を保持して光軸方向に移動可能な移動筒と、固定筒の外径側に配置され、周方向に回転可能な回転筒と、回転筒の光軸方向における一端に当接することで、回転筒の光軸方向における移動を規制する規制部材とを有し、移動筒は、前記回転筒に設けられた第1の溝と係合する第1のカムフォロアと、固定筒に設けられた第2の溝と係合する第2のカムフォロアとを備え、該第2の溝は、径方向において回転筒と対向する第1領域と、径方向において規制部材と対向する第2領域とを含み、第2領域には、径方向において固定筒を貫通する貫通孔が設けられており、第2のカムフォロアは、径方向において貫通孔を介して規制部材と対向することを特徴とする。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
固定筒と、
前記固定筒の内径側に配置され、光学素子を保持して光軸方向に移動可能な移動筒と、
前記固定筒の外径側に配置され、周方向に回転可能な回転筒と、
前記回転筒の前記光軸方向における一端に当接することで、前記回転筒の前記光軸方向における移動を規制する規制部材とを有し、
前記移動筒は、前記回転筒に設けられた第1の溝と係合する第1のカムフォロアと、前記固定筒に設けられた第2の溝と係合する第2のカムフォロアとを備え、
前記第2の溝は、径方向において前記回転筒と対向する第1領域と、径方向において前記規制部材と対向する第2領域とを含み、
前記第2領域には、径方向において前記固定筒を貫通する貫通孔が設けられており、
前記第2のカムフォロアは、径方向において前記貫通孔を介して前記規制部材と対向することを特徴とする光学装置。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記固定筒は、前記光軸方向に垂直な面を有する段付き部を有し、
前記規制部材は、前記段付き部と当接する突き当て部を有することを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項3】
前記規制部材は、前記固定筒に対する前記光軸方向の位置を固定する光軸方向固定部を有することを特徴とする請求項2に記載の光学装置。
【請求項4】
前記第2領域は前記光軸方向において前記突き当て部と前記光軸方向固定部との間に設けられることを特徴とする請求項3に記載の光学装置。
【請求項5】
前記第1の溝は前記光軸方向に対して所定の角度を有して形成されたカム溝であることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項6】
前記第2の溝は前記光軸方向に平行に延在する直進溝であることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項7】
前記光軸方向固定部は、前記規制部材の内周面に形成され、前記固定筒の外周面に形成された雄ねじ部と螺合する雌ねじ部であることを特徴とする請求項3に記載の光学装置。
【請求項8】
前記回転環規制部材は、前記径方向に貫通し周方向に延在する長孔と、前記光軸方向における前記第2領域と少なくとも一部が重複する位置に前記径方向に貫通する貫通穴とを有し、
前記回転環規制部材は、前記長孔を通して固定部材によって前記固定筒に固定することが可能であり、前記長孔の範囲で前記周方向に回転可能であることを特徴とする請求項3に記載の光学装置。
【請求項9】
前記移動筒において、前記第1のカムフォロアが設けられる第1の外周部の外径よりも前記第2のカムフォロアが設けられる第2の外周部の外径が小さいことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項10】
請求項1から9までの何れか一項に記載の光学装置と、該光学装置によって形成された像を受光する撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学装置及び撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、直進溝を持つ固定筒とカム溝を持つカム環を用いて光学素子を光軸方向に移動させて合焦や変倍を行うレンズ装置において、耐衝撃性向上や光学素子の倒れ抑制のために移動鏡筒に複数のカムフォロアを光軸方向に並べて設置する構造が知られている。
特許文献1には、直進溝を持つ固定筒の外径にカム溝を持つカム環を設置し、直進溝と係合する複数のコロを光軸に平行な方向に設置するレンズ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-153618号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された従来技術において、カム環の光軸方向の全長は、カム溝の光軸方向の長さ分を覆う分の長さで良いが、固定筒の封止を目的として直進溝の範囲を覆うために像面側に延在しており、製品全体の質量増加につながる。また、カム環の全長を短くし必要最小限の長さとすると、直進溝部が露出するため、粘着シールなどの別部品で貫通穴を塞ぐ必要があるが、これにより部品数の増加や組立工数の増加が発生してしまう。また、シール部材を貼付する際は貫通穴との隙間が生じないように注意が必要で作業性の改善が求められる。
【0005】
以上のように小型、軽量化を行う場合には部品数の増加などが発生し、部品数削減を行う場合はレンズ駆動機構の大型化や重量化が発生する場合がある。
そこで、本発明は、小型、軽量なレンズ駆動機構を有し、組立作業性に有利な光学装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、光学装置は、固定筒と、前記固定筒の内径側に配置され、光学素子を保持して光軸方向に移動可能な移動筒と、前記固定筒の外径側に配置され、周方向に回転可能な回転筒と、前記回転筒の前記光軸方向における一端に当接することで、前記回転筒の前記光軸方向における移動を規制する規制部材とを有し、前記移動筒は、前記回転筒に設けられた第1の溝と係合する第1のカムフォロアと、前記固定筒に設けられた第2の溝と係合する第2のカムフォロアとを備え、前記第2の溝は、径方向において前記回転筒と対向する第1領域と、径方向において前記規制部材と対向する第2領域とを含み、前記第2領域には、径方向において前記固定筒を貫通する貫通孔が設けられており、前記第2のカムフォロアは、径方向において前記貫通孔を介して前記規制部材と対向することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、小型、軽量なレンズ駆動機構を有し、組立作業性に有利な光学装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1に係る光学装置の正面図である。
図1のA-A断面における断面図である。
図2の部分拡大図である。
図1のB-B断面における断面図である。
実施例2に係る光学装置の調整時の図1のA-A断面における断面図である。
図5の部分拡大図である。
図6のC矢視図である。
本発明の実施例2に係る光学装置の封止時の図2のA-A断面における断面図である。
図8の部分拡大図である。
図9のD矢視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
【実施例】
【0010】
以下、図1~図4を参照して、本発明の第1の実施例による、レンズ装置(光学装置)について説明する。
図1は実施例1に係るレンズ装置1を物体側から見た時の正面図である。図1におけるA-A断面の断面図を図2に示す。図2の部分拡大図を図3に示す。図1におけるB-B断面の断面図を図4に示す。図2~図4において、図中左側が物体側、右側が像面側である。
(【0011】以降は省略されています)
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