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公開番号
2025063540
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023172835
出願日
2023-10-04
発明の名称
記録装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/14 20060101AFI20250409BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 大きな電源電圧を必要とすることなく、鈍りの少ない駆動信号を生成することを目的とする。
【解決手段】 圧電素子を用いて液体を吐出し、記録媒体に記録を行う記録装置において、入力された波形の電圧あるいは電流の少なくとも一方を増幅して前記圧電素子に供給する増幅手段を有し、前記増幅手段は、電源電圧を該増幅手段の出力に供給するためのスイッチ手段と、前記電源電圧によって充電される被充電手段と、を有し、前記スイッチ手段は、前記被充電手段から供給される電圧あるいは電流の少なくとも一方よってオンすることを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
圧電素子を用いて液体を吐出し、記録媒体に記録を行う記録装置において、
入力された波形の電圧あるいは電流の少なくとも一方を増幅して前記圧電素子に供給する増幅手段を有し、
前記増幅手段は、電源電圧を該増幅手段の出力に供給するためのスイッチ手段と、前記電源電圧によって充電される被充電手段と、を有し、
前記スイッチ手段は、前記被充電手段から供給される電圧あるいは電流の少なくとも一方よってオンすることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記増幅手段には、第1の電源電圧と、第2の電源電圧が供給されており、
前記増幅手段は、前記第1の電源電圧を該増幅手段の出力に供給するための第1のスイッチ手段と、前記第2の電源電圧を該増幅手段の出力に供給するための第2のスイッチ手段と、前記第1の電源電圧によって充電される第1の被充電手段と、前記第2の電源電圧によって充電される第2の被充電手段と、を有し、
前記第1のスイッチ手段は、前記第1の被充電手段から供給される電圧あるいは電流の少なくとも一方によってオンし、
前記第2のスイッチ手段は、前記第2の被充電手段から供給される電圧あるいは電流の少なくとも一方によってオンする請求項1の記載の記録装置。
【請求項3】
前記スイッチ手段、前記第1のスイッチ手段および前記第2のスイッチ手段は、トランジスタであり、
前記被充電手段、前記第1の被充電手段および前記第2の被充電手段は、コンデンサであり、
前記コンデンサに充電された電荷を前記トランジスタのベース電流として前記トランジスタをオンする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記トランジスタは、ダーリントントランジスタである請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記スイッチ手段、前記第1のスイッチ手段、前記第2のスイッチ手段および前記トランジスタに流れる電流を検出する電流検出手段をさらに有し、
前記電流検出手段が検出した電流値が予め規定した値となった場合には、前記被充電手段、前記第1の被充電手段、前記第2の被充電手段および前記コンデンサに充電された電荷が、前記スイッチ手段、前記第1のスイッチ手段、前記第2のスイッチ手段および前記トランジスタに供給されないようにバイパスするバイパス手段をさらに有する請求項3に記載の記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
液体等を吐出して記録を行う記録装置には、圧電素子を使用して液体等を吐出する方式がある。このような方式では、各々の圧電素子に電気接点を設け、その電気接点に集積回路を接続している。そして、その集積回路(駆動信号生成回路)から圧電素子を駆動するための駆動信号を発生させ、駆動信号で圧電素子を駆動することによって液体等の吐出を行っている。特許文献1においては、このような駆動信号に短絡が生じたときに、駆動信号を増幅する電流増幅回路を短絡から保護する電流遮断素子が開示されている。
【0003】
駆動信号生成回路は、所謂アンプ回路であり、オペアンプの非反転入力端子に供給されたアナログ信号の電圧と電流を増幅している。具体的には、駆動信号生成回路は、ハイサイド側でダーリントン接続されたnpnトランジスタ、ローサイド側でダーリントン接続されたpnpトランジスタ、オペアンプで構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-120307号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の駆動信号生成回路で生成した駆動信号の波形には鈍りが生じてしまう場合がある。これは、例えば、トランジスタへの電流が不足するためにより生じる。大きい電源電圧を使用することで駆動波形の鈍りを回避することも可能であるが、その場合には回路の電力損失が大きく発熱が大きくなるという新たな問題が生じてしまう恐れもある。
【0006】
そこで、本発明は、上記課題を鑑み、大きな電源電圧を必要とすることなく、鈍りの少ない駆動信号を生成することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本発明は、圧電素子を用いて液体を吐出し、記録媒体に記録を行う記録装置において、入力された波形の電圧あるいは電流の少なくとも一方を増幅して前記圧電素子に供給する増幅手段を有し、前記増幅手段は、電源電圧を該増幅手段の出力に供給するためのスイッチ手段と、前記電源電圧によって充電される被充電手段と、を有し、前記スイッチ手段は、前記被充電手段から供給される電圧あるいは電流の少なくとも一方よってオンすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、大きな電源電圧を必要とすることなく、鈍りの少ない駆動信号を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
インク吐出用信号を生成するアンプ回路を表す図。
駆動信号とキャパシタの電圧波形。
インク吐出用信号を生成するアンプ回路の第3の例を表す図。
インクジェット記録装置の全体構成を表す図。
インクジェット記録ヘッドの説明図。
インクジェット記録ヘッドの説明図。
インクジェット記録ヘッドの説明図。
インクジェット記録ヘッドの説明図。
圧電素子の駆動方法と、圧電素子の駆動信号の説明図。
インクジェット記録装置の電気構成を説明する図。
画像処理部を説明する図。
駆動信号選択部の構成と動作を説明する図。
シリアル通信1を表す図である。
駆動信号選択部のタイミングチャートの図である。
インク吐出用信号を生成するアンプ回路の第1の例を表す図。
オペアンプの出力と駆動信号の電圧波形。
残留振動電圧を説明する図。
残留振動電圧検出回路の図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図中の符号100はヘッドユニット、101はインクジェット記録ヘッド、102はスキャナユニット、103はラインスキャナ、104は搬送ローラ、105はロール紙、106は筐体、200は圧電素子基板を示している。また、図中の符号200aは第1の端子、200bは第2の端子、605は電源電圧、606は電源電圧、201は駆動素子選択部、202はフレキシブル電気配線基板、203は選択部側端子、204はヘッド基板接続部、205はコンデンサ実装部を示している。また、図中の符号206はヘッド基板、207は信号接続部、208は駆動信号接続部、209はチップユニット、210は従来のフレキシブル電気配線基板を示している。また、図中の符号211は従来の第1の駆動信号線、212は従来の第2の駆動信号線、213は従来の第3の駆動信号線、214は従来の第4の駆動信号線、215は従来の第5の駆動信号線、216は従来の第6の駆動信号線を示している。また、図中の符号217は従来の第7の駆動信号線、218は従来の第8の駆動信号線、219は従来の駆動信号帰還電流線、300は上電極、301は圧電素子、302は下電極、303は電圧差、304は圧力差、305はインクを示している。また、図中の符号400は制御コントローラ、401はHostPC、402は受信I/F、403はROM、404はRAM、405はモーター・センサー制御部、406は画像処理部、407は記録制御部、408は駆動信号制御部を示している。また、図中の符号409は駆動信号選択情報伝送部、411は駆動信号生成部、413は記録ヘッド、421は画像処理入力部、422は画像生成部、423は出力段階補正処理部、424は量子化処理部、425は着弾位置ずれ補正処理部を示している。また、図中の符号426は画像処理出力部、503はノズル部、506はシリアル-パラレル変換部、507はデータラッチ部、508は設定レジスタ部、509はデコーダ部、510はスイッチ群、511は残留振動検出回路、を示している。また、図中の符号512はデジタル-アナログ変換部、513は駆動信号生成回路、601はトランジスタ、602はトランジスタ、603はトランジスタ、604はトランジスタ、607はオペアンプ、608はアナログ信号、610は駆動信号を示している。また、図中の符号630は駆動信号生成回路、631はキャパシタ、632はダイオード、633はダイオード、634はキャパシタ、635はダイオード、636はダイオード、637はハイサイド側ブートストラップ回路を示している。また、図中の符号638はローサイド側ブートストラップ回路、640は駆動信号生成回路、641はトランジスタ、642はダイオード、643はトランジスタ、644はダイオード、645はハイサイド側保護回路を示している。また、図中の符号646はローサイド側保護回路、651は抵抗、652は抵抗、653は抵抗、654は抵抗を示している。
(【0011】以降は省略されています)
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