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公開番号
2025064251
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023173855
出願日
2023-10-05
発明の名称
定着装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250410BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ベルトの寿命低下を抑制できる構成を提供する。
【解決手段】複数のヒータ4071b、4072b、4073bは、下ベルト421に対し非接触に、且つ、下ベルト421の幅方向に沿って配置され、熱を放射することで下ベルト421を加熱する、反射板4052bは、幅方向に沿って配置され、複数のヒータ4071b、4072b、4073bの輻射熱を下ベルト421の所定領域である下面部421aに向けて反射する。複数のヒータ4071b、4072b、4073bのうち、幅方向に関して単位長さ当たりの抵抗値が最も大きいヒータ4071bが、幅方向に関して単位長さ当たりの抵抗値が最も小さいヒータ4073bよりも下面部421aから離れた位置に配置されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
インクを吐出して画像が形成されたシートを加熱して、該シートに画像を定着させる定着装置であって、
回転する無端状のベルトと、
前記ベルトとの間でシートを挟持搬送するためのニップ部を形成するニップ部形成部材と、
前記ベルトに対し非接触に、且つ、前記ベルトの回転方向と交差する前記ベルトの幅方向に沿って配置され、熱を放射することで前記ベルトを加熱する複数の加熱部材と、
前記幅方向に沿って配置され、前記複数の加熱部材の輻射熱を前記ベルトの所定領域に向けて反射する反射部材と、を備え、
前記複数の加熱部材は、前記反射部材の内側に配置され、
前記複数の加熱部材のうち、前記幅方向に関して単位長さ当たりの抵抗値が最も大きい加熱部材が、前記幅方向に関して単位長さ当たりの抵抗値が最も小さい加熱部材よりも前記所定領域から離れた位置に配置されている
ことを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記複数の加熱部材のうち、電力が最も大きい加熱部材が、他の加熱部材よりも前記所定領域から最も離れた位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記複数の加熱部材は、それぞれハロゲンヒータであることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項4】
前記複数の加熱部材及び前記反射部材は、前記ベルトの内側に配置されており、
前記所定領域は、前記ベルトの内周面のうち、前記ニップ部の範囲にある領域であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項5】
前記ベルトは第1ベルトであり、
前記ニップ部形成部材は、回転する無端状の第2ベルトであることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
【請求項6】
前記第2ベルトの回転方向に関して前記ニップ部を挟むように配置され、前記第2ベルトを張架する第1ローラ及び第2ローラを備えたことを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
【請求項7】
前記第2ベルトの前記ニップ部の領域における内周面に当接して前記第2ベルトを支持する支持部材を備えたことを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
【請求項8】
前記複数の加熱部材及び前記反射部材は、前記ベルトの内側に配置されており、
前記所定領域は、前記ベルトの内周面のうち、前記ニップ部から外れた領域であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項9】
前記複数の加熱部材及び前記反射部材は、前記ベルトの外側に配置されており、
前記所定領域は、前記ベルトの外周面のうち、前記ニップ部から外れた領域であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項10】
前記複数の加熱部材の相対位置を規制するように、前記複数の加熱部材の前記幅方向の両端部をそれぞれ保持する一対の保持部材を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクにより形成された画像をシートに定着させる定着装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
シート及び画像を加熱して画像をシートに定着させる定着装置として、定着ローラの内部に長さの異なる複数の加熱部材を配置し、記録材の幅に合わせて加熱部材を選択的に発熱させる構成が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭57-158866号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、定着装置として、ベルトを用いて記録材を加熱する構成がある。このような円筒形ではないベルトを複数の加熱部材により加熱する構成において、反射部材により複数の加熱部材の輻射熱を反射してベルトの所定領域に向けて照射する構成が考えられる。この場合、複数の加熱部材のうち、単位長さ当たりの抵抗値が大きい加熱部材がベルトの所定領域に近い位置に配置されると、局所的な昇温によりベルトの寿命が低下する虞がある。
【0005】
本発明は、ベルトの寿命低下を抑制できる構成を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、インクを吐出して画像が形成されたシートを加熱して、該シートに画像を定着させる定着装置であって、回転する無端状のベルトと、前記ベルトとの間でシートを挟持搬送するためのニップ部を形成するニップ部形成部材と、前記ベルトに対し非接触に、且つ、前記ベルトの回転方向と交差する前記ベルトの幅方向に沿って配置され、熱を放射することで前記ベルトを加熱する複数の加熱部材と、前記幅方向に沿って配置され、前記複数の加熱部材の輻射熱を前記ベルトの所定領域に向けて反射する反射部材と、を備え、前記複数の加熱部材は、前記反射部材の内側に配置され、前記複数の加熱部材のうち、前記幅方向に関して単位長さ当たりの抵抗値が最も大きい加熱部材が、前記幅方向に関して単位長さ当たりの抵抗値が最も小さい加熱部材よりも前記所定領域から離れた位置に配置されていることを特徴とする定着装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ベルトの寿命低下を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態の画像形成システムを示す概略構成断面図。
第1の実施形態に係る定着モジュールを示す概略構成断面図。
第1の実施形態に係る定着ベルトユニットを示す概略構成断面図。
第1の実施形態に係る定着ベルトユニットのステアリング部の構成を示す斜視図。
第1の実施形態に係るベルトとエッジセンサの関係を示す平面図。
第1の実施形態に係る第2加熱ユニットを示す斜視図。
第1の実施形態に係る第2加熱ユニットを、束線カバーを外して束線を露出した状態で示す斜視図。
第1の実施形態に係る第2加熱ユニットを示す概略構成断面図。
第2の実施形態に係る定着ベルトユニットを示す概略構成断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1の実施形態>
第1の実施形態について、図1ないし図8を用いて説明する。まず、本実施形態の画像形成システムの概略構成について、図1を用いて説明する。
【0010】
[画像形成システム]
本実施形態の画像形成装置としての画像形成システム1は、インクを吐出してシートに画像を形成するインクジェット記録方式を用いており、反応液とインクとの2液を用いてシートにインク像を形成する、所謂枚葉式のインクジェット記録装置である。シートは、例えば普通紙や厚紙等の紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート等のプラスチックフィルム、封筒やインデックス紙等の特殊形状のシート、並びに布など、インクを受容可能な記録材であればよい。
(【0011】以降は省略されています)
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