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公開番号2025065994
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023175550
出願日2023-10-10
発明の名称プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04W 76/10 20180101AFI20250415BHJP(電気通信技術)
要約【課題】OSの構成に応じてアプリケーションプログラムの処理を制御するプログラムを提供する。
【解決手段】ホストOSとして動作する第1のOS上だがゲストOS上ではない第1の動作環境の場合、所定のアクセスポイントと第1の情報処理装置との間の接続が確立したか否かを確認するための処理を、プログラムがフォアグラウンドで動作する状態に戻ったことに基づいて実行する。ホストOSとして動作する第2のOS上に構成され且つゲストOS上に構成される第2の動作環境の場合、所定のアクセスポイントと第2の情報処理装置との間の接続が確立したか否かを確認するための処理を、第2の処理の実行がゲストOSに指示されてから所定の時間が経過したことに基づいて実行する。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
オペレーティングシステム(OS)上で動作可能なプログラムであって、
ホストOSとして動作する第1のOS上だがゲストOS上ではない第1の動作環境を有する第1の情報処理装置のコンピュータに、
所定のアクセスポイントと前記第1の情報処理装置との間の接続を確立するための第1の処理の実行を前記ホストOSに指示する第1指示ステップと、
前記第1の処理の実行が前記ホストOSに指示されたことにより前記所定のアクセスポイントと前記第1の情報処理装置との間の接続を確立するための画面が前記ホストOSにより表示された後、前記所定のアクセスポイントと前記第1の情報処理装置との間の接続が確立したか否かを確認するための処理を、前記プログラムがフォアグラウンドで動作する状態に戻ったことに基づいて実行する第1確認ステップと、
を実行させ、
前記ホストOSとして動作する第2のOS上であり且つ前記ゲストOS上である第2の動作環境を有する第2の情報処理装置のコンピュータに、
前記所定のアクセスポイントと前記第2の情報処理装置との間の接続を確立するための第2の処理の実行を前記ゲストOSに指示する第2指示ステップと、
前記第2の処理の実行が前記ゲストOSに指示されたことにより前記所定のアクセスポイントと前記第2の情報処理装置との間の接続を確立するための画面が前記ゲストOSにより表示された後、前記所定のアクセスポイントと前記第2の情報処理装置との間の接続が確立したか否かを確認するための処理を、前記第2の処理の実行が前記ゲストOSに指示されてから所定の時間が経過したことに基づいて実行する第2確認ステップと、
を実行させる、
ことを特徴とするプログラム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1の動作環境において前記ホストOSにより表示される、前記所定のアクセスポイントと前記第1の情報処理装置との間の接続を確立するための画面は、前記プログラムの画面を表示するウィンドウ内で、前記プログラムの画面の前面に表示されることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記第2の動作環境において前記ゲストOSにより表示される、前記所定のアクセスポイントと前記第2の情報処理装置との間の接続を確立するための画面は、前記プログラムの画面を表示するウィンドウとは別のウィンドウで表示されることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記第2の動作環境において前記第2の処理の実行が前記ゲストOSに指示された後、前記プログラムの画面に対する操作が受け付けられないように表示制御する表示制御ステップをさらに実行させることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
前記表示制御は、前記プログラムの画面の表示の態様を変更することを含むことを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
【請求項6】
前記表示制御ステップは、前記所定のアクセスポイントと前記第2の情報処理装置との間の接続が確立したことが確認されると、前記プログラムの画面に対する操作が受け付けられない状態を解除することを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
【請求項7】
前記第1の動作環境において、前記プログラムがフォアグラウンドで動作する状態に戻っても、前記所定のアクセスポイントと前記第1の情報処理装置との間の接続が確立したことが確認されなかった場合、OS標準の機能を用いて、外部のアクセスポイントと前記第1の情報処理装置との間の接続を確立するようユーザに通知する第1通知ステップをさらに実行させることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項8】
前記第2の動作環境において、所定の時間より長い特定の時間が経過しても前記所定のアクセスポイントと前記第2の情報処理装置との間の接続が確立したことが確認されなかった場合、OS標準の機能を用いて、外部のアクセスポイントと前記第2の情報処理装置との間の接続を確立するようユーザに通知する第2通知ステップをさらに実行させることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項9】
前記所定のアクセスポイントと前記第1の情報処理装置との間の接続が確立したことが確認された後、外部アクセスポイントに関する情報を、当該接続を介して送信する第1送信ステップをさらに実行させることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項10】
前記外部アクセスポイントは、前記所定のアクセスポイントと前記第1の情報処理装置との間の接続が確立される前に前記第1の情報処理装置が接続していたアクセスポイントであることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、OS上で動作するアプリケーションのプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、連携アプリケーションAをフォアグランドで実行中に、所定のプロトコルによる接続を条件とする連携アプリケーションBをフォアグランドで起動する要求が発生したことで連携アプリケーションAをバックグランドに移行することが記載されている。特許文献1では、連携アプリケーションAを所定のプロトコルによる接続状態及び非接続状態のいずれにより実行中であるかを判定し、非接続状態により実行中であると判定すると、連携アプリケーションAの実行を停止することなくバックグランドで継続することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-240011号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
アプリケーション画面がバックグランドに移行後、フォアグランドに復帰したことに基づいてアプリケーションプログラムが以降の処理を実行する場合、OSの構成によっては、アプリケーション画面がそもそもバックグランドに移行しないことがある。そのような場合、アプリケーションプログラムは、処理を適切に実行することができない。
【0005】
本発明は、OSの構成に応じてアプリケーションプログラムの処理を制御するプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係るプログラムは、オペレーティングシステム(OS)上で動作可能なプログラムであって、ホストOSとして動作する第1のOS上だがゲストOS上ではない第1の動作環境を有する第1の情報処理装置のコンピュータに、所定のアクセスポイントと前記第1の情報処理装置との間の接続を確立するための第1の処理の実行を前記ホストOSに指示する第1指示ステップと、前記第1の処理の実行が前記ホストOSに指示されたことにより前記所定のアクセスポイントと前記第1の情報処理装置との間の接続を確立するための画面が前記ホストOSにより表示された後、前記所定のアクセスポイントと前記第1の情報処理装置との間の接続が確立したか否かを確認するための処理を、前記プログラムがフォアグラウンドで動作する状態に戻ったことに基づいて実行する第1確認ステップと、を実行させ、前記ホストOSとして動作する第2のOS上であり且つ前記ゲストOS上である第2の動作環境を有する第2の情報処理装置のコンピュータに、前記所定のアクセスポイントと前記第2の情報処理装置との間の接続を確立するための第2の処理の実行を前記ゲストOSに指示する第2指示ステップと、前記第2の処理の実行が前記ゲストOSに指示されたことにより前記所定のアクセスポイントと前記第2の情報処理装置との間の接続を確立するための画面が前記ゲストOSにより表示された後、前記所定のアクセスポイントと前記第2の情報処理装置との間の接続が確立したか否かを確認するための処理を、前記第2の処理の実行が前記ゲストOSに指示されてから所定の時間が経過したことに基づいて実行する第2確認ステップとを実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、OSの構成に応じてアプリケーションプログラムの処理を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
情報処理装置と通信装置とを含む構成を示す図である。
WFDモードにおける無線接続シーケンスを示す図である。
情報処理装置のソフトウェア構成を示す図である。
ユーザインタフェース画面を示す図である。
ユーザインタフェース画面を示す図である。
ユーザインタフェース画面を示す図である。
ユーザインタフェース画面を示す図である。
ユーザインタフェース画面を示す図である。
アプリとOSとの間のシーケンス図である。
アプリとOSとの間のシーケンス図である。
ネットワークセットアップ処理を示すフローチャートである。
アプリの処理を示すフローチャートである。
アプリの処理を示すフローチャートである。
アプリの処理を示すフローチャートである。
アプリが有する機能ブロックを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
[第1実施形態]
本実施形態の通信システムに含まれる情報処理装置及び通信装置について説明する。情報処理装置として、本実施形態ではスマートフォンを例示しているが、これに限定されず、携帯端末、ノートPC、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ等、種々のものを適用可能である。また、通信装置として、情報処理装置と無線通信を行うことが可能な装置であれば、種々のものを適用可能である。例えば、プリンタであれば、インクジェットプリンタ、フルカラーレーザービームプリンタ、モノクロプリンタ等に適用することができる。また、プリンタのみならずスキャナ、複写機、ファクシミリ装置、携帯端末、スマートフォン、ノートPC、タブレット端末、PDA、デジタルカメラ、音楽再生デバイス、テレビ、スマートスピーカ等にも適用可能である。その他、複写機能、FAX機能、印刷機能、スキャナ機能等の複数の機能を備える複合機にも適用可能である。本実施形態では通信装置は、印刷機能、スキャナ機能等を有するマルチファンクションプリンタであるものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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