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公開番号2025069856
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179836
出願日2023-10-18
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 25/68 20230101AFI20250423BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 撮像装置の撮影モードなどにより画素信号を増幅する回路を切り替えた場合にも欠陥画素を補正可能にする。
【解決手段】 同一の画素信号を複数の異なるゲインで増幅する第一の増幅回路および第二の増幅回路の出力における欠陥画素を補正する際に、増幅する回路に応じて少なくとも1つのキズ補正値を選択する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
被写体の光学像を光電変換して画素信号を生成する複数の画素と、
前記複数の画素における同一画素の信号を増幅する第一および第二の増幅手段と、
前記第一および第二の増幅手段の少なくともいずれか一方により増幅された前記複数の画素の出力信号における欠陥画素を補正する補正手段と、
複数の補正値のうち、前記補正手段により前記欠陥画素の補正に用いる少なくとも一つの補正値を選択する選択手段と、を備え、
前記第一および第二の増幅手段は、それぞれ前記複数の画素における同一画素の信号を複数の異なるゲインの少なくとも1つで増幅し、
前記選択手段は、前記同一画素の信号を増幅する際に用いる増幅手段に応じて前記複数の補正値から少なくとも1つを選択することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記第一の増幅手段は、画素内の画素ゲイン部によって前記同一画素の信号を増幅することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第二の増幅手段は、前記複数の画素の各列に設けられたアナログアンプによって前記同一画素の信号を増幅することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記複数の補正値を記憶する記憶手段を備え、
前記選択手段が、前記記憶手段に記憶されている前記複数の補正値から選択した少なくとも1つの補正値に基づいて前記第一および前記第二の増幅手段の少なくともいずれかにより増幅された前記複数の画素の出力信号における欠陥画素を補正することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
さらに、前記補正手段により欠陥画素を補正する閾値を変更する変更手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記補正手段は、前記第一の増幅手段もしくは前記第二の増幅手段の少なくともいずれか一方により複数の異なるゲインで増幅された信号の出力形式に応じて欠陥画素を補正することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮影装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、一般的なデジタルカメラに使われているCCDイメージセンサや、CMOSイメージセンサ等の撮像素子を用いて、同一画素の信号を異なるゲインで増幅することにより、階調に関するダイナミックレンジを拡大する技術が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1の撮像装置では、同一画素の出力信号を複数の列回路によって異なるゲインで増幅して出力する技術が開示されている。また、特許文献2の撮像装置は、光電変換部から転送された信号電荷を電圧に変換するフローティングディフュージョン(以下、FD)部と、FD部の容量を拡張させるためのFD拡張部を備えている。そして、FD拡張部のオン/オフを切り替えることで、同一画素の信号を異なるゲインで増幅して出力する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-128253号
特開2021-022921号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したように撮像素子の画素部から出力される同一画素の信号を異なるゲインで増幅することが可能である。ノイズ成分を含むノイズ信号と光信号成分からなる光信号を読み出し、光信号からノイズ信号を差し引くことでノイズ成分を取り除くことが行われている。ノイズ信号と光信号を2つのゲインで増幅して読み出すと一般的な読み出し方式よりも信号の読み出しに時間がかかる。
【0006】
さらに、特許文献1と特許文献2に記載の技術のように画素信号を増幅する回路に応じて撮影画像に発生する欠陥画素が異なるため、適切に補正することが求められる。
【0007】
本発明の目的は、撮影条件などにより、画素信号を増幅する回路を切り替えることが可能な撮像装置において、増幅する回路にかかわらず撮影画像における欠陥画素を補正することができる撮像装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、被写体の光学像を光電変換して画素信号を生成する複数の画素と、前記複数の画素における同一画素の信号を増幅する第一および第二の増幅手段と、前記第一および第二の増幅手段の少なくともいずれか一方により増幅された前記複数の画素の出力信号における欠陥画素を補正する補正手段と、複数の補正値のうち、前記補正手段により前記欠陥画素の補正に用いる少なくとも一つの補正値を選択する選択手段と、を備え、前記第一および第二の増幅手段は、それぞれ前記複数の画素における同一画素の信号を複数の異なるゲインの少なくとも1つで増幅し、前記選択手段は、前記同一画素の信号を増幅する際に用いる増幅手段に応じて前記複数の補正値から少なくとも1つを選択することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、撮影条件などにより、画素信号を増幅する回路の特性に応じて、撮影画像における欠陥画素を適切に補正可能な撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る撮像装置100の概略構成を示すブロック図。
本発明の実施形態に係る撮像素子102の構成を示す図。
本発明の実施形態に係るキズ補正値を示す図。
本発明の第一の実施形態に係る撮像素子102の増幅回路の切り替えおよびキズ補正値の切り替えおよび欠陥画素を補正するフローを示す図。
本発明の第一の実施形態に係る撮像素子102の増幅回路のキズ補正値テーブルを示す図。
本発明の第二の実施形態に係る追加で欠陥画素を補正するフローを示す図。
本発明の第二の実施形態に係る追加で欠陥画素を補正するキズ補正値テーブルと欠陥画素補正閾値を示す図。
本発明の第三の実施形態に係るキズ補正値を生成するフローを示す図。
本発明の第三の実施形態に係るキズ補正値を示す図。
本発明の第四の実施形態に係る撮像素子出力205の欠陥画素を補正する処理を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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