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公開番号
2025062523
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2023171666
出願日
2023-10-02
発明の名称
現像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20250407BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 現像剤の過剰排出を抑制する事と、搬送スクリューの摩耗を抑制する事とを両立させる。
【解決手段】 第一方向に現像剤が排出される排出路であって、回転軸に対向して配置され、排出路に搬送された現像剤の一部を排出路から第一方向と交差する方向に排出するための排出口が形成される排出路と、マグネットと、を備え、第一搬送スクリューは、排出路に配置され、且つ、第一方向に関して第二羽根部よりも下流に配置され、回転軸の外周面に螺旋状に形成され且つ現像剤を第一方向に搬送する第三羽根部を更に有し、第一方向に関して排出口は第三羽根部の上流端よりも下流に配置されており、マグネットは、第一方向に関して排出口の上流端よりも下流に配置されており、第一方向に関して第三羽根部よりも下流且つマグネットよりも上流であって且つ排出口の上流端とオーバーラップする領域における回転軸には、回転軸の径方向に突出した突出部が設けられている。
【選択図】 図9
特許請求の範囲
【請求項1】
像担持体に形成された静電像を現像するためにトナーとキャリアを含む現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、
第一室と、前記第一室と隔壁により区画された第二室と、を有し、前記現像剤担持体に供給される現像剤を収容する現像容器と、
前記第一室に配置された第一搬送スクリューであって、回転軸と、前記回転軸の外周面に螺旋状に形成され且つ現像剤を第一方向に搬送する第一羽根部と、前記第一方向に関して前記第一羽根部よりも下流に配置され、前記回転軸の外周面に螺旋状に形成され且つ現像剤を前記第一方向と反対方向である第二方向に搬送し且つ前記第一室から前記第二室に受け渡すための第二羽根部と、を有する第一搬送スクリューと、
前記第二室に配置され、現像剤を前記第二方向に搬送する第二搬送スクリューと、
前記第一方向に関して前記第二羽根部よりも下流に配置され、前記第一方向に現像剤が排出される排出路であって、前記回転軸に対向して配置され、前記排出路に搬送された現像剤の一部を前記排出路から前記第一方向と交差する方向に排出するための排出口が形成される排出路と、
マグネットと、
を備え、
前記第一搬送スクリューは、前記排出路に配置され、且つ、前記第一方向に関して前記第二羽根部よりも下流に配置され、前記回転軸の外周面に螺旋状に形成され且つ現像剤を前記第一方向に搬送する第三羽根部を更に有し、
前記第一方向に関して前記排出口は前記第三羽根部の上流端よりも下流に配置されており、
前記マグネットは、前記第一方向に関して前記排出口の上流端よりも下流に配置されており、
前記第一方向に関して前記第三羽根部よりも下流且つ前記マグネットよりも上流であって且つ前記排出口の上流端とオーバーラップする領域における前記回転軸には、前記回転軸の径方向に突出した突出部が設けられている
ことを特徴とする現像装置。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記突出部は、前記第一方向に関して前記第三羽根部の下流端と間隔を介さずに前記第三羽根部の下流端に連続して設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
【請求項3】
前記突出部の外径は、前記第三羽根部の外径と同じである
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
【請求項4】
前記排出路の底面は、前記第一室の底面よりも鉛直方向上方に在る
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
【請求項5】
前記第三羽根部の外径は、前記第一羽根部の外径よりも小さい
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
【請求項6】
前記第二室において、前記現像剤担持体に現像剤が供給される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トナーとキャリアを含む現像剤により、像担持体に形成された静電像を現像する現像装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
二成分現像剤を用いた現像装置においては、キャリア粒子の劣化を抑制する目的で、余剰な現像剤を排出口から排出しつつ、微量のキャリアを含んだトナーを補給する、所謂トリクル現像方式が広く用いられている。トリクル現像方式を採用した現像装置において、駆動により現像容器内の内圧が上昇して、排出口から気流が吹き出す場合があり、この場合、当該気流に乗って現像容器内の現像剤が過剰に排出される。
【0003】
特許文献1では、現像装置に磁石等の磁界発生手段を設けることで、排出される現像剤の一部を磁界発生手段の磁力によって引き付け剤溜り領域を形成し、剤溜り領域で排出口を覆うことで、気流による現像剤の過剰排出を抑制する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-39287号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のように、磁界発生手段によって形成される剤溜り領域によって排出口を覆うことによって現像剤の過剰排出を抑制する構成では、排出口が覆われていない場合と比較して、現像剤の排出に必要な力は大きくなる。また、剤溜り領域内の搬送スクリューは、磁界発生手段の磁力によって流動性が制限された現像剤と摺動するため、剤溜りを形成しない場合と比べて搬送スクリューが摩耗する程度が大きくなる虞がある。
【0006】
一方、近年、現像装置の更なる長寿命化が望まれており、搬送スクリューの摩耗が現像装置の寿命の律速になり得るので、搬送スクリューの摩耗を抑制することが望まれる。
【0007】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、現像剤の過剰排出を抑制することと、搬送スクリューの摩耗を抑制することとを両立させることが可能な現像装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る現像装置は以下のような構成を備える。即ち、像担持体に形成された静電像を現像するためにトナーとキャリアを含む現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、第一室と、前記第一室と隔壁により区画された第二室と、を有し、前記現像剤担持体に供給される現像剤を収容する現像容器と、前記第一室に配置された第一搬送スクリューであって、回転軸と、前記回転軸の外周面に螺旋状に形成され且つ現像剤を第一方向に搬送する第一羽根部と、前記第一方向に関して前記第一羽根部よりも下流に配置され、前記回転軸の外周面に螺旋状に形成され且つ現像剤を前記第一方向と反対方向である第二方向に搬送し且つ前記第一室から前記第二室に受け渡すための第二羽根部と、を有する第一搬送スクリューと、前記第二室に配置され、現像剤を前記第二方向に搬送する第二搬送スクリューと、前記第一方向に関して前記第二羽根部よりも下流に配置され、前記第一方向に現像剤が排出される排出路であって、前記回転軸に対向して配置され、前記排出路に搬送された現像剤の一部を前記排出路から前記第一方向と交差する方向に排出するための排出口が形成される排出路と、マグネットと、を備え、前記第一搬送スクリューは、前記排出路に配置され、且つ、前記第一方向に関して前記第二羽根部よりも下流に配置され、前記回転軸の外周面に螺旋状に形成され且つ現像剤を前記第一方向に搬送する第三羽根部を更に有し、前記第一方向に関して前記排出口は前記第三羽根部の上流端よりも下流に配置されており、前記マグネットは、前記第一方向に関して前記排出口の上流端よりも下流に配置されており、前記第一方向に関して前記第三羽根部よりも下流且つ前記マグネットよりも上流であって且つ前記排出口の上流端とオーバーラップする領域における前記回転軸には、前記回転軸の径方向に突出した突出部が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、現像剤の過剰排出を抑制することと、搬送スクリューの摩耗を抑制することとを両立させることが可能な現像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。
第1の実施形態に係る現像装置及び感光ドラムの構成を示す断面図である。
第1の実施形態に係る現像装置を、一部を省略して示す平面図である。
(a)現像剤の剤面が低い状態を示す模式図、(b)現像剤の剤面が一定以上となった状態を示す模式図である。
トリクル現像方式を採用した場合における現像剤の過剰排出のメカニズムを説明する模式図である。
従来例における現像装置の第1搬送路及び排出路の一部を示す模式図である。
マグネット部材の平面図である。
マグネット部材の磁界により形成される剤溜り領域を説明する模式図である。
第1の実施形態に係る排出口と押し出し形状の位置関係を示す断面図である。
(a)第1の実施形態に係る押し出し形状の断面図、(b)第1の実施形態に係る第一搬送スクリューの搬送形状と押し出し形状の斜視図である。
第2の実施形態に係る押し出し形状の断面図である。
第3の実施形態に係る押し出し形状の断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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