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公開番号2025068913
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-30
出願番号2023179029
出願日2023-10-17
発明の名称液体吐出装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類B41J 2/165 20060101AFI20250422BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】キャップに関連する技術を提供すること。
【解決手段】液体を吐出する吐出ヘッドの吐出口面をキャッピングするキャップと、前記吐出口面と対向するように前記キャップ内に設けられた吸収体と、前記キャップ内に設けられた供給口を介して前記吸収体に液体を供給する供給手段と、前記キャップ内に設けられた排出口を介して前記吸収体に吸収された液体を排出する排出手段と、を備え、前記供給口は、前記排出口よりも高い位置に形成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
液体を吐出する吐出ヘッドの吐出口面をキャッピングするキャップと、
前記吐出口面と対向するように前記キャップ内に設けられた吸収体と、
前記キャップ内に設けられた供給口を介して前記吸収体に液体を供給する供給手段と、
前記キャップ内に設けられた排出口を介して前記吸収体に吸収された液体を排出する排出手段と、を備え、
前記供給口は、前記排出口よりも高い位置に形成されている、
ことを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の液体吐出装置であって、
前記供給口は、前記供給口からの液体の少なくとも一部が前記吸収体の表面上に流れる位置に形成されている、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項3】
請求項1に記載の液体吐出装置であって、
前記供給口は、前記吸収体の厚み方向で、前記吸収体の表面と同じか、又は、該表面よりも高い位置に設けられている、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項4】
請求項1に記載の液体吐出装置であって、
前記排出口は、前記吸収体に覆われる位置に設けられており、
前記供給口は、前記吸収体に覆われない位置に設けられている、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項5】
請求項1に記載の液体吐出装置であって、
前記キャップを、前記吸収体の厚み方向で上から見た場合、前記吸収体の表面と前記供給口とが露出している、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項6】
請求項2に記載の液体吐出装置であって、
前記供給口からの液体が、前記吸収体の表面に沿って流れる速度を第一の速度、
前記供給口からの液体が、前記吸収体をその厚み方向に流れる速度を第二の速度、
前記供給口からの液体が、前記吸収体を前記厚み方向と交差する方向に流れる速度を第三の速度、とすると、
第一の速度>第二の速度>第三の速度、の関係にある、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項7】
請求項1に記載の液体吐出装置であって、
前記吸収体は、
前記吸収体の厚み方向と交差する第一の方向に長く、
前記厚み方向と前記第一の方向と交差する第二の方向に短く、
前記供給口は、前記第一の方向で前記吸収体の外側に設けられている、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項8】
請求項7に記載の液体吐出装置であって、
前記供給口は、前記第二の方向に延設されている、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項9】
請求項7に記載の液体吐出装置であって、
前記供給口を画定する、前記吸収体の側の第一の壁部と、
前記供給口を画定する、前記第一の壁部と対向する第二の壁部とを有し、
前記第一の壁部は、前記吸収体の厚み方向で前記第二の壁部よりも低い、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項10】
請求項1に記載の液体吐出装置であって、
前記供給口と前記排出口とは、前記吸収体の厚み方向と交差する方向で、互いに離間している、
ことを特徴とする液体吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
インク等の液体を吐出する液体吐出装置では、吐出ヘッドの吐出性能の維持又は回復のため、吐出口面をキャップでキャッピングする技術が知られている(例えば特許文献1)。また、キャップ内に液体を吸収する吸収体を設けた装置も知られている(例えば特許文献2)。吸収体を備えた装置では、例えば、吸収体と吐出口面上の液体とを接触させて吐出口面上の液体を吸収体で吸収することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-109331号公報
特開2022-30421号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
吸収体を備えた装置では、使用に伴って吸収体が汚れる。吸収体に洗浄液を供給して排出することにより、吸収体を洗浄することが可能であるが吸収体の洗浄に時間を要することは装置の稼働効率の点で望ましくない。
【0005】
本発明は、キャップに関連する技術を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、
液体を吐出する吐出ヘッドの吐出口面をキャッピングするキャップと、
前記吐出口面と対向するように前記キャップ内に設けられた吸収体と、
前記キャップ内に設けられた供給口を介して前記吸収体に液体を供給する供給手段と、
前記キャップ内に設けられた排出口を介して前記吸収体に吸収された液体を排出する排出手段と、を備え、
前記供給口は、前記排出口よりも高い位置に形成されている、
ことを特徴とする液体吐出装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、キャップに関連する技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
(A)は液体吐出システムの正面図、(B)は図1(A)のシステムを構成する液体吐出装置の内部構造を示す説明図。
(A)はキャリッジ及びメンテナンスユニットの説明図、(B)は吐出ヘッドの吐出口面の説明図。
キャップユニットの斜視図。
キャップユニットの分解斜視図。
図3のA-A線断面図。
吸収体の洗浄態様を示す図。
(A)及び(B)は吸収体の洗浄態様を示す図。
液体吐出装置の制御ユニットのブロック図。
制御ユニットの処理例を示すフローチャート。
(A)~(D)はメンテナンスユニットの動作例を示す説明図。
(A)~(D)はメンテナンスユニットの動作例を示す説明図。
(A)はメンテナンスユニットの動作例を示す説明図、(B)はキャップユニットの別の例を示す説明図。
フルライン型の吐出ヘッドの説明図。
(A)~(C)はフルライン型の吐出ヘッドに対応したキャップユニットの説明図。
(A)及び(B)はキャップユニットの別の例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
<第一実施形態>
図1(A)は液体吐出システム1の正面図である。各図において、矢印X、Y、Zは互いに交差する方向を示し、本実施形態の場合、直交している。システム1を水平な面に設置した場合の左右方向をX方向、前後方向をY方向、上下方向をZ方向とする。
(【0011】以降は省略されています)

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