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公開番号2025067687
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177839
出願日2023-10-13
発明の名称液体吐出ヘッド
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B41J 2/165 20060101AFI20250417BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】液体吐出ヘッドのキャッピングによる保護を簡易的に行うこと。
【解決手段】液体吐出ヘッドは、液体吐出装置に着脱可能な液体吐出ヘッドである。この液体吐出ヘッドは、液体吐出面を保護するキャップ部材を保持することが可能な保持部材を有する。キャップ保持部材50のI型の溝に対してキャップ部材のT字部材60を挿入する。I型の溝の長さよりも、T字部材の先端61の長さの方が短く、T字部材の先端の中心部に形成された円錐部が先端が短くなるテーパ形状であるので、T字部材をキャップ保持部材のI型の溝に挿入した後、T字部材を回転させることにより、T字部材がキャップ保持部材に固定される。キャップ保持部材は、キャップ部材に設けられたT字部材の回転動作を伴う嵌合により、キャップ部材を保持することができる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
液体吐出装置に着脱可能な液体吐出ヘッドであって、液体吐出面を保護するキャップ部材を保持することが可能な保持部材を有することを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記保持部材は、前記液体吐出ヘッドの支持部材とは別部材で構成されている、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記保持部材は、前記液体吐出面の外側に設けられている、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記保持部材は、前記液体吐出ヘッドの長手方向の両端部にそれぞれ設けられている、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記液体吐出ヘッドを前記液体吐出装置に位置決めする基準部材をさらに有し、
前記保持部材は、前記基準部材と前記液体吐出面との間に設けられている、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
前記液体吐出ヘッドは、2つ以上の記録素子基板を有するラインヘッドである、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項7】
前記保持部材は、溝を有し、
前記保持部材は、前記キャップ部材に設けられた部材の回転動作を伴う嵌合により、前記キャップ部材を保持する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項8】
前記溝が設けられている面は、前記液体吐出面よりも、高い位置に設けられる、請求項7に記載の液体吐出ヘッド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、液体吐出ヘッドに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
液体吐出装置において用いられる液体吐出ヘッドでは、被記録用紙に向かって液体を吐出することによって印刷が行われる。液体吐出ヘッドにおいて、吐出口付近の液体が増粘し、固着することで、正常な吐出が出来ず印刷不良が生じる虞がある。高画質化のため、吐出口径を小型化したり、高粘度インクなどを使用したりする場合には、吐出口付近の液体の増粘による印刷不良の懸念が大きい。そのため、吐出しない液体吐出ヘッドをキャップ部材によってキャッピングすることで、吐出口から液体が蒸発して吐出口付近の液体の増粘を抑制することができる。
【0003】
特許文献1には、液体吐出装置本体においてキャッピング部材が位置するキャッピング位置まで液体吐出ヘッドを水平方向に移動させ、キャッピング部材を上方に移動させることで、液体吐出ヘッドをキャップする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-047659号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
液体吐出ヘッドのキャッピングによる保護を簡易的に行うことが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る液体吐出ヘッドは、液体吐出装置に着脱可能な液体吐出ヘッドであって、液体吐出面を保護するキャップ部材を保持することが可能な保持部材を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、液体吐出ヘッドのキャッピングによる保護を簡易的に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
液体吐出装置を示す図である。
液体吐出装置に適用される循環経路を示す模式図である。
液体吐出ヘッドの斜視図である。
液体吐出ヘッドの斜視図である。
キャップ保持部材の斜視図である。
キャップ部材に設けられるT字部材を示す図である。
液体吐出ヘッドにキャップ部材を保持する構成を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本開示の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は本開示事項を限定するものでなく、また以下の実施の形態で説明されている特徴の組み合わせすべてが本開示の解決手段に必須のものとは限らない。尚、同一の構成要素には同一の参照番号を付す。
【0010】
本実施形態の液体吐出装置は、インクジェット方式で液体を吐出する液体吐出ヘッドを有する。インクジェット記録装置などの液体吐出装置は、家庭用印刷のみならず、ビジネスもしくはリテールフォト用などの業務用、または、電子回路描画もしくはパネルディスプレイ用などの産業用にも用いられる。本実施形態の液体吐出ヘッドは、液体吐出装置に着脱可能に構成されている。印刷物には、高画質および高耐久性が求められ、用途に応じて様々な種類の液体(インク)を吐出することが可能な液体吐出ヘッドが求められる。本実施形態の液体吐出装置は、1つの液体吐出ヘッドを備えていてもよいし、複数の液体吐出ヘッドを備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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