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公開番号2025056945
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023166495
出願日2023-09-27
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G03G 21/16 20060101AFI20250401BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】画像形成装置本体にカートリッジを着脱するための開口部に設ける開閉カバーにおいて、着脱の操作性を向上させる。
【解決手段】カートリッジを装着方向に装着可能な装置本体であって、装着の際にカートリッジを通過させる開口部が設けられた筐体と、開口部を閉鎖する閉位置と、開口部を開放する開位置と、の間を、筐体に対して移動可能な開閉部材を含む装置本体を備え、開閉部材は、閉位置にある場合において、装着方向におけるカートリッジの上流側の端面に対向する第1カバー部と、カートリッジの上流側の上面に対向する第2カバー部と、を含み、開閉部材が閉位置にある時の第1カバー部の下端部にある回転軸線を中心に下方に向かって回転することによって、閉位置から開位置に移動し、第2カバー部は、第1カバー部に対してスライド可能に構成されている画像形成装置を用いる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置であって、
カートリッジと、
前記カートリッジを装着方向に装着可能な装置本体であって、前記カートリッジを前記装置本体に装着する際に前記カートリッジを通過させる開口部が設けられた筐体と、前記開口部を閉鎖する閉位置と、前記開口部を開放する開位置と、の間を、前記筐体に対して移動可能な開閉部材と、を含む装置本体と、
を備え、
前記開閉部材は、
前記閉位置にある場合において、前記装着方向における前記カートリッジの上流側の端面に対向する第1カバー部と、前記カートリッジの前記上流側の上面に対向する第2カバー部と、を含み、
前記開閉部材が前記閉位置にある時の前記第1カバー部の下端部にある回転軸線を中心に下方に向かって回転することによって、前記閉位置から前記開位置に移動し、
前記第2カバー部は、前記第1カバー部に対してスライド可能に構成されている
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記第2カバー部は、付勢手段によって前記第1カバー部に対して突出する方向に付勢されており、前記開閉部材が前記閉位置にある場合において、前記付勢手段の付勢力によって前記第2カバー部は前記カートリッジの前記上面に対向する位置に配される
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記開閉部材が前記開位置にある場合において、前記第2カバー部は重力によって前記付勢力に抗して前記第1カバー部に近づく方向にスライドする
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
画像形成装置であって、
カートリッジと、
前記カートリッジを装着方向に装着可能な装置本体であって、前記カートリッジを前記装置本体に装着する際に前記カートリッジを通過させる開口部が設けられた筐体と、前記開口部を閉鎖する閉位置と、前記開口部を開放する開位置と、の間を、前記筐体に対して移動可能な開閉部材と、を含む装置本体と、
を備え、
前記開閉部材は、
前記閉位置にある場合において、前記装着方向における前記カートリッジの上流側の端面に対向する第1カバー部と、前記カートリッジの前記上流側の上面に対向する第2カバー部と、を含み、
前記開閉部材が前記閉位置にある時の前記第1カバー部の下端部にある第1回転軸線を中心に下方に向かう第1回転方向に回転することによって、前記閉位置から前記開位置に移動し、
前記開閉部材が前記閉位置にあって前記カートリッジの前記上面に対向している時の前記第2カバー部の前記第1カバー部に対する姿勢を第1姿勢とした場合において、前記第2カバー部は、前記第1カバー部に対して前記第1回転軸線の方向に延びる第2回転軸線を中心に前記第1回転方向に回転した第2姿勢を取ることが可能に構成されている
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
前記開閉部材が前記閉位置にある場合において、前記第2カバー部が前記筐体と係合することによって、前記第2カバー部は前記第1カバー部に対して前記第1姿勢を取るように位置が規制される
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記開閉部材が前記開位置にある場合において、前記第2カバー部に外部からの力が加えられることによって、前記第2カバー部は前記第1カバー部に対して前記第2姿勢を取る
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記開閉部材が前記閉位置にある場合において、前記第2カバー部が、前記第1カバー部が第1回転方向に回転する動作に連動して前記第1カバー部に対して回転することにより、前記第2カバー部は前記第1カバー部に対して前記第2姿勢を取る
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第2カバー部は、前記筐体に対してリンク接続されている
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記画像形成装置の外部に露出するシート積載部と、画像が形成されたシートを排出方向に搬送することによって前記シート積載部に排出する排出ローラと、を更に備え、
前記開閉部材が前記閉位置にある場合において、前記第1カバー部の上面は、前記シート積載部の一部である
ことを特徴とする請求項1または4に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記画像形成装置の外部に露出するシート積載部と、画像が形成されたシートを排出方向に搬送することによって前記シート積載部に排出する排出ローラと、を更に備え、
前記開閉部材が前記閉位置にある場合において、前記第1カバー部は、前記排出方向における下流側の前記画像形成装置の端面の一部を構成している
ことを特徴とする請求項1または4に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電子写真方式または静電記録方式を用いた複写機やプリンタ等の画像形成装置において、像担持体である感光ドラム及び現像ユニット等を一体化したプロセスカートリッジが装置本体内から着脱可能に構成されたものがある。
【0003】
例えば、画像形成装置において、プロセスカートリッジの着脱操作を容易にする等の目的で装置内部に対する視認性とアクセス性を確保するため、装置設置時の側面側から上面側に跨る大きな開口部を設けたものがある。このような画像形成装置では、開口部に対応する開閉可能な開閉カバーによって側面側と上面側の2面を覆う必要がある。
【0004】
特許文献1(特開2005-195704号公報)には、そのような開閉カバーの例が開示されている。そのような開閉カバーとしては、一つの回転軸を中心に回動可能で、前面側と上面側を覆う面が一体的に形成されたものが一般的である。また特許文献1には、開閉カバーにおいて前面側を覆う部材と上面側を覆う部材をそれぞれ別部品で構成し、両部品を相対的に揺動可能に配設する構成が開示される。この開閉カバーでは、上面側のカバーを製品内部方向へバネ付勢していることにより、開閉カバーが開いた状態における前面側と上面側のカバーのなす角度は、閉じている状態よりも小さくなるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-195704号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前面側と上面側を覆う面が一体的な開閉カバーの構成においては、開閉カバーを開いてプロセスカートリッジやトナーカートリッジ、現像カートリッジ等のカートリッジを着脱しようとすると、上面側のカバーが着脱操作領域の近傍にあり操作空間が狭くなってしまう。そのため、操作者の手がカートリッジの把持部を保持しにくいことがあった。
【0007】
また、前面側と上面側を覆う面が相対的に揺動可能な開閉カバーの構成においては、開閉カバーを閉じる過程で、装置内部方向へ付勢揺動した上面側のカバーを正規の姿勢まで押し戻す必要がある。そのため、開閉カバーを開いた状態での揺動量を大きく設定することが困難であった。そのため、上面側のカバーをプロセスカートリッジの着脱軌跡から十分に退避させることが困難であり、前者の一体的な開閉カバーの構成と同様に、カートリッジの着脱操作性が低下することが課題になっていた。
【0008】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものである。本発明は、画像形成装置本体にカートリッジを着脱するための開口部に設ける開閉カバーにおいて、着脱の操作性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、画像形成装置であって、
カートリッジと、
前記カートリッジを装着方向に装着可能な装置本体であって、前記カートリッジを前記装置本体に装着する際に前記カートリッジを通過させる開口部が設けられた筐体と、前記開口部を閉鎖する閉位置と、前記開口部を開放する開位置と、の間を、前記筐体に対して移動可能な開閉部材と、を含む装置本体と、
を備え、
前記開閉部材は、
前記閉位置にある場合において、前記装着方向における前記カートリッジの上流側の端面に対向する第1カバー部と、前記カートリッジの前記上流側の上面に対向する第2カバー部と、を含み、
前記開閉部材が前記閉位置にある時の前記第1カバー部の下端部にある回転軸線を中心に下方に向かって回転することによって、前記閉位置から前記開位置に移動し、
前記第2カバー部は、前記第1カバー部に対してスライド可能に構成されている
ことを特徴とする画像形成装置を用いる。
本発明は、また、画像形成装置であって、
カートリッジと、
前記カートリッジを装着方向に装着可能な装置本体であって、前記カートリッジを前記装置本体に装着する際に前記カートリッジを通過させる開口部が設けられた筐体と、前記開口部を閉鎖する閉位置と、前記開口部を開放する開位置と、の間を、前記筐体に対して移動可能な開閉部材と、を含む装置本体と、
を備え、
前記開閉部材は、
前記閉位置にある場合において、前記装着方向における前記カートリッジの上流側の端面に対向する第1カバー部と、前記カートリッジの前記上流側の上面に対向する第2カバー部と、を含み、
前記開閉部材が前記閉位置にある時の前記第1カバー部の下端部にある第1回転軸線を中心に下方に向かう第1回転方向に回転することによって、前記閉位置から前記開位置に移動し、
前記開閉部材が前記閉位置にあって前記カートリッジの前記上面に対向している時の前記第2カバー部の前記第1カバー部に対する姿勢を第1姿勢とした場合において、前記第2カバー部は、前記第1カバー部に対して前記第1回転軸線の方向に延びる第2回転軸線を中心に前記第1回転方向に回転した第2姿勢を取ることが可能に構成されている
ことを特徴とする画像形成装置を用いる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、画像形成装置本体にカートリッジを着脱するための開口部に設ける開閉カバーにおいて、着脱の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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