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公開番号
2025070387
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180667
出願日
2023-10-20
発明の名称
光学系および撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
13/00 20060101AFI20250424BHJP(光学)
要約
【課題】虹彩絞り、NDフィルタおよびシャッタ等の光学要素を適切な位置に配置しつつ小型軽量な広角の光学系を提供する。
【解決手段】光学系OLは、物体側から像側へ向かって配置された、負レンズと、少なくとも1つの正レンズと、軸上光束を決定する開口絞りSPと、少なくとも2つの正レンズとを有する。開口絞りに対して物体側にて隣り合うレンズの像側のレンズ面と開口絞りに対して像側にて隣り合うレンズの物体側のレンズ面との間隔をST、光学系の最も物体側のレンズ面から像面までの距離をTTL、最も像側のレンズ面から像面までの光軸上の距離をbf、光学系の焦点距離をf、開口絞りより物体側の少なくとも2つのレンズの合成焦点距離をfAとする。0.10≦ST/TTL≦0.50、|fA/f|≧3.0および0.01≦Bf/f≦1.00なる条件を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
物体側から像側へ向かって配置された、負レンズと、少なくとも1つの正レンズと、軸上光束を決定する開口絞りと、少なくとも2つの正レンズとを有する光学系であって、
前記開口絞りに対して物体側にて隣り合うレンズの像側のレンズ面と前記開口絞りに対して像側にて隣り合うレンズの物体側のレンズ面との光軸上の間隔をST、前記光学系の最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の距離の空気換算値をTTL、前記最も像側のレンズ面から像面までの光軸上の距離の空気換算値をbf、前記光学系の焦点距離をf、前記開口絞りより物体側の少なくとも2つのレンズの合成焦点距離をfAとするとき、
0.10≦ST/TTL≦0.50
|fA/f|≧3.0
0.01≦Bf/f≦1.00
なる条件を満足することを特徴とする光学系。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記最も像側のレンズ面は、少なくとも1つの変曲点を有する非球面であることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
前記開口絞りと前記光学系の最も像側のレンズの物体側のレンズ面との光軸上の距離をTf、前記開口絞りと前記最も像側のレンズの像側のレンズ面上の最も像面に近い点を光軸上に投影した点との光軸上の距離をSTbとするとき、
0.4≦STf/STb≦0.9
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項4】
前記最も像側のレンズの焦点距離をfiとするとき、
|fi/f|≧3.0
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項5】
前記最も像側のレンズのd線における屈折率をNdi、該最も像側のレンズのd線を基準とするアッベ数をνdiとするとき、
1.50≦Ndi≦1.80
30≦νdi≦65
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項6】
前記負レンズのd線における屈折率をNdn、該負レンズのd線を基準とするアッベ数をνdnとするとき、
1.50≦Ndn≦1.80
30≦νdn≦65
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項7】
前記開口絞りより物体側の前記少なくとも1つの正レンズのうちいずれかの正レンズのd線における屈折率をNdp、該正レンズのd線を基準とするアッベ数をνdpとするとき、
1.50≦Ndp≦1.80
18≦νdp≦45
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項8】
前記開口絞りに対して物体側と像側のそれぞれにて隣り合う2つのレンズは正レンズであることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項9】
物体側から像側へ順に配置された、前記負レンズ、前記1つの正レンズ、前記開口絞り、正レンズ、負レンズ、正レンズおよび正レンズを有することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項10】
物体側から像側へ順に配置された、前記負レンズ、前記1つの正レンズ、前記開口絞り、正レンズ、正レンズ、負レンズ、正レンズおよび負レンズを有することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種撮像装置に好適な光学系に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
デジタルカメラ、スマートフォン用カメラ、車載カメラおよび監視カメラ等の撮像装置には、画角全体にわたって光学性能が良好で、かつ小型軽量の光学系が求められている。特にスマートフォン向けカメラでは、プラスチックモールドの非球面レンズを用いた小型かつ固定絞りの単焦点光学系が多く用いられる。さらに動画撮像に好適な全長が短いながらも虹彩絞り、NDフィルタおよびシャッタを搭載することも求められている。
【0003】
特許文献1には、物体側から像側へ順に配置された負レンズ、負レンズ、正レンズおよび開口絞りを含む単焦点光学系が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-89241公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の光学系では、これを収容するレンズ装置としての外径ができるだけ小さくなるように、開口絞りの付近に動画撮像のための虹彩絞り、NDフィルタおよびシャッタを配置しようとしても、空間が足りずに配置できない。また、それらを開口絞りから離れた位置に配置しようとすると、レンズ装置の外径が大型化する。
【0006】
本発明は、虹彩絞り、NDフィルタおよびシャッタ等の光学要素を適切な位置に配置しつつ小型軽量な広角の光学系を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての光学系は、物体側から像側へ向かって配置された、負レンズと、少なくとも1つの正レンズと、軸上光束を決定する開口絞りと、少なくとも2つの正レンズとを有する。開口絞りに対して物体側にて隣り合うレンズの像側のレンズ面と開口絞りに対して像側にて隣り合うレンズの物体側のレンズ面との光軸上の間隔をST、光学系の最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の距離の空気換算値をTTL、最も像側のレンズ面から像面までの光軸上の距離の空気換算値をbf、光学系の焦点距離をf、開口絞りより物体側の少なくとも2つのレンズの合成焦点距離をfAとするとき、
0.10≦ST/TTL≦0.50
|fA/f|≧3.0
0.01≦Bf/f≦1.00
なる条件を満足することを特徴とする。なお、上記光学系を備えた撮像装置も、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、虹彩絞り、NDフィルタおよびシャッタ等の光学要素を適切な位置に配置しつつ小型軽量な広角の光学系を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1の光学系の断面図。
実施例1の光学系の収差図。
実施例2の光学系の断面図。
実施例2の光学系の収差図。
実施例3の光学系の断面図。
実施例3の光学系の収差図。
実施例4の光学系の断面図。
実施例4の光学系の収差図。
実施例1~4の光学系を備えた撮像装置を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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