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公開番号2025070330
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180565
出願日2023-10-19
発明の名称画像表示装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G02B 27/02 20060101AFI20250424BHJP(光学)
要約【課題】装置の小型化と、左右方向及び前後方向の調整簡便化とを両立した画像表示装置を提供する。
【解決手段】画像表示装置100は、画像を表示する一対の表示手段300L,300Rと、一対の表示手段300L,300Rを移動方向へガイドするガイド手段500L,500Rと、一対の表示手段300L,300Rを上記の移動方向へ移動させる調整手段400,304L,304Rとを備えており、ガイド手段500L,500Rは、一対の表示手段300L,300Rを互いに近づく方向に移動させるときには、一対の表示手段300L,300Rを画像表示方向にガイドし、一対の表示手段300L,300Rを互いに遠ざかる方向に移動させるときには、一対の表示手段300L,300Rを画像表示方向の反対方向にガイドする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
画像を表示する一対の表示手段と、
前記一対の表示手段を移動方向へガイドするガイド手段と、
前記一対の表示手段を前記移動方向へ移動させる調整手段と、
を備えており、
前記ガイド手段は、
前記一対の表示手段を互いに遠ざかる方向に移動させるときには、前記一対の表示手段を当該一対の表示手段に規定された画像表示方向にガイドし、
前記一対の表示手段を互いに近づく方向に移動させるときには、前記一対の表示手段を前記画像表示方向の反対方向にガイドする、
ことを特徴とする画像表示装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記ガイド手段は、前記一対の表示手段をガイドする部分が一体として形成されている、
請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項3】
前記調整手段は、前記一対の表示手段を同時に対称となる動作で移動させる、
請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項4】
前記調整手段は、ラックピニオンで構成されている、
請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項5】
前記ラックピニオンのラックの一端が前記一対の表示手段に接続されている、
請求項4に記載の画像表示装置。
【請求項6】
前記調整手段は、前記一対の表示手段と係合する部分に摺動面を有している、
請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項7】
前記ガイド手段は、前記移動方向に沿って延在する部分を有する、
請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項8】
前記一対の表示手段を結ぶ仮想直線と前記移動方向との傾斜角の大きさが10°以上30°以下である、
請求項7に記載の画像表示装置。
【請求項9】
前記表示手段は、画像を表示する画像表示部と、前記画像表示部に表示された画像を拡大して示す接眼光学系とを一体的に保持した表示ユニットである、
請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項10】
前記画像表示部は、前記表示ユニットに位置する観察者の左眼と右眼との間に位置するように配置されている、
請求項9に記載の画像表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像表示装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、画像表示装置として、観察者(操作者)の頭部に装着して観察者の眼前に画像を表示するヘッドマウントディスプレイ(HMD)が利用されている。HMDは手軽に画像を大画面で見ることが可能であること、立体視が容易であること等の理由から、人工現実感(バーチャルリアリティ:VR)、複合現実感(ミックスドリアリティ:MR)等を体験可能な機器として使用されている。
【0003】
HMDは、観察者が画像を観察するための表示光学系を有する。観察者の瞳に投影する画像は、小型の液晶パネル等の表示手段に表示され、この画像を観察者の左右の瞳に対応した表示光学系を介して拡大した後に、観察者の左右の眼球に投影する。観察者が良好な画像を得るためには、観察者の瞳と表示光学系の位置を適切な位置に調整できることが求められる。従来技術では、表示光学系それぞれの位置を観察者の左右の瞳を繋いだ方向である眼幅方向に調整可能にした眼幅調整機構や、観察者の視線方向である光軸方向に移動して調整可能にした前後調整機構がある。
【0004】
例えば、特許文献1では、映像表示ユニットの眼幅調整機構を有する表示装置において、操作部材を装置本体の左右両側に配設し、相対的に逆方向の操作を行うことにより眼幅調整を行うようにした表示装置が開示されている。特許文献2では、映像表示モジュール部を左右にスライドさせて眼幅を調整する機構と、頭部ホールド部を装置本体に対して前後にスライドさせて頭部の接触部と映像表示モジュール部との空間距離を調整する機構とを有するHMD装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11-38354号公報
特開平8-251509号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述の特許文献1の表示装置は眼幅調整機構のみを有しており、前後調整を行うことはできない。特許文献2のようにHMD装置に眼幅調整機構及び前後調整機構の双方を搭載すれば、装置全体が大型化してしまい、しかも装置構成の煩雑化を招くという課題がある。
【0007】
本開示は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、装置の小型化と、表示手段の左右方向及び前後方向の調整簡便化とを両立した画像表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の画像表示装置は、画像を表示する一対の表示手段と、前記一対の表示手段を移動方向へガイドするガイド手段と、前記一対の表示手段を前記移動方向へ移動させる調整手段と、を備えており、前記ガイド手段は、前記一対の表示手段を互いに遠ざかる方向に移動させるときには、前記一対の表示手段を当該一対の表示手段で規定された画像表示方向にガイドし、前記一対の表示手段を互いに近づく方向に移動させるときには、前記一対の表示手段を前記画像表示方向の反対方向にガイドする。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、装置の小型化と、表示手段の左右方向及び前後方向の調整簡便化とを両立した画像表示装置が実現する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態によるHMDの内部構造を上部から捉えた平面図である。
観察者による第1の実施形態のHMDの装着形態を示す斜視図である。
第2の実施形態によるHMDの内部構造を上部から捉えた平面図である。
第2の実施形態によるHMDの内部構造の一部を示す斜視図である。
第3の実施形態によるHMDの内部構造を上部から捉えた平面図である。
第3の実施形態によるHMDの内部構造を上部から捉えた平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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