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公開番号2025069771
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179700
出願日2023-10-18
発明の名称画像読取装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250423BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 読取手段が変形して正確な読み取りを阻害する。
【解決手段】 プリントベルトユニット20と、インラインスキャナユニット1と、X方向においてシートSが通過する領域よりも外側に位置する支持部32a~32dを有しインラインスキャナユニット1の位置決め部5a~5dを支持する支持部材31a及び31bと、を備え、位置決め部5a~5dは円錐状の穴とV字の溝と平面とであり、インラインスキャナユニット1はセンサが画像形成面26と対向するように支持され、センサの画像読取範囲と支持部32a~32dとを画像形成面26に平行な面に投影した場合、投影された画像読取範囲が投影された支持部32aと支持部32bと支持部32cと支持部32dとで囲まれた仮想範囲6の内側に位置する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
複数のローラに掛け回されたベルトを有し、前記ベルトにシートを担持して前記シートを搬送する搬送手段と、
画像を読み取るセンサと、前記センサを保持するハウジングとを有する読取手段と、
前記ベルトが前記シートを搬送する搬送方向に直交する方向において、前記ベルトにより搬送された前記シートが通過する領域よりも外側に位置する複数の球面を有し、複数の球面によって前記読取手段の前記ハウジングの被支持部を重力方向下側から支持する支持部材と、を備え、
前記ハウジングの前記の被支持部は、前記複数の球面の第1の球面が接触する円錐状の穴と、前記複数の球面の第2の球面に2点で接触するV字の溝と、前記複数の球面の第3の球面に点接触する平面と、前記複数の球面の第4の球面に点接触する他の平面と、を有し、
前記読取手段は、前記センサが前記複数のローラの第1ローラと前記複数のローラの第2ローラとに張架された前記ベルトの表面と対向するように前記支持部材に支持され、
前記読取手段の前記センサが画像を読み取る画像読取範囲と、前記第1の球面と、前記第2の球面と、前記第3の球面と、前記第4の球面を前記ベルトの前記表面に平行な仮想面に投影した場合、前記仮想面に投影された前記画像読取範囲は前記仮想面に投影された前記第1の球面と前記第2の球面と前記第3の球面と前記第4の球面とで囲まれた仮想範囲の内側に位置することを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記円錐状の穴は、前記搬送方向に直交する前記方向の第1側に位置し、
前記V字の溝は、前記搬送方向に直交する前記方向の前記第1側と反対の第2側に位置することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記搬送手段は、前記搬送方向に直交する前記方向の一方に設けられた第1フレームと、前記搬送方向に直交する前記方向の他方に設けられた第2フレームとによって前記複数のローラが支持されており、
前記支持部材の前記複数の球面は、前記第1フレームと前記第2フレームとに設けられることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はシート上の画像を読み取る画像読取装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
シートに画像を形成する画像形成装置は、画像品質(以下画質と呼ぶ)を高品質に維持するため、形成された画像を読み取り、該画像の読取結果を用いてキャリブレーションを行うものが知られている。昨今の画像形成装置には、シートが搬送される搬送路上でシートに形成された画像を読み取り、自動的にキャリブレーションを実行するものがある。
【0003】
搬送路上に設けられた読取センサはインラインセンサと呼ばれる。特許文献1には、読取画素がシート搬送方向と直行する方向にライン状に配列された読取センサを複数備えたインラインスキャナユニットが開示されている。このインラインスキャナは、複数の読取センサを主走査方向に一部重ねて配置して、A3サイズ以上のシート上の画像を読み取ることも可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-5066号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
インラインスキャナが大型化すると、自重による筐体の変形やねじれによって、読取センサに傾きが生じてしまう。読取センサの傾きは理想的な焦点距離からのズレの原因となり、正確な読み取りを阻害してしまう。これは、読取センサを複数備える構成に限定されず、長手方向に長い1つの読取センサを有する場合にも同様である。
【0006】
そこで、本発明の目的は読取手段の変形を抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明の画像読取装置は、複数のローラに掛け回されたベルトを有し、前記ベルトにシートを担持して前記シートを搬送する搬送手段と、画像を読み取るセンサと、前記センサを保持するハウジングとを有する読取手段と、前記ベルトが前記シートを搬送する搬送方向に直交する方向において、前記ベルトにより搬送された前記シートが通過する領域よりも外側に位置する複数の球面を有し、複数の球面によって前記読取手段の前記ハウジングの被支持部を重力方向下側から支持する支持部材と、を備え、前記ハウジングの前記の被支持部は、前記複数の球面の第1の球面が接触する円錐状の穴と、前記複数の球面の第2の球面に2点で接触するV字の溝と、前記複数の球面の第3の球面に点接触する平面と、前記複数の球面の第4の球面に点接触する他の平面と、を有し、前記読取手段は、前記センサが前記複数のローラの第1ローラと前記複数のローラの第2ローラとに張架された前記ベルトの表面と対向するように前記支持部材に支持され、前記読取手段の前記センサが画像を読み取る画像読取範囲と、前記第1の球面と、前記第2の球面と、前記第3の球面と、前記第4の球面を前記ベルトの前記表面に平行な仮想面に投影した場合、前記仮想面に投影された前記画像読取範囲は前記仮想面に投影された前記第1の球面と前記第2の球面と前記第3の球面と前記第4の球面とで囲まれた仮想範囲の内側に位置することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば読取手段の変形を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
インクジェット記録装置の概略構成を示す模式図
プリントモジュールの概略断面図
プリントベルトユニットの斜視図
インラインスキャナユニットの斜視図
インラインスキャナユニットの読取範囲を説明するための模式図
位置決め部と支持部との係合状態を説明するための模式図
インラインスキャナユニットの画像読取範囲と位置決め部の関係を説明するための模式図
【発明を実施するための形態】
【0010】
(画像形成装置)
図1は、画像形成装置としてのインクジェット記録装置の概略構成を示す模式図である。このインクジェット記録装置は、反応液とインクとの2液を用いてシートSに画像を形成する。
(【0011】以降は省略されています)

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