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公開番号2025085921
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023199631
出願日2023-11-27
発明の名称読取装置、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06K 7/10 20060101AFI20250530BHJP(計算;計数)
要約【課題】 様々な状況においてRFIDリーダの消費電力を低減させること。
【解決手段】 無線デバイスと無線信号の送受信を行う通信部であり、読取レンジ内へ電磁波を放射し、前記電磁波のエネルギーを利用して無線デバイスから返送されてきた情報を読取る通信部と、測定部と、バッテリーと、電力供給部と、前記通信部で消費される電力を、第1の電力にする第1の状態と、前記第1の電力より少ない第2の電力にする第2の状態に、前記電力供給部を制御可能な制御部と、を備える読取装置であって、前記制御部は、前記充電制御部によって前記バッテリーが充電中であると検知した場合、前記測定部による測定結果に基づいて、前記第1の状態の期間の時間を、前記第2の状態の期間の時間より短くなるように、前記電力供給部を制御する読取装置
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
読取装置であって、
無線デバイスと信号の送受信を行う通信部であり、読取レンジ内へ電磁波を放射し、前記電磁波のエネルギーを利用して無線デバイスから送信されてきた情報を読取る通信部と、
前記読取装置の姿勢又は移動量の少なくとも一方を測定する測定部と、
外部から入力された電力によって充電可能なバッテリーと、
前記バッテリーから前記通信部に供給する電力を制御する電力供給部と、
前記通信部で消費される電力を、第1の電力にする第1の状態と、前記第1の電力より少ない第2の電力にする第2の状態に、前記電力供給部を制御可能な制御部と、
前記バッテリーが充電中か否かを前記制御部が検知するように構成される充電制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記充電制御部によって前記バッテリーが充電中であると検知した場合、前記測定部による測定結果に基づいて、前記第1の状態の期間の時間を、前記第2の状態の期間の時間より短くなるように、前記電力供給部を制御することを特徴とする読取装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記第1の状態、前記第2の状態を交互に繰り返すように前記電力供給部を制御することを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記充電制御部によって前記バッテリーが充電中であると検知した場合、且つ前記測定部による移動量の測定結果が所定量未満の場合、前記第1の状態の期間の時間を前記第2の状態の期間の時間より短くなるように、前記電力供給部を制御し、前記測定部による移動量の測定結果が所定量以上の場合、前記第1の状態の期間の時間を前記第2の状態の期間の時間より長くなるように、前記電力供給部を制御することを特徴とする請求項2に記載の読取装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記充電制御部によって前記バッテリーが充電中でないと検知した場合、前記第1の状態の期間の時間を前記第2の状態の期間の時間より長くなるように、前記電力供給部を制御することを特徴とする請求項3に記載の読取装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記第2の状態において前記通信部に電磁波を放射させないことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項6】
前記通信部によって検知された前記無線デバイスに関する情報を前記読取装置と異なる他の装置へ送信する外部通信部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項7】
前記無線デバイスはRFIDタグであることを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項8】
前記測定部は、前記読取装置の姿勢と、移動量の両方を測定することを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項9】
コンピュータを、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の読取装置として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、読取装置、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
RFID(Radio Frequency IDentification)は、タグとも呼ばれる小型のデバイス内に埋め込まれた情報を近距離無線通信によって外部のリーダから読取ることを可能にする技術である。なかでも、リーダから放射される電磁波のエネルギーを利用して情報を送信するパッシブ型RFIDタグは、バッテリが不要であるために製造コストが安く、半永久的に動作できることから、物品の所在の管理及び可視化などの様々な場面で広く活用されている。
【0003】
特許文献1には、リーダを持ち運び、そのリーダが、移動先においてRFIDタグを検知して、情報の読み取りを行うことが記載されている。また、特許文献1には、リーダがRFIDタグを読み取った位置を検知して、位置情報とRFIDタグのID情報とを関連付けて記憶し、過去に情報を読み取っていない位置のRFIDタグに対する情報の読み取り処理を実行することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-266936号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、リーダの消費電力の低減技術を一層改善しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によるリーダ装置は、読取装置であって、無線デバイスと無線信号の送受信を行う通信部であり、読取レンジ内へ電磁波を放射し、前記電磁波のエネルギーを利用して無線デバイスから返送されてきた情報を読取る通信部と、前記読取装置の姿勢又は移動量の少なくとも一方を測定する測定部と、外部から入力された電力によって充電可能なバッテリーと、前記バッテリーから前記通信部に供給する電力を制御する電力供給部と、前記通信部で消費される電力を、第1の電力にする第1の状態と、前記第1の電力より少ない第2の電力にする第2の状態に、前記電力供給部を制御可能な制御部と、前記バッテリーが充電中か否かを前記制御部が検知するように構成される充電制御部と、を備え、前記制御部は、前記充電制御部によって前記バッテリーが充電中であると検知した場合、前記測定部による測定結果に基づいて、前記第1の状態の期間の時間を、前記第2の状態の期間の時間より短くなるように、前記電力供給部を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、様々な状況において読取装置の消費電力を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
RFIDリーダの構成例を示す図である。
RFIDリーダを運搬する移動体の例を説明する図である。
RFIDリーダの外観説明図である。
RFIDリーダの位置検知システムを説明する図である。
RFIDリーダにおいて実行される処理の流れの例を示す図である。
RFIDリーダと外部電源の接続例を示す図である。
RFIDリーダにおいて実行される処理の流れの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
本実施形態では、可搬型の読取装置であるRFIDリーダが広範囲に配置されているRFIDタグを検知するシステムについて説明する。このRFIDリーダは、状況に応じて消費電力を低減することによって電力消費を抑制する。特に、本実施形態では、RFIDリーダが、自装置の位置や姿勢の変化および、外部から電力を供給されているかの状況に応じて、低消費電力で動作すべき期間の長さを設定する。例えば、RFIDリーダの状況変化量が小さい状態においては不必要に電力を消費しないように低消費電力での動作期間を長くし、RFIDリーダの状況変化量が大きい状態では低消費電力での動作期間を短くする。また、外部から電源を供給されて、RFIDリーダ内の動作電源であるバッテリーの充電状態において、位置や姿勢の変化が少なく、静止している状態でも同じく、不必要に電力を消費しないように低消費電力で動作する。以下では、このようなRFIDリーダの構成及び動作に着目して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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