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公開番号2025059309
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023169335
出願日2023-09-29
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20250403BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 クリーニング不良に伴う画像弊害の発生を抑制することができる。
【解決手段】 記録材にトナー像を形成する画像形成動作と、トナーをクリーニングブレードニップ部に供給するトナー供給動作と、を実行可能に制御し、現像部において現像剤担持体と対向する像担持体の領域を第1の領域、第1の領域と対向する現像剤担持体の領域が1周した後に現像部において現像剤担持体と対向する像担持体の領域を第2の領域、第1の領域と第2の領域との間の領域を第3の領域とすると、トナー供給動作を実行する場合において、第3の領域に、露光する第1パターンと、露光しないもしくは第1パターンを露光する露光量よりも小さい露光量で露光する第2パターンから形成されるトナー供給パターンを形成し、トナー供給パターンは、回転方向における第1パターンの長さよりも第2パターンの長さの方が長く、第1パターンと第2パターンとが繰り返し形成される。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
回転可能な像担持体と、
前記像担持体の表面を露光することによって前記像担持体の表面に静電潜像を形成する露光ユニットと、
現像部において、前記像担持体の表面にトナーを供給して前記静電潜像をトナー像として現像する回転可能な現像剤担持体と、
前記像担持体と接触して接触部を形成し、前記接触部において前記像担持体の表面に付着したトナーを除去するクリーニング部材と、
前記像担持体と前記現像剤担持体と、を回転させ、前記露光ユニットを制御することによって、
i)記録材に前記トナー像を形成する画像形成動作と、
ii)前記画像形成動作とは異なる動作であって前記トナーを前記現像剤担持体から前記像担持体に移動させて前記接触部に供給するトナー供給動作と、
を実行可能に制御する制御部と、
を備えた画像形成装置において、
前記像担持体と前記現像剤担持体と、が回転している状態で、前記現像部において前記現像剤担持体と対向する前記像担持体の領域を第1の領域、前記第1の領域と対向する前記現像剤担持体の領域が1周した後に前記現像部において前記現像剤担持体と対向する前記像担持体の領域を第2の領域、前記像担持体の回転方向における前記第1の領域と前記第2の領域との間の前記像担持体の領域を第3の領域と定義すると、
前記制御部は、前記トナー供給動作を実行する場合において、
前記第3の領域に、前記露光ユニットによって一部を露光する第1パターンと、一部を露光しない、もしくは前記第1パターンを露光する露光量よりも小さい露光量で露光する第2パターンと、から形成されるトナー供給パターンを形成するように制御し、
前記トナー供給パターンは、前記回転方向における前記第1パターンの長さよりも前記第2パターンの長さの方が長くなるように構成され、前記第1パターンと前記第2パターンとが繰り返し形成されるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
回転可能な像担持体と、
前記像担持体の表面を露光することによって前記像担持体の表面に静電潜像を形成する露光ユニットと、
現像部において、前記像担持体の表面にトナーを供給して前記静電潜像をトナー像として現像する回転可能な現像剤担持体と、
前記像担持体と接触して接触部を形成し、前記接触部において前記像担持体の表面に付着したトナーを除去するクリーニング部材と、
前記像担持体と前記現像剤担持体と、を回転させ、前記露光ユニットを制御することによって、
i)記録材に前記トナー像を形成する画像形成動作と、
ii)前記画像形成動作とは異なる動作であって前記トナーを前記現像剤担持体から前記像担持体に移動させて前記接触部に供給するトナー供給動作と、
を実行可能に制御する制御部と、
を備えた画像形成装置において、
前記像担持体と前記現像剤担持体と、が回転している状態で、前記現像部において前記現像剤担持体と対向する前記像担持体の領域を第1の領域、前記第1の領域と対向する前記現像剤担持体の領域が1周した後に前記現像部において前記現像剤担持体と対向する前記像担持体の領域を第2の領域、前記像担持体の回転方向における前記第1の領域と前記第2の領域との間の前記像担持体の領域を第3の領域と定義すると、
前記制御部は、前記トナー供給動作を実行する場合において、
前記第3の領域に、前記露光ユニットによって一部を露光する第1パターンと、前記回転方向において前記第1パターンの後に一部を露光しない、もしくは前記第1パターンを露光する露光量よりも小さい露光量で露光する第2パターンと、前記回転方向において前記第2パターンの後に前記露光ユニットによって一部を露光する第3パターンと、前記回転方向において前記第3パターンの後に一部を露光しない、もしくは前記第3パターンを露光する露光量よりも小さい露光量で露光する第4パターンと、から形成されるトナー供給パターンを形成するように制御し、
前記トナー供給パターンは、前記回転方向における前記第1パターンの長さよりも前記第2パターンの長さの方が長くなるように構成され、前記回転方向における前記第3パターンの長さよりも前記第4パターンの長さの方が長くなるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
前記回転方向における前記第3パターンの長さは前記回転方向における前記第1パターンの長さよりも短いことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記回転方向における前記第4パターンの長さは前記回転方向における前記第2パターンの長さよりも短いことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記トナーの使用状況に関する情報を記憶するメモリをさらに有し、
前記制御部は、前記メモリに記憶されている前記情報に基づいて、前記トナー供給パターンによる前記トナー供給動作を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記情報は、前記トナーが使用開始状態か否かを判別するための情報であって、
前記情報が、前記トナーが使用開始状態であるという情報である場合において、前記トナー供給パターンによる前記トナー供給動作を実行することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記情報が、前記トナーが使用開始状態ではないという情報である場合において、前記トナー供給パターンによる前記トナー供給動作である第1のトナー供給動作とは異なる第2のトナー供給動作を実行するように制御し、
前記第2のトナー供給動作は、前記トナー供給パターンである第1のトナー供給パターンとは異なる第2のトナー供給パターンを用いて実行されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第1のトナー供給パターンによって前記接触部に供給される、前記像担持体の表面に形成された第1のパターンに応じたトナー量は、前記像担持体の表面に形成された前記第2のトナー供給パターンによって前記接触部に供給されるトナー量よりも少ないことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記像担持体の表面に形成された前記第1のトナー供給パターンによって前記接触部に供給されるトナー量は、前記像担持体の表面に形成された前記第2のトナー供給パターンによって前記接触部に供給されるトナー量よりも少ないことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記第1パターンの前記像担持体の回転軸線方向の長さは、前記画像形成動作において画像形成可能な長さであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真画像形成方式を用いたプリンタ等の画像形成装置において、プロセスカートリッジが着脱可能な構成がある。プロセスカートリッジにおいて、像担持体(以下、感光体、ドラムと称す)上のトナー像が記録材に転写した後に残存する場合があり、残存トナーを除去する手段としてドラムの表面に対してクリーニング部材を当接させて除去する手段が知られている。クリーニング部材は、ウレタンゴム等から構成される弾性体と弾性体を支持する支持板金からなる構成が広く採用されている。
【0003】
ここで、新品のプロセスカートリッジはドラムとクリーニング部材との間に外添剤からなるクリーニング阻止層が形成されておらず、クリーニング性能が不安定な状態でもあるため、クリーニング不良画像が発生するという問題が生じることがあった。
【0004】
この課題に対し、特許文献1では、新品使用時にトナーを効率的にドラムに排出して、画像不良を抑制するトナー供給シーケンスが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-187707号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の構成の場合、以下のような課題があった。例えば、新品使用時の序盤はドラムの初期摩擦係数が高く、L/L(低温/低湿)環境(15℃/10%)などでトナー供給シーケンスのドラムの単位面積当たりのトナー供給量が多いと、トナーがクリーニング部材をすり抜けてしまうことがあった。その場合、クリーニング不良に伴う画像弊害が発生してしまう。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、本発明は上記の課題を鑑みてなされたものであり、回転可能な像担持体と、前記像担持体の表面を露光することによって前記像担持体の表面に静電潜像を形成する露光ユニットと、現像部において、前記像担持体の表面にトナーを供給して前記静電潜像をトナー像として現像する回転可能な現像剤担持体と、前記像担持体と接触して接触部を形成し、前記接触部において前記像担持体の表面に付着したトナーを除去するクリーニング部材と、前記像担持体と前記現像剤担持体と、を回転させ、前記露光ユニットを制御することによって、i)記録材に前記トナー像を形成する画像形成動作と、ii)前記画像形成動作とは異なる動作であって前記トナーを前記現像剤担持体から前記像担持体に移動させて前記接触部に供給するトナー供給動作と、を実行可能に制御する制御部と、を備えた画像形成装置において、前記像担持体と前記現像剤担持体と、が回転している状態で、前記現像部において前記現像剤担持体と対向する前記像担持体の領域を第1の領域、前記第1の領域と対向する前記現像剤担持体の領域が1周した後に前記現像部において前記現像剤担持体と対向する前記像担持体の領域を第2の領域、前記像担持体の回転方向における前記第1の領域と前記第2の領域との間の前記像担持体の領域を第3の領域と定義すると、前記制御部は、前記トナー供給動作を実行する場合において、前記第3の領域に、前記露光ユニットによって一部を露光する第1パターンと、一部を露光しない、もしくは前記第1パターンを露光する露光量よりも小さい露光量で露光する第2パターンと、から形成されるトナー供給パターンを形成するように制御し、前記トナー供給パターンは、前記回転方向における前記第1パターンの長さよりも前記第2パターンの長さの方が長くなるように構成され、前記第1パターンと前記第2パターンとが繰り返し形成されるように構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、クリーニング不良に伴う画像弊害の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1の画像形成装置の概略断面図である。
実施例1におけるプロセスカートリッジの概略断面図である。
実施例1の画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。
実施例1における感光体の粗面化処理後の表面図である。
実施例1における感光体の粗面化処理装置の概略図である。
実施例1におけるトナーの概略図である。
実施例1におけるフローチャートである。
実施例1~3におけるトナー供給パターンの説明図である。
実施例1における感光体表面の領域の定義図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の説明は例示であり、本発明をその内容に限定するものではない。また、以下の各図においては、実施例の説明に必要ではない構成要素については適宜記載を省略する。なお、便宜上、電圧や電位の大小(高低)は、特に別に言及しない場合、絶対値で比較した場合の大小(高低)をいうものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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