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公開番号2025059700
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023169950
出願日2023-09-29
発明の名称電子機器及び移動体
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 7/02 20210101AFI20250403BHJP(光学)
要約【課題】
太陽光等の影響によるピント位置のずれを抑制可能な電子機器を提供する。
【解決手段】
車載カメラなどの電子機器において、光学系を内部に保持し、前記光学系の光軸方向に延伸する本体部を有する鏡筒と、回転軸を中心に回転する回転体とを有し、前記回転体により排出された空気が前記本体部に吹き付けれられるようにすることで鏡筒の温度上昇を抑制可能とし、太陽光等の影響によるピント位置のずれを抑制可能としたことを特徴とする。
【選択図】 図5


特許請求の範囲【請求項1】
光学系を内部に保持し、前記光学系の光軸方向に延伸する本体部を有する鏡筒と、
回転軸を中心に回転する回転体とを有し、
前記回転体により排出された空気が前記本体部に吹き付けれられる
ことを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記回転体は前記光学系の前記光軸方向と交差する方向に延びる前記回転軸を中心に回転するよう配置され、
前記回転軸の方向において前記鏡筒と対面している
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記回転体と前記鏡筒の間に配置され、前記回転体から送られる流体を前記鏡筒の先端部周辺に吹き付けられるよう誘導する構造体を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記鏡筒の一部を収容する筐体を有し、前記筐体には前記鏡筒に吹き付けられた空気を流入させ、前記空気を前記筐体外へ排気するスリットを有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
熱源の付近の空気が、前記回転体により前記鏡筒に吹き付けられることを防止する構造体を有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記光学系を介して形成された光学像を撮像する撮像装置を有し、
前記撮像装置は車両の車室内に搭載され、車両周辺を撮像することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
前記車両のフロントガラスに接着可能なブラケットを更に備え、
前記光学系は、前記フロントガラスを介して、前記車両の前方を撮像する、
ことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
【請求項8】
前記撮像装置に配置した温度センサ、車室内外温度センサ、前記車両に配置した日射センサ、天候情報受信機、の少なくとも1つから取得した情報に基づき前記回転体の回転数を制御することを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
【請求項9】
前記光学系を介して被写体からの光を受光するセンサ部と、
前記センサ部からの信号に基づいて前記被写体までの距離を算出する算出部と、
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項10】
前記センサ部はデュアルピクセルCMOSAFイメージセンサを有することを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は電子機器及び移動体に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年自動車の自動運転や車両周辺の監視を目的に車両に取り付けられる車載用カメラが普及している。特にフロントガラスの車内側に取り付けられる前方監視カメラは前方の衝突の危険性がある人物や車両を認識するために用いられる。
【0003】
又、このような前方認識カメラは、車両の自動ブレーキ操作を指示する衝突防止機能、左右の白線を認識し車両が車線中央を維持しながら走行するようステアリング操作を指示する車線維持機能などに用いられる。
【0004】
しかし、このような前方認識カメラはフロントガラスに取り付けられるため、太陽光の影響を受けやすい。特に夏季、強い太陽光がフロントガラスを透過し、カメラのレンズユニットに当たることで加熱され、レンズユニットの熱膨張や光学特性の変化によりピント位置がずれてしまう。これにより物体認識が正常に行われず、車両操作が正常に行われない場合がある。
【0005】
特許文献1にはカメラの画像処理部に設けられた温度センサの測定値と車両周囲の日射状態を示す指標に基づきレンズ温度を推定し、電源制御を行うことでピント位置のずれが生じないようレンズユニット温度を制御する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6877604号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記特許文献1では、電源制御によりレンズ温度を制御している。そのため多くの消費電力を要する処理が必要な状態においては、レンズユニット温度を低下させるために十分な電力供給できずカメラ性能が低下する場合があり、ピント位置のずれを低減させる手法としては改善の余地がある。
【0008】
本発明は上記の事由に鑑みなされ、太陽光等の影響によるピント位置のずれを抑制可能な電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の1側面に係る電子機器は、
光学系を内部に保持し、前記光学系の光軸方向に延伸する本体部を有する鏡筒と、
回転軸を中心に回転する回転体とを有し、
前記回転体により排出された空気が前記本体部に吹き付けれられる
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、太陽光等の影響によるピント位置のずれを抑制可能な電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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